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ため池の管理について教えてください

更新日:2019年11月29日

市民の声

 近年、台風発生時に河川やため池が決壊し浸水被害につながっていると聞きましたが、堺市ではため池をどのように管理しているのですか。また、仮にため池が決壊した場合の対応や今後ため池を埋め立てることが可能かどうか教えてください。

市の考え方

 本市におけるため池は、農業用水の確保を目的として築造されたものであり、その土地は地区共有地で自治会等が所有しており、地域の貴重な資源であり共有財産となっております。また、管理者としては水利組合等の農業者によって行われ、農業用水供給のほか、大雨時の洪水調整機能や火災時の防火用水としての利用等、治水上も重要な役割を果たしているものです。
 本市では、ため池の保全に対する取組みとして、大阪府と連携し、ため池決壊のリスクを調査するため、防災重点ため池を対象に、ため池耐震診断や防災テレメータ(雨量や水位の観測等)の設置等も行っています。また、ため池が決壊した場合を想定した、ため池ハザードマップの作成も行っています。
 なお、埋立て等にあたっては、農業用水利用等のないため池の場合は、埋立てられたケースも存在しますが、ため池所有者・管理者の同意・理解が必要となることから、農業用水利用等のあるため池については、本市により埋立てることは困難であると考えます。
 以上により、ため池は重要なものであるため、適正な維持管理に努めるとともに、災害を未然に防ぐため池の防災への取組みを、今後も引続き進めてまいりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。

受付日

令和元年10月28日

担当局部課

このページの作成担当

市長公室 広報戦略部 市政情報課

電話番号:(市政情報係)072-228-7439 (広聴係)072-228-7475

ファクス:072-228-7444

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館5階
(市政情報センター)〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館3階

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