10 市政トピックス 広報さかい 令和6(2024)年6月1日 ◯私たちの生活に欠かせない水 私たちは当たり前のように、蛇口から出る安全な水を飲み、お風呂や洗濯、トイレを使い清潔に過ごしています。 水問題の解決は、達成すべき世界共通のゴールとして、SDGsの目標に掲げられています(目標6・安全な水とトイレを世界中に)。 問 経営企画室(☎250-9208 ℻250-6600) SDGsとは 私たちが安定して暮らすために、2030年までに達成すべき17の目標です。 「安全な水」を通して 健康と暮らしを守っています 安全な水を休みなく供給し、家庭などで使用して汚れた水は水再生センターできれいにし、川や海に戻しています。川や海に戻った水は蒸発して雲になり、雨が地上に降り川に流れ、浄水場で水道水に生まれ変わります。 水は常に同じ場所になく、循環でつながっています。 下水をきれいに処理(水再生センター) 水道水の検査(配水管理センター) 6月1~7日は水道週間 水を大切に 私たちができること ◎家庭で ・紙で油を拭き取ってから食器を洗う ・排水口に水切りネットをつけて調理 くずを流さない ・風呂の残り湯を洗濯などに利用する ◎屋外で ・川や湖、道路にごみや 食べ残しを捨てない ・側溝の土や落ち葉を こまめに掃除する 水道週間の 取組はこちら QR ◯消防職員による高齢者防火訪問 こんろ・たばこ・電気火災などの住宅火災対策や、住宅火災警報器の設置・管理などについてお伝えします。 問 予防査察課(☎238-6005 ℻228-8161) 対象 令和6年3月31日において、75歳以上の高齢の方    のみの世帯で、75・79・83・87・91・95歳と    99歳以上の方がお住まいの世帯 期間 6月~来年3月 ●訪問時は、必ず消防手帳などの身分証明証を携帯しています。 ●不在時は、住宅防火のチェック表やチラシをポストへ投函します。 ! 少しでもおかしいと思う電話や訪問があった時は、個人情報を話したり署名したりしないようにしましょう。 家族の見守りも大切な防火対策 間違った使い方していませんか? 左の例は実際にあったことです。家族皆で気をつけることで大半の火災は防ぐことができます。 今一度、火災予防について話し合ってみませんか。 電気ケトルや電気炊飯器、 カップ麺を直火にかけてしまった… 健康メモ 尿検査について 尿は、腎臓で血液から不要な物質を濾過(ろか)して作られます。 通常は、不要な成分と水分が尿を通じて体外に排泄されますが、さまざまな原因でそれ以外のものが尿中に排出されます。 尿検査ではこれらの異常をチェックします。 尿検査の代表的な項目には尿蛋白(たんぱく)、尿潜血(せんけつ)、尿糖および尿沈渣(ちんさ)などがあります。 尿蛋白 腎機能が低下すると体にとって必要な蛋白が腎臓から漏れ出てきます。 尿潜血 尿路結石、膀胱(ぼうこう)炎、腎炎などで陽性となります。 尿糖 血液中の糖濃度がある値(おおよそで160~180mg/dL)を超えると再吸収しきれなくなり尿中に糖が漏れ出てきます。 尿沈渣 尿中に存在する物質の凝集が尿沈渣です。さまざまな物質があり、その種類によってどのような疾患に由来する物であるかを判断します。 尿検査は低侵襲で簡便である反面、過労や過度の運動など体調の影響を受けやすい検査でもあります。また自覚症状がなくとも、腎臓病や腎臓の障害などの場合もあります。尿潜血などが繰り返し陽性の場合や、健診などで「要精密検査」と判定された場合は、自己判断せずに泌尿器科やかかりつけ医を受診し、病気が隠れていないか調べることをおすすめします。 過去の掲載分は堺市医師会ホームページ(QRコード)参照 QR 【堺市医師会】