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令和元年度第6回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会

更新日:2022年7月20日

開催日時 令和元年10月7日(月曜日)午後1時00分開会午後8時00分閉会
会場 堺市役所 本館3階 財政局会議室
出席委員

委 員 長   戸奈 章(総務局行政部行政管理課総括参事役(指定管理・内部統制担当))
委  員  永田 守 (弁護士)
委  員  西村 智子(公認会計士)
委  員  中川 幾郎(帝塚山大学名誉教授)
委  員  大久保 充代(八尾市文化会館館長)

欠席委員 なし
事務局

東野 秀一(観光企画課長)
辻尾 聖子(文化課長) 外

案件名

(1)堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(2)堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について
(3)堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(4)堺市立西文化会館の指定管理者候補者の選定結果について
(5)堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(6)堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について
(7)堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(8)堺市立美原文化会館の指定管理者候補者の選定結果について

会議資料

会議次第(PDF:40KB)
審査方法及び採点について(PDF:161KB)
面接審査に係る基本質問項目について(PDF:69KB)
堺市立西文化会館指定管理者候補者 審査表(PDF:230KB)
堺市立美原文化会館指定管理者候補者 審査表(PDF:230KB)

開会

事務局

令和元年度第6回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開催します。

定足数報告

事務局

出席者5人、欠席者なし。委員会開催に必要な定足数を満たしている。

応募団体との関係の有無の確認

事務局

応募団体と関係のある委員はいなかった。

応募団体からの接触の有無の確認

事務局

各委員に対して、応募団体からの接触等はなかった。

配布資料の確認

本日の審議案件

(1) 堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(2) 堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について
(3) 堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(4) 堺市立西文化会館の指定管理者候補者の選定結果について
(5) 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(6) 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問について
(7) 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(8) 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者の選定結果について

委員長

第6回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会の案件審議に入る。

案件1

委員長

案件1 堺市立西文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査の審議に入る。応募団体から提出のあった応募書類の確認結果及び企画提案書等の概要について、所管課から説明をお願いする。

所管課

応募団体は応募に必要な条件を満たしていることを報告
企画提案書の概要について説明

委員長

所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。

委員

<なし>

委員長

事務局から採点に当たっての注意事項の説明をお願いする。

事務局

採点に当たっての注意事項を説明

委員長

それでは、書類審査の仮採点をお願いする。

案件2

委員長

案件2 堺市立西文化会館指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問(案)の審議に入る。基本質問(案)及び面接審査の方法等について事務局から説明をお願いする。

事務局

基本質問(案)、面接審査の方法等について説明

委員長

基本質問(案)について、追加、修正等や、質問、意見等はあるか。

委員

<質問・意見等なし>

委員長

面接審査に係る基本質問(案)について承認することに異議はないか。

委員

<異議なし>

委員長

異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。

案件3

委員長

続いて、案件3堺市立西文化会館指定管理者候補者選定に係る面接審査の審議に入る。
(応募団体入室)

面接審査(A団体)

事務局

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明

応募団体

出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(A団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

特性として、世界遺産に登録された古墳群や茶の湯が挙げられる。そこで、古墳を学べる講座や茶碗を自分でつくる体験教室の開催をしていきたい。社会課題の解決については、人権問題に取り組みたいと考えており、陶芸教室に障害者クラスを設けたり、字幕入りのワンコインシネマを開催したりする。また、介護予防教室を開催するなど、増大する医療費の問題にも取り組みたい。その他、子育て施策として、プレイルームにより多くの遊具を入れたいと考えている。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

まずは既存の講座や教室を踏襲しつつ、例えば避難訓練など現状開催されていないような教室を増やす。また、部屋の稼働率を上げるため、ヨガやバレエ、介護要望教室など、スポーツや健康に関する教室を開催する。

大久保委員

人員配置について変形労働制を採用されており、1日7,8人配置となっているが、職員の労働時間を会館の開館時間で割ると、1日平均5人程度しか配置されない計算になるが、どういうことか。

応募団体

1人が複数の業務をこなすマルチジョブという制度を導入していることもあり、繁忙期と閑散期によって人員配置は異なる。業務的に足りない部分があれば、管理部門の職員の配置やアルバイト・パートの採用など行い、適切に管理する。

