骨髄移植の普及促進の為に寄附金を募集しています
更新日:2024年2月20日
堺市では、骨髄移植を必要とする白血病等の患者を一人でも多く救うために、ドナーが骨髄を提供しやすくなるよう、ふるさと納税による寄附金を活用し、骨髄提供にかかる通院、入院の日数に応じて助成金を交付する「骨髄ドナー支援事業」の実施をはじめ、ドナー登録会の実施など骨髄移植の普及促進に取り組んでいます。
骨髄移植を必要とする全国の患者さんの力となるよう、堺市の取組にご支援をお願いいたします。
寄附金の使い道
皆様から頂いたご寄附は、ドナーが安心して骨髄を提供しやすい環境の整備や、骨髄移植について理解を深めていただくための取組みに活用させていただきます。
(1) 骨髄ドナー支援事業
ドナーが骨髄を提供しやすい環境を整え、骨髄移植の普及を図ることを目的に実施。
〇 支援対象
・ 1年以内に日本骨髄バンクを通して骨髄提供した方で、提供日時点で堺市在住の方
・ 同種同類の助成等を受けていない方
・ ドナー休暇制度のある企業・団体などに勤務していない方
〇 支援金額
・ 通院 1日あたり5,000円
・ 入院 1日あたり20,000円 ※ 上限 140,000円
(2) 普及啓発事業
普及促進イベント(講演会の開催、学生等との勉強会など)等、骨髄移植についての理解を深めていただくための取組みを推進。(特に若年層への普及啓発を推進)
白血病等の治療が困難な患者さんの希望を未来につなげる骨髄移植
骨髄は、骨の内部に存在するスポンジ状の組織で、その中に多くの造血幹細胞(白血球・赤血球・血小板のもとになる細胞)が含まれています。
骨髄移植は、ドナーに全身麻酔をして注射器で骨髄液を吸引し、採取した骨髄液を患者の静脈へ点滴で注入する治療法です。(※末梢血幹細胞採取(血液から)も可)
日本では、毎年約数万人が白血病など血液疾患の病気と診断され、そのうち日本骨髄バンクを介して骨髄等の移植を必要としている患者は、毎年2000人以上います。
日本の骨髄ドナー登録者は55万人を超えていますが、骨髄移植には患者とドナーのHLA型(白血球の型)の適合が必要であり、その適合率は、兄弟姉妹間では4分の1、親子ではまれにしか一致せず、非血縁者(他人)間では数百~数万分の1という確率となっています。
骨髄移植(左)と骨髄移植(右)
骨髄移植を必要とする全ての人が移植を受けることができるように
1人でも多くの命を救うために骨髄移植を必要とするすべての人が移植を受けることができるようになるには、以下が重要と考えています。
(1) 骨髄移植への理解を進めること
(2) ドナー登録者を増やすこと
(3) 骨髄を提供しやすい環境を整えること
堺市では、骨髄移植についての理解を深めるため、学生との学習会や映画上映会、語り部講演会など様々な普及啓発イベントの場を通して骨髄移植の普及促進に取組んできました。
また、NPO法人関西骨髄バンク推進協会や大阪府赤十字血液センターと連携し、ドナー登録者の増加を図るため、「献血併行型ドナー登録会」(献血会場でのドナー登録)の開催や、ドナーへの入院・通院費を支援する取組みを実施しています。
1人でも多くの命を救うため
骨髄移植についての取組み
令和5年10月1日には、「骨髄移植について理解を深める医療講演会」を開催し、移植を受けたご本人やご家族からの話、ドナーからの骨髄提供の体験談、医師による骨髄移植の実情等について講演していただきました。
骨髄ドナー支援事業について
対象者
次のすべてに該当する方
(1) 1年以内に日本骨髄バンクを介して骨髄等を提供した方のうち、提供日時点で堺市に住所を有している方
(2) ほかの自治体等が実施する同種同類の奨励金等を受けていない方
(3) ドナー休暇制度を有する企業・団体等に属していない方
支援金額
通院 1日あたり5千円、 入院 1日あたり2万円 ※上限額 14万円
申請方法
支援金交付を受ける方は、骨髄等を提供した日から1年以内に堺市骨髄ドナー支援金交付申請書兼請求書(様式第1号)に下記書類1から3を添えて保健医療課へ提出してください。
(1) 骨髄バンクが発行する骨髄等の提供が完了したことを証する書類
(2) 骨髄等の提供に係る通院(面談を含む。)または入院をした日が分かる書類
(3) その他市長が必要と認める書類
ドナー支援金交付申請書兼請求書(様式第1号)【word】(ワード:19KB)
ドナー支援金交付申請書兼請求書(様式第1号)【pdf】(PDF:99KB)
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です。(一定の上限があります)。制度などの詳細は、以下のリンクをご参照ください。
※ 関連リンク「ふるさと納税制度」の紹介ページ
寄附金の返礼品について
- 堺市在住の方
