2024年　第11週(令和6年3月11日から令和6年3月17日)：大阪府

更新日：2024年3月21日

報告定点数
小児科定点（198）　　インフルエンザ定点（307）　　新型コロナウイルス感染症定点（307）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症引き続き増加」

　第11週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,474例であり、前週比0.6%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.05、3.32、1.84、0.53、0.36である。
　感染性胃腸炎は前週比3%減の1,197例で、三島8.18、中河内8.05、南河内7.38、北河内7.04、泉州6.57であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は7%減の658例で、堺市6.05、大阪市南部4.33、北河内4.04である。
　RSウイルス感染症は19%増の365例で、大阪市北部3.14、北河内2.80、堺市2.53であった。6週連続で増加しており、8ブロックで前週を上回った。
　手足口病は22%増の104例で、泉州1.76、中河内0.75、堺市0.63である。
　咽頭結膜熱は12%減の72例で、泉州0.67、南河内0.63、豊能0.57であった。
　
　インフルエンザは18%減の2,010例で、定点あたり報告数は6.55である。大阪市西部9.33、南河内8.71、堺市8.31、中河内7.26、三島7.07であり、6週連続で減少している。
　
　新型コロナウイルス感染症は11%減の1,181例で、定点当たり報告数は3.85であった。堺市5.07、大阪市東部5.05、南河内4.58、泉州4.50、大阪市北部4.10であり、6週連続で減少している。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第11週(令和6年3月11日から令和6年3月17日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	213	191	272	225	209	241	152	132	140	69	166	2010
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	133	63	142	95	110	147	153	82	54	111	91	1181
小児科	RSウイルス感染症	17	19	70	37	33	48	34	44	18	23	22	365
	咽頭結膜熱	13	3	7	8	10	1	14	6	2	6	2	72
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	56	29	101	62	47	115	74	34	17	45	78	658
	感染性胃腸炎	104	139	176	161	118	89	138	77	50	27	118	1197
	水痘	6	2	0	1	4	4	0	0	1	0	0	18
	手足口病	5	6	3	15	4	12	37	3	4	5	10	104
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
	突発性発しん	5	5	6	6	2	3	1	7	0	1	1	37
	ヘルパンギーナ	1	1	1	1	1	0	0	0	0	0	3	8
	流行性耳下腺炎	0	1	0	0	0	2	1	0	0	0	0	4
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	1	0	2	1	1	1	1	0	1	2	0	10
合計		208	205	366	292	220	275	300	172	93	109	234	2474
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	2	0	0	1	3	1	0				7
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	1	0	0	0				1