2024年　第13週(令和6年3月25日から令和6年3月31日)：大阪府

更新日：2024年4月4日

報告定点数
小児科定点（198）　　インフルエンザ定点（307）　　新型コロナウイルス感染症定点（307）　　眼科定点（51）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 8週連続で増加」

　第13週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,206例であり、前週比3.4%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.69、2.63、2.53、0.55、0.43である。
　感染性胃腸炎は前週比8%減の928例で、南河内6.75、大阪市北部5.57、北河内5.44、中河内5.35、三島5.18であった。
　RSウイルス感染症は18%増の520例で、大阪市北部5.36、南河内3.56、北河内3.52である。10ブロックで増加していた。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は18%減の501例で、北河内3.92、大阪市南部3.50、南河内3.06であった。
　手足口病は58%増の109例で、大阪市南部1.11、泉州1.00、中河内0.65である。
　流行性角結膜炎は22%増の22例で、南河内1.25、大阪市東部1.17、豊能0.75であった。
　
　インフルエンザは19%減の1,254例で、定点あたり報告数は4.08である。堺市5.21、大阪市西部5.13、南河内4.96、三島4.78、北河内4.71であり、8週連続で減少している。
　
　新型コロナウイルス感染症は5例増加の1,106例で、定点あたり報告数は3.60であった。北河内4.61、大阪市南部4.00、堺市3.97、大阪市北部3.95、南河内3.92であり、第12週まで7週続いていた減少が止まった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第13週(令和6年3月25日から令和6年3月31日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	165	129	193	116	119	151	108	71	77	45	80	1254
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	130	101	189	74	94	115	102	79	45	69	108	1106
小児科	RSウイルス感染症	18	26	88	60	57	61	40	75	34	27	34	520
	咽頭結膜熱	7	1	10	5	5	0	5	8	1	10	1	53
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	37	21	98	45	49	53	63	25	17	30	63	501
	感染性胃腸炎	87	88	136	107	108	68	107	78	38	23	88	928
	水痘	5	2	3	4	1	2	6	2	0	0	2	27
	手足口病	9	3	4	13	10	12	21	7	4	6	20	109
	伝染性紅斑	0	1	1	0	2	0	3	0	0	0	0	7
	突発性発しん	3	3	6	3	0	1	5	2	1	0	7	31
	ヘルパンギーナ	3	1	0	0	0	0	0	0	1	0	1	6
	流行性耳下腺炎	0	0	0	0	0	0	1	1	0	0	0	2
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	3	1	0	0	5	1	0	3	0	7	2	22
合計		172	147	346	237	237	198	251	201	96	103	218	2206
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	3	0	0	1	0	1	2				7
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	1	0	0	1				2