2024年　第7週(令和6年2月12日から令和6年2月18日)：大阪府

更新日：2024年2月22日

報告定点数
小児科定点（198）　　インフルエンザ定点（307）　　新型コロナウイルス感染症定点（307）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症今後の動向に注意」

　第7週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,090例であり、前週比20.5%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.87、2.87、0.54、0.42、0.38である。
　感染性胃腸炎は前週比19%減の1,163例で、南河内9.31、三島7.71、北河内7.12、中河内7.05、堺市6.53であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は33%減の569例で、北河内4.08、大阪市西部3.90、南河内3.88である。
　手足口病は29%増の107例で、泉州1.57、中河内1.00、大阪市南部0.72であった。
　咽頭結膜熱は18%減の84例で、北河内1.00、泉州・大阪市北部0.57である。
　RSウイルス感染症は10%増の75例で、堺市0.95、北河内0.60、南河内0.50であった。
　
　インフルエンザは28%減の6,574例で、定点あたり報告数は21.41である。大阪市西部37.00、南河内31.92、大阪市北部25.80、北河内24.20、堺市23.83であった。全ブロックで減少した。
　
　新型コロナウイルス感染症は18％減の1,958例で定点あたり報告数は6.38である。南河内9.17、北河内7.20、大阪市南部6.67、堺市6.62、泉州6.59であった。2週連続で減少した。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第7週(令和6年2月12日から令和6年2月18日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	496	393	992	717	766	691	659	516	555	297	492	6574
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	208	134	295	149	220	192	224	125	89	142	180	1958
小児科	RSウイルス感染症	5	4	15	2	8	18	6	5	4	3	5	75
	咽頭結膜熱	10	4	25	1	8	4	12	8	1	6	5	84
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	40	24	102	51	62	64	61	40	39	33	53	569
	感染性胃腸炎	101	131	178	141	149	124	90	83	34	24	108	1163
	水痘	3	5	0	4	2	0	2	1	0	0	1	18
	手足口病	5	9	3	20	3	6	33	7	6	2	13	107
	伝染性紅斑	0	0	0	1	0	0	0	1	0	0	1	3
	突発性発しん	4	2	2	12	8	2	1	3	2	0	3	39
	ヘルパンギーナ	1	0	1	2	0	3	3	0	0	0	4	14
	流行性耳下腺炎	1	0	2	0	0	1	1	1	0	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	2	1	0	2	1	0	2	2	0	2	0	12
合計		172	180	328	236	241	222	211	151	86	70	193	2090
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	1				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	1	0	1				2
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0