14 情報ひろば 広報さかい 令和4(2022)年6月1日 ------------------------------------------------------------------------------------------- 子育て・教育 ひとり親家庭 自立に向けて応援 介護福祉士実務者研修講座 対象 ▽市内在住のひとり親家庭の 父母、寡婦の方 ▽全日程受講でき、資格取得 後に就労可能な方 日程 8月3日~11月30日 場所 三共堺東ビル(堺東駅前) 申込 6月1~15日に堺市母子家庭等 就業・自立支援センターへ 選考 申込書類と面接 申込書 同センター、区役所子育て支援課で配布 詳しくは同センター(QRコード)参照 同センター (☎224-7766 FAX224-7773) 健康 夏本番に向けて 熱中症にご注意 熱中症は、梅雨の合間に気温が上がっ た日や、湿気が多い日などに起こりやすくなります。 体が暑さに慣れていない今の時期は、 室内であっても注意が必要です。 熱中症予防等ポータルサイト(QRコード)では、予 防方法などをお知らせしています。 保健医療課   (☎228-7582 FAX222-1406) 健康メモ 女性ホルモンと乳がんについて 女性ホルモンの役割は、女性ら しいカラダつくりのみならず、自律 神経の働きを安定させ、コラーゲ ンの生成を促して美肌をつくり、血 管・骨・関節・脳などの健康を保つ といった重要な役割を持ちます。し かし、女性が生涯最もかかるがん の第1位である乳がんは、全体の約 7割の方が女性ホルモンを利用し てがんが成長することがわかって います。30年前には24人に1人の 女性が乳がんと診断された時代か ら、現在は9人に1人の女性が乳が んと診断される時代になりました。 なぜ急激に乳がんが増えたのでしょうか。 乳がんが増える背景は、食生活 が豊かになり、体格が良くなり、女性 の初潮年齢が早まり、閉経年齢が 遅くなったこと、晩婚化・少子化で出 産経験がない、または少なくなった ことなどが挙げられます。戦前の日 本のように、食糧事情が良くなく、子 だくさんであった時代は、女性ホル モンにさらされる時間が現代よりも 明らかに短く、乳がんが成長しにく い環境であったと言えます。  過去の生活環境に今から戻るこ とはできませんが、早期乳がんであ れば約9割の方が治る事実も一方 であり、検診を前向きにとらえ受け ていただけたらと思います。 堺市医師会