8 特集 広報さかい 令和4(2022)年9月1日 ------------------------------------------------------------------------------------------- さかい里親YEAR 想いがつむぐ 家族のきずな 里親になる前の不安や、里親になってからの相談事など、しっかりと相談できるサポート体制があります。お気軽にご相談ください。 問リーフ(堺市里親支援機関)(☎252-3521 ℻252-3522) Interview わたしたちも 幸せをもらいました 子どもが幸せになるための里親制度。子どものための制度ですが、里親になると普段の生活では得られない「幸せ」な経験がたくさんできるとお聞きします。 今回は、実子と3歳になる里子を約1年間育てている里親さんにお話をお聞きしました。 先輩里親さんが背中を押してくれました 里親には昔から興味があり、子育てが落ち着いた時に家族に相談しました。責任感の強い夫からは反対されましたが、身近の先輩里親の後押しや実子の賛成もあって、里親を始めることができました。今では夫や実子のサポートがあり、家族の中心にはいつもこの子がいます。 大人のことはみんな「先生」と呼んでいました 最初から人見知りしない子で、出会ってすぐに懐いてくれました。 ただ、しばらくは私達のことを「先生」と呼んでいました。施設での生活が長く、この子の周りには「先生」しかいなかったんです。 「先生」と呼ばなくなるまで、時間がかかりました。 我が家に来た時は緊張してたのか、当時の写真を見返すと今では別人と思えるくらい表情が豊かで、いろんな可愛らしい笑顔を見せてくれます。 たくさんの人に愛されてほしいから うちに来た子は「あいさつ」と「お礼」ができるようになってほしくて、家庭で心掛けています。あいさつが出来ると、この家を出た後も、どこに行っても可愛がってもらえると思っているので。うちに来てくれた子への私達からの贈り物です。 この子もしっかり身に着けてくれて、実子が言い忘れた時に「いただきますは~?」と注意する姿が本当に可愛いです。 積み木遊びには里父さんが欠かせないそう よくあるお悩みにお答えします 市ホームページで里親イベントを紹介 里親ができるか不安です・・・ 里親開始後も、子ども相談所の家庭訪問やリーフが相談に応じるなど、一緒に考えてサポートします。 他の里親さんの話を聞きたいな! 堺市里親会「つながり会」では、里親さん同士で子育ての話や悩みなどを共有することができます。 経済的な支援はあるの? 生活費、教育費、医療費などは原則公費負担です。そのほか、養育里親や専門里親には里親手当も支給されます。 次月号「出会えたことがうれしくてうれしくて」 堺に広がるSDGsアクション SAKAI SDGsクラファンで未来のプロジェクトを応援しよう SDGsは、地球に住み続けるための世界共通の目標です。 市では、SDGsに掲げられた課題解決に取り組む皆さんを応援しています。 今回は堺に広がる新たな取組を紹介します。 問政策企画部計画推進担当(☎228-7517 ℻222-9694) SAKAI SDGs クラファン 「さかいSDGs推進プラットフォーム」の会員団体が挑戦するクラウドファンディングが大集合。 15団体以上の参加会員が、SDGsをテーマとした各プロジェクトの資金を募集します。 ホームページ上でのクラウドファンディングに加えて、市役所や市内商業施設では、各会員団体が制作する製品などを見ることもでき、SDGs達成に向けた活動を身近に感じることができます。 展示で活動を知ろう 各会場で実際の製品などを紹介します 日程 9月5日~10月31日 場所 市役所、市内商業施設など5カ所 展示会場はこちら→ 企画を応援しよう ホームページで各プロジェクトを紹介します 日程 9月3日~10月31日 方法 CAMPFIREホームページ(QRコード)で公開 SAKAI SDGsクラファンのプロジェクトの一例を紹介します 「未来にワクワクしたい!」いつものメロンパンを災害用に ふるさぽーとのデイサービスのリハビリで始めたメロンパンづくり。 「もっと多くの人に食べて欲しい」「メロンパンを役立てたい」という思いで、メロンパンを災害用缶詰にして、長期保存できるように進化させたいです。95歳になった今も夢を追い続けています。 ふるさぽーとの95歳のパン職人 元気に働いてかにを食べに行きたい! 折れたバットを再利用 未来へつなぐ野球チーム 関西独立リーグに所属する堺シュライクスでは、試合や練習で折れたバットを加工してフライパンや積み木などに再利用します。 バットならではの持ちやすさ!このフライパンなら料理もホームラン?