9 特集 広報さかい 令和4(2022)年7月1日 ------------------------------------------------------------------------------------------- 未来の地球のために 堺・ごみ減量4R大作戦 市では、「ごみから環境問題の解決に取り組む」をテーマに食品ロスやプラスチックごみなど、ごみに関わる環境 問題の解決に向けた「堺・ごみ減量4R大作戦」を実施します。今回は、堺のごみの現状や取組などを紹介します。 問環境事業管理課(☎228‐7478 ℻229‐4454) なぜ今、ごみの減量が必要か 大量に生産・消費して、捨てる。このサイクルは、多くのごみを生み出します。ごみは、焼却・埋立処分していますが、多額の費用が必要です。 さらに、焼却で発生する二酸化炭素による気候変動が問題になっています。 ごみ減量の目的 ごみに関わる環境問題を解決 ごみの焼却・埋立処分量が減ると二酸化炭素の排出も減り、 カーボンニュートラル(8ページ参照)の実現につながります。 安定的なごみ処理体制の構築 ごみを減らし、清掃工場の稼働率を下げることで災害時のリスク管理も見据えた安定的なごみ処理体制を構築します。 ◎近年のごみの清掃工場搬入量 家庭系ごみ ⇒横ばい 事業系ごみ ⇒大幅に減少 新型コロナ感染拡大の影響で停滞した経済が回復すると、ごみの増加が懸念されます 環境事業管理課職員 早期にごみを減量するため「堺・ごみ減量4R大作戦」をスタート 市では、令和5年度末までに年間約11,000tのごみ削減を達成するために「堺・ごみ減量4R大作戦」を開始します。 この作戦では、市民の皆さん・事業者・行政それぞれの削減目標を設定しています。 ナッジ(行動変容)や企業連携、減量状況の「見える化」など、新しい手法も導入しながら取組を進めます。 詳しくはこちら (7月1日公開) 市民 事業者 行政 4Rを取り入れながら使い捨てプラスチックなどを削減! 排出抑制・適正排出などの取組により古紙や食品ロスを削減! 家庭から排出される古紙やプラスチック製品などの資源化で削減! 目 標 1人1日18g削減 年間2,365t削減 年間3,500t削減 それぞれの削減量の積み重ねで 年間約11,000tの削減を達成 ◎「4R」で1人1日 18gのごみ削減 ※「4R」とはごみ減量のための4つの単語の頭文字をとった総称です。 18gってどれくらい? ・毎日ミニトマト約1個分 ・1週間でじゃがいも約1個分 ごみになるものは 「断る」「買わない」 リフューズ ごみを「減らす」 リデュース 繰り返し使う リユース ごみを「再資源化する」 リサイクル ● マイバック・マイボトル・マイカトラリー  3つの「マイ●●」を携帯する ● 必要な分だけ買って必要な分だけつくる ● 詰め替え容器を購入する ● 使わなくなったものを欲しい人に譲る ● 古新聞や紙箱などを集団回収などに出す ◎いつも通りでは今以上にごみは減りません 必要以上に買ったり、まだ使えるものを捨てたりしていませんか。ごみを減らすには、「ごみをできるだけ出さない」 意識を持ち、行動することが大切です。 4Rを合い言葉に 未来のために 行動しませんか 環境事業管理課職員 想いがつむぐ 家族のきずな 我が家に赤ちゃんがやってきた 特別な人だけが里親になれるイメージがあるかもしれませんが、実際の里親さんは、どこにでもいるお父さん・お母さんと同じです。今回は里親登録の流れと前回に引き続き里親さんの声を紹介します。 問子ども家庭支援センター清心寮(リーフ) (☎252-3521 ℻252-3522) ◎里親登録の流れ 子ども家庭支援センター清心寮(リーフ)に問合せ・相談する 子ども相談所による面接・家庭訪問を受ける リーフによる講義・施設実習(6日程度)を受講する 里親の適否認定後、里親に認定・登録される 養育里親を始めてからおおよそ3年で乳児11人を預かってきた里親さんにお話をお聞きしました。 里親になって良かったことは数え切れない 一言で言うなら、「癒しそのもの」の赤ちゃんがくることです。赤ちゃんや子どもって、こんなにも愛おしかったっけ?と、感じるばかりです。 そして里子ちゃんたちに出会ってから、わが子に対してもありのままを受け入れられるようになりました。 いろいろな人生があることを受け入れ、目の前にいる子どもに向き合う 心がけていることは、背景(実親の状況)を知っても批判・非難しないことです。生まれたばかりの赤ちゃんでもちゃんと聞いて、感じています。 だれでも里親になるための「種」をもっています 里親の「種」を芽吹かせるのは、知る、子育てや子ども時代を振り返る、子ども達とふれあうことです。そうすると色々な思いや体験がうかんできて、 やってみようと踏み出せますよ。 里親のこともっと知りたい! 詳しくは こちら→