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堺市
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伸庵

更新日:2012年12月19日

登録区分
登録有形文化財

説明

 伸庵(しんあん)は、昭和4年に当代の数寄者川辺太郎が仰木魯堂(おおぎろどう)に設計を依頼し、東京都港区芝の邸内に建てられました。魯堂は、明治から昭和にかけて、数寄屋建築の世界で大変活躍した人物です。
 一部を2階建とする桟瓦葺(さんがわらぶき)の建物で、中庭を囲み、玄関・広間・茶室・座敷等が配置されています。各室の柱間寸法の決め方や畳の寸法は、江戸間(1間を6尺とする柱割)や京間(6尺3寸の畳割)、中京間(6尺の畳割)を組み合わせた特色ある間取りです。また面皮材や丸太材、角材の柱材も適所に用いる工夫が見られます。

 茶室は伝統的な平三畳台目の形式を踏襲しながらも、貴人口を併用することによる客座の開放感等、近代らしい空間が作られています。

 建物はその後福助株式会社の辻本氏に渡り、昭和55年堺市博物館庭園内に移築されました。

 内部には、気軽に楽しめる立礼でのお茶席も設けられていますので、ぜひお立ち寄り下さい。

登録有形文化財 黄梅庵のページへ

堺市茶室「伸庵」「黄梅庵」のページへ

平三畳台目(ひらさんじょうだいめ)

 本畳3枚と台目畳(本畳の4分の3のサイズ)1枚で構成された茶室。三畳台目のうち、入口が平面の長手にあるものを、平三畳台目という。

貴人口(きにんぐち)

 にじり口のように腰をかがめず、立ったままの姿勢で出入りできる口のこと

所在地

 堺市堺区百舌鳥夕雲(もずせきうん)町2丁 大仙公園内
 地図情報は「堺市e-地図帳(外部リンク)」をご覧ください。

構造

 木造2階建 瓦葺 建築面積288平方メートル

登録年月日

 平成15年1月31日

このページの作成担当

文化観光局 文化部 文化財課
電話:072-228-7198 ファックス:072-228-7228
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階
(文化財課分室)〒590-0156 堺市南区稲葉1丁3142

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