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Q2.2歳ですが、何かが欲しい時などに奇声を発することがあり、叱ってもやめません。周りに迷惑なのでやめさせたいのですが。(2歳 男児)

更新日:2015年1月8日

A2:

 言葉をまだ上手く使うことができない頃のお子さんは、自分の要求が上手く伝わらない時に、言葉の代わりに奇声を発することがあります。自分の思いが上手く伝わらない、もどかしい思いを表現しているのかもしれません。
 そのような時には、「○○がしたかったんだね」とお子さんの気持ちに寄り添いながら、「『○○して』って言ったらいいよ」と、言葉でどのように伝えたらよいのか、大人が上手な言い方の見本を聞かせてあげると良いでしょう。また、落ち着いているときに、「『ちょうだい』って言ってごらん」と、大人が上手な言い方のヒントを伝えて、お子さんに実際に真似して言ってもらいましょう。上手に言えた時に大人がしっかりほめて、お子さんが成功体験を積んでいくと、同じような状況で、言葉で上手に言えることが増えていくでしょう。

 奇声という行動だけを見て、やめさせようとするのではなく、どのようにしたら、相手に気持ちを伝えられるか、示していけると良いですね。

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