国によるふるさと納税制度の改正により、堺市からの返礼品を受けることができなくなりました。ただし、確定申告やワンストップ特例制度の申請を行っていただくことで、これまで同様に寄附金税額控除の適用を受けることはできます。
- 市外在住の方
個人でご寄附いただくと、ふるさと納税の金額の範囲内で返礼品をお選びいただけます。
返礼品の選び方
ふるさと納税の金額の範囲内で返礼品をお選びいただけます。
5千円以上の寄附をしていただいた堺市外の個人の方に対し、返礼品を進呈いたします。返礼品は、寄附額5千円単位でご用意しています。
1万円以上のご寄附の場合は複数の返礼品をお選びいただくことも可能です。
(選択例)※下記はあくまでも一例です。
1万円ご寄附された方…「5千円の返礼品×2個」もしくは「1万円の返礼品×1個」
10万円ご寄附された方…「1万円の返礼品×10個」「2万円の返礼品×5個」「10万円の返礼品×1個」など
その他注意事項
返礼品は、市外在住の個人寄附の方限定です。
返礼品は、入金後の発送となります。お届けまでに約1カ月から2カ月程度要する場合があります。
寄附の方法
寄附にあたっては、『クレジットカード・マルチペイメント・コンビニ支払い等』 『銀行振込』 『現金書留』 のいずれかの方法がお選びいただけます。
クレジットカード・マルチペイメント・コンビニ支払い等
ご注意『寄附金の使い道を選択』について
- ふるさとチョイスサイト内の『使い道』頁の画面で、『その他の使い道』を選んでください。
- 次へ進むをチェックすると、アンケートフォームへ進みますので、『特定の事業・目的への寄附金の場合は、記載してください。』について『骨髄移植普及促進への支援』と入力してください。
クレジットカードのご利用について
- クレジットカードのご利用は、インターネットからのお手続きのみとなります。市役所や金融機関などの窓口でご提示いただいても取扱いできません。
寄附申込書の提出(銀行振込、現金書留のみ)
- 銀行振込、現金書留の場合は、寄附申込書をダウンロードいただき、必要事項を記入の上、郵送またはファックスで下記担当窓口(保健医療課)までご提出ください。
※寄附申込書は、堺市在住・返礼品を希望されない方と、堺市外在住の方で異なります。
骨髄移植普及促進寄附申込書(堺市在住・返礼品を希望されない方)(ワード:30KB)
骨髄移植普及促進寄附申込書(堺市在住・返礼品を希望されない方)(PDF:405KB)
骨髄移植普及促進寄附申込書(堺市外在住の方)(ワード:35KB)
骨髄移植普及促進寄附申込書(堺市外在住の方)(PDF:443KB)
銀行振込
- 専用の納付書をお送りしますので、お近くの金融機関でお支払いください(手数料は不要)。
- 納付書の送付には1~2週間程度を要します。
- 入金後、金融機関より返却された「納付書・払込書(ご本人様控え)」が受領証明書となります。
※「受領証明書」は、確定申告を行う際に必要ですので、大切に保管して下さい。
- 以下の金融機関の本店(所)及び支店(所)でお支払できます。
堺市公金取り扱い金融機関 | ||||
---|---|---|---|---|
尼崎信用金庫 | 阿波銀行 | 池田泉州銀行 | 伊予銀行 | 永和信用金庫 |
大阪厚生信用金庫 | 大阪シティ信用金庫 | 大阪商工信用金庫 | 大阪信用金庫 | 大阪南農業協同組合 |
関西みらい銀行 | 紀陽銀行 | 京都銀行 | 近畿産業信用組合 | 近畿労働金庫 |
堺市農業協同組合 | 商工組合中央金庫 | 成協信用組合 | 三十三銀行 | 大同信用組合 |
徳島大正銀行 | 南都銀行 | のぞみ信用組合 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 |
三菱UFJ銀行 | ミレ信用組合 | りそな銀行 |
※ゆうちょ銀行の直営店及び郵便局では取り扱いがありませんのでご注意ください。
現金書留
- 下記担当窓口(保健医療課)に郵送してください。
- 『骨髄移植普及促進寄附申込書』を事前に送付せずに同封していただいても結構です。
- 現金書留の郵便料金は寄附者のご負担となります。
- 後日、堺市より「納付書・払込書(ご本人様控え)を受領証明書としてお送りします。
※「受領証明書」は、確定申告を行う際に必要ですので、大切に保管してください。
ふるさと納税をかたった寄附の強要や詐欺行為にご注意ください!
- 現金自動預け払い機(ATM)の操作を求めることはありません。
- 金融機関の口座を指定して振り込みを求めることはありません。
- フリーダイヤルの電話を設置していません。
このページの作成担当
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