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阪田三吉

更新日:2012年12月19日

※大見出しの「阪田三吉」の「吉」は機種依存文字の為、代用文字を使用しています。正しくは、吉の上辺は土です。
明治3年(1870年)から昭和21年(1946年)

▲写真提供:舳松人権歴史館

反骨の精神で一時代を築いた名人

大鳥郡舳松村(現在の協和町)に生まれ、幼少期から路地裏で大人が指す将棋を見て覚えたさんきちは、自由な発想で常に可能性を広げていく定跡にとらわれない将棋で、驚異的な強さを発揮しました。実力社会といわれた将棋界で大成し、好敵手関根金次郎と一時代を築きました。
昭和30年(1955年)には、日本将棋連盟から名人位と王将位が追贈されました。さんきちが愛用の将棋盤のふたに書いた「馬」の文字は、いななくような躍動感にあふれています。

「泣き銀の一局」を表したもの

さんきちゆかりの将棋の品一式で
「泣き銀の一局」を表したもの
(舳松人権歴史館蔵)

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