2 3 G7大阪・堺貿易大臣会合 広報さかい 令和5(2023)年12月1日 ------------------------------------------------------------------------------------------- 堺の魅力を世界に発信 堺市内では歓迎行事が行われました。仁徳天皇陵拝所で記念撮影を行ったあと、ホテル アゴーラ リージェンシー 大阪堺で歓迎レセプションを開催。また、本体会合が行われた府立国際会議場に大阪・堺のPRゾーンを設置。地元産品や歴史文化など、堺の魅力を世界にPRしました。 ↑堺出身の四代田辺竹雲斎さんによる  竹工芸を展示 ↑各国・機関の代表者を大仙小学校の児童がお出迎え 歓迎行事 ↑北戸川ふとん太鼓会による実演 堺打刃物を使った 調理の実演→ ↑永藤市長が堺の産業や 茶の湯文化をPR ↑喜多俊之さんの作品「二畳結界」にて、武者小路千家による茶の湯の実演 堺の魅力を詰め込んだ記念品 各国・機関の代表者に、堺を感じられる記念品として、注染の生地で包装した堺刃物をお渡ししました。生地には大阪・堺にゆかりのあるモズ・ツツジ・ハナショウブ柄が描かれています。 ↑堺市ブースでは、泉北高校の生徒たちが参加国の大臣や国内外メディアに堺の魅力をPR 歓迎レセプションの料理に堺産品を使用 各国・機関の代表者に提供した料理に堺産野菜や調味料を使用。世界の方々にその魅力を伝える絶好の機会となりました。 堺の小松菜を使用 泉州さかい育ちの小松菜にしらすを添えて 堺のオリーブオイルを使用 泉だこのカルパッチョ梅風味ドレッシング PRゾーン ↑和菓子ブースでは、堺ならではの上生和菓子作りを実演 堺の魅力がSNSで広がっています 会合終了後、各国・機関の代表者などが、仁徳天皇陵拝所での記念撮影や、歓迎レセプションの様子をSNSで発信。堺の魅力が世界に伝えられています。 また、当日披露した大阪・堺のPR動画もYouTube(QRコード)でたくさんの方に視聴されています。 10月28、29日 G7大阪・堺貿易大臣会合 会合開催の成果を 堺の未来につなげます 皆さんが作った折り紙フラワーでお迎えしました 日本の食品への輸入規制を含め、不必要な貿易制限撤廃を求める文言を盛り込んだ共同声明が採択されるなど、重要な会合となったG7大阪・堺貿易大臣会合は無事に閉幕しました。 堺市内で開催された歓迎行事の様子や取組の一部を紹介します。 問 貿易大臣会合協力室(☎340-0373 ℻225-4521) 堺っ子が国際文化を学びました 会合開催をきっかけに、子どもたちが国際感覚を身に付けられるよう、G7各国の文化にふれる取組を行いました。 G7学校給食 G7各国の料理を味わいながら文化を学ぶG7給食を市立小・中・支援学校で実施。カナダのグリーンポタージュなど、普段なじみのないメニューを興味深く味わいました。 こどもサミット 少林寺・安井・大仙西小学校の子どもたちは、それぞれG7各国の文化を事前に研究し、お互いに相談し合いながら資料を作成。その成果をオンラインを通じて学校間で発表し合いました。 堺の皆さんにご協力いただきました 大仙公園周辺の清掃活動 大仙小学校や旭中学校の子どもたち、地域の皆さんが中心となって、国内外からの来訪者が気持ちよく過ごせるよう、おもてなしの心を込めて歓迎行事が行われる大仙公園周辺の事前清掃を行いました。 シティドレッシング 大小路筋や市役所前の他、堺東商店街連合会や堺駅前商店会の皆さんにもご協力いただき、会合の開催を知らせるのぼりや垂れ幕を掲示しました。 いっしょに、いこな! 大阪・関西万博 開催期間 2025年4月13日(日)〜10月13日(祝) 開催場所 大阪 夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区) テーマ いのち輝く未来社会のデザイン G7の盛り上がりを万博に引き継ぎます 子どもたちの国際感覚の醸成や、国内外からの来訪者への堺のPRなど会合を通じた取組を万博開催に向けて継続し、その成果を堺の更なる成長・発展につなげます。 問 政策企画部広域連携担当(☎222-0380 ℻222-9694) 万博開幕500日前 機運醸成イベント 万博のテーマにちなんだ、「いのち」・「健康」に関する展示や出展ブースのほか、BMXや変わり種自転車の試乗体験ができます。 日時 12月3日(日)10~16時 場所 大浜公園(堺区大浜北町4丁) 提供:2025年日本国際博覧会協会 堺市長の 今月のひとこと  10月28日、29日に「G7大阪・堺貿易大臣会合」が開催され、無事に終了しました。堺市にG7や招待国の閣僚、国際機関の代表者が集う初めての機会であり、堺の将来を見据えた大きな挑戦でした。市民の皆様をはじめ多くの方々のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。会合の開催で得られた貴重な経験を活かして、更なる都市魅力の向上や地域活性化、次の時代の堺を担う子どもたちの可能性を伸ばす取組へとつなげます。  そして、今月号では中百舌鳥エリアに新たに誕生したイノベーション交流拠点を紹介しています。堺生まれの千利休が大成した「茶の湯」のように、起業家や事業者、若者など地域を支える様々な方々が集い、交流が深まり、新たな価値が生まれる場所をめざす思いから愛称を「cha-shitsu(茶室)」としました。「歴史」のまち堺から「未来」を創る堺市の挑戦を、これからも応援してくださいますと幸いです。 堺市長 永藤英機