2019年　第41週(令和元年10月7日から令和元年10月13日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　引き続き昨年同時期より高いレベル」

　第41週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,333例であり、前週比2.6%増であった。定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.58、3.37、1.81、0.91、0.66であった。
　RSウイルス感染症は前週比1%増の702例で、大阪市北部6.15、南河内5.81、北河内5.59、大阪市西部4.67、大阪市南部3.89であり、引き続き昨年同時期より高い報告数であり注意が必要である。
　感染性胃腸炎は前週比3%増の661例で、南河内5.44、大阪市北部4.69、大阪市西部4.33であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比23%増の354例で、北河内3.07、南河内2.63、中河内2.25である。
　手足口病は前週比11%増の179例で、南河内3.25、大阪市北部1.15、三島1.12であった。
　伝染性紅斑は前週比15%減の129例で、泉州1.15、南河内0.94、堺市0.84である。
　インフルエンザは30%減の65例で、定点あたり報告数は0.22であった。大阪市西部0.64、南河内0.54、大阪市北部0.53、北河内0.29、豊能0.24である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第41週(令和元年10月7日から令和元年10月13日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	8	3	12	2	13	3	2	10	9	1	2	65
小児科	RSウイルス感染症	57	44	151	45	93	57	36	80	42	27	70	702
	咽頭結膜熱	7	8	8	4	10	2	8	6	1	1	13	68
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	26	14	83	45	42	36	27	10	7	29	35	354
	感染性胃腸炎	73	56	65	81	87	38	76	61	39	30	55	661
	水痘	5	2	9	5	6	2	4	4	4	1	4	46
	手足口病	23	19	25	11	52	5	8	15	6	6	9	179
	伝染性紅斑	11	3	18	12	15	16	23	10	1	10	10	129
	突発性発しん	9	5	12	8	7	2	4	11	3	5	4	70
	ヘルパンギーナ	16	8	25	5	5	3	8	11	6	1	4	92
	流行性耳下腺炎	4	3	3	1	1	2	2	1	1	2	1	21
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1
	流行性角結膜炎	0	0	1	1	0	2	1	0	1	3	1	10
合計		231	162	400	218	318	165	197	209	112	115	206	2333
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	1	1	0	0	0	0	0				2
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0