大久保委員

文化会館というのは不測の事態が起こりえる施設なので、祝日や職員の有給が入っても、一定の余力がある配置をしておくべきと感じたので質問した。

永田委員

目標設定の部分で、利用者満足度は95%と記載があるが、文化芸術振興事業に対する満足度については設定がないように見える。目標は何%か。

応募団体

利用者満足度と併せ、両方95%という意味で記載した。文化芸術振興事業に対する満足度も、目標は95%である。

永田委員

セミナールームとAVルームの利用について、利用時間、利用人数に関係なくセミナールーム1人1回200円、AVルーム1人200円とあるが、具体的にはどういう利用か。

応募団体

個人がそれぞれ利用する形態。同じ部屋の、ある区画で1人が利用し、また別の区画では別の人が利用しているというかたち。

永田委員

運営側は、個人が利用する広さなど、どのように管理するのか。

応募団体

他の方と共同で使ってもらうので、利用については個人のモラルにお任せする。体育館では、そういう利用をよくやっている。

永田委員

体育館は十分な広さがあるが、これはセミナールームとAVルーム。管理者の管理が必要ではないか。

応募団体

利用者が多くなれば入場制限をかける。ダンスなど、家や公園では練習しにくいという方も多いので、安価な料金で利用できる仕組み。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

永田委員

セミナールームとAVルームの利用について、どう感じたか。

大久保委員

こういった利用形態は確かに体育館でされているが、グループでの利用の場合、メンバーが遅れて到着するということもある。利用の管理もそうだが、人数の管理もどうするのか疑問に思うところはある。

委員長

それでは次の団体に入室していただく。
(応募団体入室)

面接審査(B団体)

事務局

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明
出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(B団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

区で行われるまちづくり事業を深く知りながら、区の方向性に沿った会館運営をしたいと考えている。また、館の運営を通して、人と人が結びつく地域社会の実現、愛着の持てるまちの実現をめざす。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

適正な管理運営の確保をしつつ、館の周知を行い、利用率を向上させる。同時に利用者サービスをより良くする。

中川委員

人員配置についてお伺いするが、統括責任者が館長か。その他、副責任者や事務担当課長というのは何か。

応募団体

統括責任者が館長、副責任者が副館長、事務担当課長というのは、事務を統括するリーダーのような役割。

中川委員

生涯学習が比較的恵まれた立場にある人の趣味や教養のためだけのものではないことが、文化芸術振興事業の実施計画に反映されていると理解したのだが、自主事業には反映されているのか。

応募団体

詳しくは記載していない。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。
(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

中川委員

どの応募団体にも言えることだが、地域課題をどのようにして把握し解決するかについて、強く答えられないところが多い。インタビュー調査の実施や今までのアンケートの分析など、やり方はあると思うが。

委員長

確かに「堺の」という言葉での説明が多いが、本当は「西区の」という意味で特色を述べていただきたい。

委員長

それでは次の団体に入室していただく。
(応募団体入室)

面接審査(C団体)

事務局

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明
出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(C団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

西区まちづくりビジョンによると、西区は学生や年少者の層が増加しており、子どもへのアプローチが必要と考えている。よって、子育てをしている層に向けて文化芸術に触れる機会の提供をしていく。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

利用者による会議の開催や研修を通じた職員のスキルアップを通して、利用者の満足度向上につなげる。また、利用者数の増加をめざし、地元企業への営業活動やSNSを活用した広報を行う。さらに、収益性の高い自主事業を展開することで目標を達成する。

大久保委員

数ある事業の中で、目玉となる事業はなにか。

応募団体

落語会の開催や子どもミュージカルの公演、ポップカルチャーをフックにした若年層へのアプローチを考えている。

大久保委員

現状すでにある市民グループの活動を、今度どのように活性化させるか。

応募団体

利用者などから成る運営委員会を設け、さまざまな意見をいただいて、運営に反映することによって活性化していく。

中川委員

各事業と自由都市堺文化芸術推進計画との対応関係が明確に整理されており見やすかったが、自主事業についてもそのように整理してほしかった。
また、コーディネーターや市民プロデューサーの育成という観点で、指定管理者自身もそのような人材をもつべきと考えるが、資料に「エグゼクティブプロデューサー」や「プロデューサー」という記載がある。エグゼクティブプロデューサーというのは外部の人材か。

応募団体

外部の人材。

永田委員

受付時間は午後8時までか。

応募団体

施設利用の受付などは午後8時まで。開館は午後10時までとなっている。

永田委員

それは現在の西文化会館の運営と同じ形態か。

応募団体

現状と同じ。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

大久保委員

エグゼクティブプロデューサーやプロデューサーの役割については確かに漠然としていた。

委員長

では次の団体に入室していただく。

(応募団体入室)

面接審査(D団体)

事務局

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明

出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(D団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

地域特性の把握方法は、西区のまちづくりの方向性が定められた西区まちづくりビジョン、西区区民評議会、西区教育健全育成会議、そして我々が館の利用者団体へ行うヒアリング等がある。これらの方法をもって地域特性を把握し、「ジュニアミュージカル」や「ゼロ歳からの歌とオーケストラコンサート」、「親子観劇会」などを実施し、地域文化の振興を図る。また、社会課題の解決に向けて、わがまち意識を醸成することを目的として「西区キッズアート体験プロジェクト」を提案している。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

