9 市政トピックス 広報さかい 令和5(2023)年3月1日 -------------------------------------------------------------------------------- ●堺が世界に誇るミュシャ・コレクション しなやかな曲線と豊かな色彩で美しい女性像が描かれたミュシャ作品を、市内や駅のポスターなどで見たことのある方は多いのではないでしょうか。 堺 アルフォンス・ミュシャ館には、約500作品ものミュシャの作品が所蔵されています。今回は堺 アルフォンス・ミュシャ館の学芸員にミュシャ作品の 魅力をお聞きしました。 問 堺 アルフォンス・ミュシャ館(☎222-5533 ℻222-6833) ミュシャはどんな人物だったのですか? アール・ヌーヴォー※を代表する芸術家です。1860年、チェコに生まれ、ポスターデザイナーとしてパリで大活躍しました。 ミュシャ館ではポスターはもちろん、大型油彩作品、宝飾品、彫刻など、貴重なコレクションを所蔵しています。 堺 アルフォンス・ミュシャ館 学芸員 川口さん アルフォンス・ミュシャ(1860-1939) ※アール・ヌーヴォーとは19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ全土に展開した芸術  運動です。装飾や工芸など芸術の幅広い分野で流行しました。 デザイナーとしての経験も生かされた大型絵画《クオ・ヴァディス》 堺とミュシャの関わりって? カメラのドイの創業者、故・土居君雄さんはミュシャの実息と親交が深く、多くのミュシャ作品を収集していました。 没後、新婚時代を過ごした堺にそのコレクションが寄贈されました。 ミュシャ館で見れるおすすめ作品は? 《クオ・ヴァディス》、《蛇のブレスレットと指輪》は、世界に1つしかありません。 ラ・ナチュールは国内では堺でしか見られません ミュシャがデザインした最も有名な宝飾品《蛇のブレスレットと指輪》 世界に5点しかない作品の1つ《ラ・ナチュール》 世界有数のミュシャ・コレクションをいつでも見れる 「堺 アルフォンス・ミュシャ館」 場 所 堺市駅前 開 館 9時30分~17時15分(入館は16時30分まで) 休 館 月曜日、3月22日 観覧料 一般510円、高校生・大学生310円、     小・中学生100円 企画展開催中 「Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~」 世界各地に関わりのある作品やミュシャの画業の道のりを作品とともに巡ります。 総合芸術家としてグローバルな活躍をしたミュシャの作品で旅気分を味わいませんか。 期間 4月2日まで 詳しくはこちら→ ●ますます便利になる!インターネットで施設を予約して利用しませんか  施設予約システムでは、インターネットから文化会館など、施設の空き状況の確認や利用予約をすることができます。 3月23日からは操作が分かりやすいシステムにリニューアルし、さらに利用できる施設【右表】を拡大して、予約できるようになります。 ※各施設の利用方法は直接施設にお問い合わせください。 問 ICTイノベーション推進室(☎228-7264 ℻228-7848) 堺市施設予約システム 「空き状況の確認」は利用者登録をしなくても確認できます 利用者登録している場合はマイメニューから予約状況を確認できます ※予約後は施設に来館して利用料金を支払ってください。 インターネットで簡単に施設予約できるので、サークルや地域の活動などにも利用しやすくなります。堺市総合防災センターの見学や体験のコースも予約できますので、ぜひご利用ください。 ICTイノベーション推進室職員 3月1日から利用者登録を事前に申請できます 登録には利用できる施設で申請し、本人確認を受ける必要があります。登録方法など、詳しくは市ホームページ(QRコード)参照 現在、利用者登録をしている方も再度登録が必要ですのでご注意ください。 利用できる施設 堺 健康福祉プラザ、堺市総合福祉会館、サンスクエア堺、人権ふれあいセンター、 青少年センター、コクリコさかい、フェニーチェ堺、文化館 中 ソフィア・堺 、東百舌鳥公民館 東 東文化会館 西 ウェスティ 南 青少年の家、栂文化会館、南図書館 北 堺市産業振興センター、のびやか健康館 美原 堺市総合防災センター、アルテベル、みはら歴史博物館