7 特集 令和5(2023)年9月1日 ------------------------------------------------------------------------------------------- 9月9日は救急の日 学ぼう!いざという時の 応急手当 いつ、どこで誰が突然の病気やけがに見舞われるか分かりません。救急車が到着するまでに応急手当をすることで、病気やけがの悪化を防ぐことができます。特に、心臓や呼吸が止まった場合は、心肺蘇生法の実施とAEDの使用が重要です。いざという時のために応急手当を学びましょう。 問 救急課(☎238-6049 FAX221-9740) 倒れている人を見かけたら ①安全・反応の確認 まずは自らの安全を確認。 声を掛け、反応がなければ大きな声で助けを求める。 119番通報とAEDを依頼する。 Q AEDはどこにあるの? A まちかどAEDマップ(QRコード)でいつでも確認できます。 まちかどAEDマップ 堺市 グーグルマップ ②呼吸の確認 胸とおなかの動きを見る。 普段どおりの呼吸がない場合や、呼吸しているか分からない場合は心肺蘇生を行う。 Q 普段どおりの呼吸かそうでないか見分ける方法は? A しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸や下のあごだけが動いている場合は、普段どおりの呼吸でないと判断します。 消防局 本部救急隊長(救急救命士) ③胸骨圧迫・人工呼吸 胸の左右真ん中に両手を重ねて30回強く押す(5cmの深さ、100~120回/分。堺っ子体操は約120回/分のテンポです)。 人工呼吸は胸骨圧迫30回に続いて2回。 Q 胸骨圧迫と人工呼吸は両方しなければいけないの? A 人工呼吸に自信がない時、新型コロナウイルス感染症流行期など、ためらう時は人工呼吸を省略して胸骨圧迫だけを続けてください。 ④AEDの使用 AEDの電源を入れ、音声案内に従い操作を進める。 電気ショックの際は倒れている人に触れないようにする。 Q 電気ショックが必要でない人にAEDを使用してしまってはいけないのでは? A 電気ショックの必要性はAEDが自動で判断します。電気ショックが必要でない人には電気ショックはされません。 応急手当講習を受けませんか 消防局では、胸骨圧迫の実施、AEDの使用など実技を中心とした講習会を実施しています。 詳しくはこちら↓ 講習会の様子 AEDを設置したら「まちかどAED」に登録を 登録後は、市ホームページでまちかどAEDマップとして公開します(要申請)。 登録されたAEDの情報は、消防指令センターで把握しているので、119番通報時に必要に応じて情報提供します。 詳しくはこちら→ 設置施設は、のぼり・ステッカーが目印