方策としては多彩な事業の実施、専門性の高いスタッフの配置、社会包摂に関する事業の実施の3点が挙げられる。提案にもあるとおり、特定の分野に偏ることのないようクラシックコンサートやオペラ、能など多様な公演を行うことで多くの方に文化芸術鑑賞の機会を提供したいと考えている。

大久保委員

ミュージックスタジオにおける時間貸しの提案がされているが、条例では3区分貸しの規定があるので困難かと思う。具体的にどのように行うのか。

応募団体

自主事業として借り上げ、その中で時間を分けて、利用者に貸す。

大久保委員

新規事業を教えていただきたい。

応募団体

社会包摂にチャレンジしていきたいという思いがあり、「触れて感じる芸術鑑賞会」というものを企画している。また、茶の湯条例もあることから「堺キッズお茶マイスター認定講座」も企画した。

大久保委員

では、既存事業で工夫している点はあるか。

応募団体

既存事業でも企画を完全に買い取ることはしていない。当方のプロデューサーが地元のアーティストなどと話をして、事業の構成を考える。地域とともに創っていくところが工夫。

永田委員

人員配置について、常勤職員が6人、パート・非常勤職員が6人、委託契約による人材が4人と記載がある。事業数は420回もあるが、基本的にこの人員配置で運営していくのか。

応募団体

人材育成の観点から、本社からの人員が増えることもあり得るが、基本的には、資料に記載のとおりで間違いない。

永田委員

受付時間は何時までか。

応募団体

午後9時。

永田委員

施設の稼働率の目標は。

応募団体

初年度80%に設定している。次年度から1%ずつ上げていきたいと考えている。

中川委員

資料に就学援助世帯向けの事業の実施とあるが、具体的には。

応募団体

「西区キッズアート体験サポートプロジェクト」がそれに該当する。この事業は、就学援助世帯の子供たちを講演や創作活動の事業に招待するもの。

中川委員

職員のスキルについての説明があったが、資料ではどこに記載があったか。

応募団体

人員体制のところ。ただし、すべてを書き切れているわけではない。年間40ほどの外部講習に参加している。

中川委員

それは良い取組み。特に、全国公立文化施設協会のアートマネジメントセミナーは重要。また、防災士なども最近注目されないが意味があると思う。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

永田委員

この生涯学習施設活用事業の事業数が多い。これだけでも単純にすごいことだと思う。

委員長

説明者の方が館長とのことだが、防災士の資格なども持ち、精力的にされている。

中川委員

確かに、全国公立文化施設協会のアートマネジメントセミナー以外にも、大学が実施しているセミナーにも参加している。

中川委員

全体的に言えることだが、もう少し踏み込んで、福祉施設等へのアウトリーチにも言及してほしかった。

採点

委員長

では、採点をお願いする。

案件4

委員長

それでは、案件4堺市立西文化会館の指定管理者候補者の選定結果について、集計結果を発表する。
総合計得点 1位 D団体:301点 2位 C団体:278点 3位 B団体:234点 4位 A団体:214点
総合得点が満点(400点)の60%以上に達しているため、D団体を堺市立西文化会館の指定管理者候補者として選定する。
本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。

案件5

委員長

案件5 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定に係る書類審査の審議に入る。応募団体から提出のあった応募書類の確認結果及び企画提案書等の概要について、所管課から説明をお願いする。

所管課

応募団体は応募に必要な条件を満たしていることを報告
企画提案書の概要について説明

委員長

所管課から説明のあった件について、質問、意見等あるか。

委員

<質問なし>

委員長

事務局から採点に当たっての注意事項の説明をお願いする。

事務局

採点に当たっての注意事項を説明

委員長

では、書類審査の仮採点をお願いする。

案件6

委員長

案件6堺市立美原文化会館指定管理者候補者選定に係る面接審査の基本質問(案)の審議に入る。
基本質問(案)及び面接審査の方法等について事務局から説明をお願いする。

事務局

基本質問(案)、面接審査の方法等について説明

委員長

基本質問(案)について、追加、修正等や、質問、意見等あるか。

委員

<質問・意見等なし>

委員長

面接審査に係る基本質問(案)について承認することに異議はないか。

委員

<異議なし>

委員長

異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。

案件7

続いて、案件7堺市立美原文化会館指定管理者候補者選定に係る面接審査の審議に入る。

(応募団体入室)

面接審査(A団体)

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明

出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(A団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、堺市あるいは美原区という地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

堺市が行っている区ごとのまちづくり事業を把握しており、区の方向性に沿うような文化振興を行う。社会課題の解決については、例えば子育てなら、プレパパ・プレママ講座などの取り組みを行う。社会課題については、これから当方も把握して、課題解決を図れるような講座やイベントを実施する。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

