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図書資料の寄贈に対する感謝状を贈呈しました(平成30年2月2日)

更新日:2018年2月8日

 堺親善大使である講談師 旭堂 南陵 様より、下記のとおり、図書を寄贈いただきました。
 そのご芳志に対しまして感謝の意を表するため、竹山市長から感謝状を贈呈しました。
 旭堂 南陵 様は、「戦後初の芥川賞受賞作家である由起しげ子氏は、私自身、泉陽高校の同窓生として知らなかったこともあり、今後、収集した図書を通して、小説家 由起 しげ子氏の存在を、広く堺市民に知ってもらいたい。」と述べました。
 それに対し、竹山市長は、「いただいた図書等は貴重な資料なので、図書館でしっかり管理し、資料を展示等で公開し市民の利用に供したい。」と述べられました。

寄贈図書

堺市出身の小説家、由起しげ子氏の直筆原稿や著書等 

旭堂 南陵(プロフィール)

1949年堺市生まれ。1968年近畿大学入学と同時に旭堂南陵に師事。1972年「旭堂南右」の芸名を貰い、コマモダン寄席よりデビュー。1973年大阪府立大学大学院修士課程修了、農学修士取得。1978年「旭堂小南陵」襲名、真打ち昇進。1998年秋~1999年春NHK連続ドラマ「やんちゃくれ」で講談師役を好演。2001年文化庁芸術祭優秀賞受賞、2004年大阪文化祭賞グランプリ受賞、2006年に「旭堂 南陵」を襲名。2011年大阪芸術大学博士号取得、寄席芸人初の学術博士・大阪芸術大学客員教授。文化庁芸術祭大賞受賞。
(2012年9月26日に堺親善大使を委嘱) 

由起しげ子(プロフィール)

小説家。明治35年12月2日堺市生まれ。本名=新飼志げ。 昭和44年12月30日に没する。  昭和24年に「本の話」で芥川賞(第21回)、昭和37年に「沢夫人の貞節」で小説新潮賞(第8回)を受賞。
神戸女学院音楽科在学中、個人的に山田耕筰に作曲を学ぶ。大正14年画家・伊原宇三郎と結婚し、15年に渡仏し3年間滞在、その間マルグリット・ロンにピアノを習う。    
昭和20年夫と離婚後、文学に転じ、24年「本の話」を発表し、戦後最初の芥川賞を受賞。以後、「告別」「漁火」「女中ッ子」「沢夫人の貞節」などの作品がある。
※出典/新訂 作家・小説家人名事典 2002年10月発行 編集・発行/日外アソシエーツ株式会社 

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