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2024年 第3週(令和6年1月15日から令和6年1月21日):大阪府

更新日:2024年1月26日

報告定点数
小児科定点(197)  インフルエンザ定点(306)  新型コロナウイルス感染症定点(306)  眼科定点(52)  基幹定点(17)

今週のトピックス

インフルエンザ 増加続く」

 第3週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,470例であり、前週比39.5%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ7.25、3.63、0.60、0.42、0.38である。
 感染性胃腸炎は前週比56%増の1,428例で、南河内12.56、大阪市北部8.86、堺市8.26、中河内8.05、大阪市南部7.78であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は40%増の715例で、大阪市南部5.61、北河内4.44、大阪市西部4.30である。
 咽頭結膜熱は33%減の118例で、南河内1.06、北河内1.00、堺市0.68であった。
 手足口病は71%増の82例で、南河内0.88、中河内0.75、泉州0.67である。
 流行性角結膜炎は17%減の20例で、泉州1.00、中河内0.80、北河内・大阪市西部・大阪市東部0.50であった。
 インフルエンザは59%増の5,884例で、定点あたり報告数は19.23である。南河内29.83、泉州28.09、堺市25.59、大阪市西部21.73、大阪市北部21.40であった。年齢分布では、14歳以下が全体の74%を占めており、昨週の割合59%からさらに高率となっている。先週に引き続き、B型が検出されている。
 新型コロナウイルス感染症は29%増の2,436例で、定点あたり報告数は7.96と10週連続して増加していた。堺市11.24、南河内10.00、泉州9.29、北河内8.05、大阪市北部7.65である。2024年第1週以降、入院サーベイランスにおける基幹定点医療機関からの報告数は324人で、そのうち70歳以上が69%を占めている。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2024年 第3週(令和6年1月15日から令和6年1月21日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 393 287 772 580 716 742 955 428 326 260 425 5884
新型コロナウイルス感染症 255 159 330 235 240 326 316 153 83 144 195 2436
小児科 RSウイルス感染症 1 0 3 4 1 2 4 6 4 1 3 29
咽頭結膜熱 13 5 25 13 17 13 13 4 2 6 7 118
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
55 40 111 57 63 70 88 28 43 59 101 715
感染性胃腸炎 120 95 181 161 201 157 147 124 64 38 140 1428
水痘 1 5 5 1 2 1 8 3 1 3 1 31
手足口病 4 1 11 15 14 7 14 7 3 2 4 82
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
突発性発しん 2 0 3 6 6 3 4 5 1 0 2 32
ヘルパンギーナ 0 1 2 0 0 0 5 0 0 0 1 9
流行性耳下腺炎 0 1 0 3 0 0 1 0 0 0 0 5
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
流行性角結膜炎 0 1 3 4 1 1 6 0 1 3 0 20
合計 196 149 345 264 305 254 290 177 119 112 259 2470
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 1 0 0 1
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 1 0 0 1

大阪府内推移グラフ(インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症)

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