我々はビルメンテナンスに強みをもつ会社なので、快適な会館の環境をつくる。また、文化芸術事業や生涯学習事業、イベントを多く実施し、会館の周知、来館者数・利用率の向上につなげていく。

中川委員

資料で、自主事業を実施する意味を「利用者の自立共生、仲間づくりのお手伝いをすること」と設定されているが、具体的な事業を見ると、自立につながる事業が見当たらない。

応募団体

例えば、中小企業などで勤務する外国人向けに日本語教室を開催するなどの事例をもっている。

中川委員

では、美原という地域の特性はどのように活かされているか。

応募団体

運営をしていく中で来館者とコミュニケーションをとり、様々な施策を展開していく。

大久保委員

館長直行便について、通常行うアンケートと違いはあるか、件数はどれほどか。

応募団体

アンケートにはお誉めの言葉も多く入るが、館長直行便にはクレームが多い。そこは真摯に受けとめて、直すべきところの把握に役立っている。

大久保委員

お客様に対してのフィードバックはどうするのか。

応募団体

もし連絡先を書いていただいていれば、フィードバックを行うことができる。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

中川委員

運営し始めてから事業の計画を深めていくという方針は、どう考えるべきか。

委員長

分からないことは書けないので、運営していく中で学ぶというのは理解できない話ではない。だが、それも含めて、このように運営していくという具体的な方針を出さないと判断できない面もある。

永田委員

施設を預かるのだから、最低限、公表情報で調査できるレベルのことは把握し、事業計画を提示するべきと考える。

中川委員

ご自身が企業と連携した事例もあるとのことなので、美原ではどうするか具体的なものがあれば判断しやすいと思うが、利用者の声をきくという内容だった。

永田委員

確かに、地域と連携して話を聞くのは大事だと思う。だが、一方で声の大きい人の意見だけを聞くということでもある。

委員長

では次の団体に入室していただく。

(応募団体入室)

面接審査(B団体)

事務局

応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明

出席者紹介
プレゼンテーション(15分)

質疑応答(B団体)

委員長

提案されている文化芸術振興事業について、堺市あるいは美原区という地域の特色をどのように把握し、地域文化の振興を図るのか。また、社会課題の解決に貢献する事業をどのように実施していくのか。この2点について、自由都市堺文化芸術まちづくり条例及び自由都市堺文化芸術推進計画の趣旨を踏まえて説明をお願いする。

応募団体

美原区まちづくりビジョンを踏まえ、きめ細かい運営管理、適切な事業の実施をする。地域に密着した文化施設としての取組方針として、質の高い文化芸術の鑑賞の提供、市民参画による創造的な文化活動のサポート、将来の文化芸術を担う子供たちの育成をテーマとして実施する。

委員長

説明のあった考え方を踏まえて、堺市が求める目標の達成に向けた具体的な方策について説明を願います。

応募団体

目標達成のためには、芸術文化推進事業として、PDCAサイクルの実践を行い、専門的な人材を活用する。また、文化芸術を担う人材を育成するために、地域の文化団体や住民との協同により、地元美原区における文化の活性化に貢献する。

永田委員

具体的に美原地域の特色はどう捉えているか。

応募団体

美原区は60代、70代の方も多く、特徴としては近隣に富田林市や大阪狭山市が位置しているというのが特徴と把握している。

永田委員

美原文化会館運営委員会の設置とあるが、委員の構成、選定方法、任期は。

応募団体

会館利用者や学識経験者、子ども育成会など。子ども育成会や会館を利用される団体の場合は代表にお願いして、委員を推薦いただいている。任期は5年。

永田委員

B団体の理事会の頻度と理事の出席率は。

応募団体

頻度は年3回。出席率について、過半数は必ず超えており、3分の2ほど。

永田委員

最上位の機関であるので、定足数を超えているから良いというのではなく、極力、日程調整をしていただいて、生の意見を聞くべき。

大久保委員

アートマネジメントの専門人材について、どのような育成をしているか。そして、どのような方を美原区に配置予定か。

応募団体

2カ月に1度ほど、接遇研修やプロのスキルを補う地域創造の研修を行っている。地域創造の研修プログラムについては、内容を変えて実施しており、2日にわたる研修もあった。時間を割いて研修しておりスキル向上に努めている。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

中川委員

これまで受けてきた研修の記載があるが、その成果がどう事業に活かされているか見えると良かった。

案件8

委員長

それでは、案件8堺市立美原文化会館の指定管理者候補者の選定結果について、集計結果を発表する。
総合計得点 1位 B団体:261点 2位 A団体:230点
総合得点が満点(400点)の60%以上に達しているため、B団体を堺市立美原文化会館の指定管理者候補者として選定する。
以上で、本日の案件の審議は全て終了した。
本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。

閉会

委員長

以上で本委員会を終了する。

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