平成27年度第2回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会会議録（堺市営住宅　書類審査、面接審査の共通質問（案））

平成27年度第2回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会を開催する。

委員会は委員全員出席で、委員定足数を満たしている。

各委員に対して、応募団体からの接触等はなかった。

本日の資料は、一部事前に各委員に配付し説明を行っている。

本日の案件について説明

堺市営住宅指定管理者候補者選定に係る書類審査について、応募状況及び、応募団体が募集要項で定められた応募に必要な要件等を満たしているかの報告について所管課から説明をお願いする。

3社からの応募があり、応募団体は応募に必要である条件を満たしていることを報告

質問・意見はないか。

＜質問・意見なし＞

それでは、次に応募団体の企画提案内容の概要について所管課から説明をお願いする。

応募団体の企画提案内容の概要について説明

質問・意見はないか。

＜各委員の意見交換＞

管理運営の基本方針について、独自提案がない場合はマイナスではない、という考え方でよいのか。

基本事項を満たして2点か3点で、そこから独自提案で加点するという考えである。

みなさん熱意があり応募されているので、3社とも基本は満たされている。
具体性というのは大きく評価されるというイメージで考えるべきだと思うが。

より具体性を持っているものは、高い評価をするということ。
標準ベースがあれば、普通という評価がなされ、そこから加点していく。

財務規模、組織状況について、3社とも問題ない。

配点が非常に高いが、なぜか。

入居者がいらっしゃる施設なので、安定的な事業継続について重視しているためである。

順位をつけて点数差をつけるのか、安定性があれば同じ点数をつけるのか。
比重が大きいため、ここで差をつけてしまうと影響が大きくなる。

3社とも安定的な事業継続ができると認められれば、差がないということになるのではないか。

入居者及び使用者の特性及びニーズの把握について、高齢者のふれあい訪問の頻度が大事と思うので、各社によって差が出ている。
現指定管理者は実施しているのか。

実施している。

個人情報保護、情報公開の考え方について、具体的に書いている会社もある。

情報が堺市から出ていくことにリスクがあるように思う。

市は色々なところで個人情報を使用する事業を委託している。当然個人情報保護を遵守する契約で委託をしているので、今回の事業についても同じである。

窓口開設時間及び開設日の考え方について各社それぞれ違うが、毎日開けている方が重要なのか、遅くまで開けている方が良いのか。

土日祝の来庁者は年間158～210人、受電は年間300～365本、午後5時半～午後7時までの来庁者は7カ月で14人、受電は68件ある。ほとんどの苦情は騒音やペットの苦情、修繕といった内容である。

コールセンターにはどんな苦情が入ってくるのか。

台風が来た時にエレベーターが停まったとか、トイレが詰まったとか。

来庁される場合、電話では済まない用事なのか。

家賃の減免手続き等のために来庁する。毎年その手続きを行わなければならない。

駐車場の利用料金の考え方について、コインパーキングで利用するのは、居住者の友人等が利用するのか。来客用駐車場等は無料の方がいいのではないか。

駐車場は入居者優先という考え方であり、現状来客の方は色々なところに停めている。高齢化に伴い、駐車場契約数は減っている。

自主事業の実施計画について、現在どんな事業をやっていて入居者の評判はどうか。

現指定管理者が行っている自主事業、フラワーアレンジメントやミニコンサートは概ね好評である。

ほかに質問等はないか。なければ、事務局から採点に当たって注意すべき事項について確認をお願いする。

書類審査及び面接審査の内容について総合的に採点評価を行うこととなっている。書類審査が終了した現時点での仮採点をお願いする。

＜仮採点＞

続いて、堺市営住宅指定管理者候補者の選定に係る面接審査の共通質問について、説明をお願いする。

面接審査の流れについて説明

面接審査の共通質問について説明

質問・意見はないか。

＜質問・意見なし＞

堺市営住宅指定管理者候補者の選定に係る面接審査の共通質問について、承認することに異議はないか。

＜異議なし＞

本件は原案のとおり承認する。
以上で本日の案件の審議は全て終了した。

以上で、平成27年度第2回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。