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『堺研究』41号を発行しました

更新日:2019年5月7日

 『堺研究』41号を発行しました。

掲載論文は3本です。
★『17世紀中後期堺奉行の寺社統制と寺僧』(和泉市教育委員会文化財振興課 山下聡一)
覚応寺に伝わり『堺市史史料』に所収されている江戸時代初めの文書から、奉行が発し寺社が受け取った「触書」について考察をしていただきました。17世紀の堺の寺社制度について一端が分かります。

★『堺版教科書の基礎的研究(一) -書状・書式の文例集を中心に-』(びわこ学院大学教育福祉学部准教授 和田充弘)
中央図書館で所蔵している「堺版教科書」について、概要や作者について紹介していただきました。「堺版教科書」については、存在が知られているものの研究がほとんど行われておらず、今回がその端緒となります。

★史料紹介「堺御奉行御在勤之控(写)」(大阪府立大学准教授 岡田光代)
平成30年に新たに寄贈されました。幕末頃の文書で、歴代の堺奉行を紹介しています。一方で文中に当時見られたほうき星が図とともに出現するところがユニーク。

 

市立図書館で貸出可能なほか、市立中央図書館および市役所市政情報センターで販売しています。
『堺研究』41号 ¥660-

堺市立中央図書館の発行する学術雑誌『堺研究』は、昭和41年(1966)に「郷土の歴史を研究する人々に、いささかなりとも寄与するところあればと、本館に所蔵する資料のうちから価値の高いものの紹介と、郷土に関する論説の場として」(第1号はしがき)創刊されたものです。第40号には第1号からの総目次も掲載いたしました。
 バックナンバーは全号市立図書館で貸出可能です。また、33号以降は残部がありますので、市立中央図書館でご購入いただけます。

このページの作成担当

教育委員会事務局 中央図書館 総務課

電話番号:072-244-3811

ファクス:072-244-3321

〒590-0801 堺市堺区大仙中町18-1

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