路上喫煙等マナー向上をめざすプロジェクトを開始します

　堺市と近畿大学は、中百舌鳥駅周辺において、アートやデザインの力で喫煙マナーの向上をめざすプロジェクトをスタートします。

　中百舌鳥駅周辺地域は、本市が 路上喫煙等マナー向上重点啓発区域に指定していますが、喫煙所外でのはみ出し喫煙やポイ捨てが見られ、喫煙者の喫煙マナーの向上が課題となっています。　

　このプロジェクトでは、近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科教授 森口ゆたかゼミの学生がデザインを手がけた壁紙や床シートを喫煙所内外に設置します。
　喫煙所内のスペースをより広く感じてもらう手法として車窓のデザインを採用し、また、花菖蒲をデザインした床シートを設置することで、花を踏みにくいという心理的な効果を生み出し、喫煙者を喫煙所内に誘導することが、今回のデザインの狙いとなっています。また、駅の周辺10カ所に学生がデザインした路面シートを設置します。

　あわせて、学生が11月14日（日曜）に開催される地域イベント『なかもずフェスティバル2021』に参加し、地域住民及び駅利用者へ取組内容を広く発信することで、マナー啓発を実施します。

　このプロジェクトを通して、喫煙者に路上喫煙等マナー向上重点啓発区域について知っていただき、喫煙マナーの向上をめざします。

（イメージ）