平成27年度第3回文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録
更新日:2015年11月27日
開催日時 | 平成27年10月16日 午後1時00分開会 午後6時00分閉会 |
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会場 | 堺市役所 本館地下1階 職員会館会議室A |
出席委員 | 委員長 古家 一敏 |
欠席委員 | な し |
事 務 局 | (観光部観光企画課)三好 公俊 外 |
傍聴人数 | なし |
案 件 名 | (1)堺市立初芝体育館等及び堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定に係る面接審査の共通質問について |
会議資料 | 会議次第(PDF:41KB) |
開会
定足数報告
事務局
出席者5人、欠席者なし。委員会開催に必要な定足数を満たしている。
応募団体との関係の有無の確認
事務局
関係なし。
応募団体からの接触の有無の確認
事務局
接触等なし。
配布資料の確認
案件審議
事務局
第3回文化観光局指定管理者候補者選定委員会の案件審議に入る。
本日の案件審議は
(1)堺市立初芝体育館等及び堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定に係る面接審査の共通質問について
(2)堺市立初芝体育館等指定管理者候補者選定に係る書類・面接審査及び審査結果について
(3)堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定に係る書類・面接審査及び審査結果について
案件1の審議
委員長
それでは、まず案件1の堺市立初芝体育館等及び堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定に係る面接審査の共通質問について所管課より説明願う。
所管課
共通質問について(資料4「面接審査に係る共通質問項目について」)
委員長
所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。
林委員
利用者ニーズの把握について堺市立初芝体育館の年4回のアンケートは今回、仕様書に記載があるのか。
所管課
仕様書に記載している。
林委員
今までは2回とか3回であったのか。
所管課
これまでははっきりと回数の指定はしていない。
林委員
指定管理者に今後アンケートするように依頼するということか。
所管課
今後、年4回の調査は義務付けするが、どのように内容を分析したら利用者ニーズをより捕捉していけるのか、どういった活用をしていくのかといった趣旨で質問願いたい。
北口委員
原池公園体育館の2問目だが自主事業の還元はお金ではなく何かサービスで還元するのが趣旨なのか。市がそういったことを求めているのか。
所管課
自主事業1については自動販売機の設置やスポーツ用品の販売、広告の設置である。自動販売機とスポーツ用品の販売についてはサービスの向上や施設の修繕、無料イベントといった形で還元を求めている。広告の設置については市への納付金という形で還元を求めている。
委員長
面接審査の共通質問について承認することに異議ないか。
<異議なし>
委員長
異議なしと認め、承認する。
案件2の審議
委員長
続いて案件2の堺市立初芝体育館等指定管理者候補者選定に係る書類審査に
ついて応募団体の企画提案内容の概要を所管課より説明願う。
所管課(説明)
応募団体の企画提案内容について説明。
委員長
所管課から説明のあった件について質問、意見等ないか。
藤本委員
応募団体は現指定管理者であるが、何か特に新しく今回出してきた提案はあるのか。
所管課
共用利用の金額について障害者、高齢者を100円にするといった点は新しい取組として提案している。加えて、テニスコート3面の改修や広告掲載についても新しい取組である。
林委員
収支計画で修繕料が430万円というのは初芝体育館の指定管理者へ市が渡す金額なのか。
所管課
そのとおり。仮に430万円のうち400万円しか使わなかったとしたら年度末に30万円を市に返納することになっている。
林委員
テニスコート1面改修するのにどれくらいかかるのか。
所管課
改修方法もいろいろあり、全部張替や額縁のように痛んだ箇所のみを改修するやり方があるが、全部張替するとなると市での試算は3面で430万円ではできるかできないかといったところである。
林委員
市としては修繕費の範囲内でやるといった場合とそうでない場合で何かあるのか。
所管課
修繕費の中でやってもらうのもよいが、その他体育館で修繕箇所が年間いろいろ出てくるのでコートに全部使うとその他の修繕ができない不安面はある。
林委員
430万円を超えた場合はどうなるのか。
所管課
指定管理者の持ち出しとなる。
委員長
委員間の意見交換で約10分間時間をとる。
北口委員
収支について質問がある。経費に対し収入があり、その差額を指定管理料で補填ということだが、実際に収入が大きく増加し補填する部分が少なくなっても指定管理料そのものは減らさないのか。
所管課
減らさない。指定管理者の利益となる。逆になっても補填はしない。
藤本委員
年4回のアンケートをするが、市への報告は年4回なのか。
所管課
年度終了後に事業報告書を提出いただくが、その際アンケートをつけてもらい満足度の結果を出してもらう。
藤本委員
共通質問があるので、これに追加してヒアリングすると思うのだが、やり方によるがかなりしんどいのではないか。
林委員
どういった形でやってもらうイメージなのか。
アンケートの質問項目等、市として指定したやり方はないのか。
所管課
アンケート方法については四半期ごとに一定期間、利用者へ用紙配布を行い協力してもらう形等を考えている。
アンケート項目についてはある程度、4項目に絞った項目を調査してもらうことを考えている。
藤本委員
アンケート内容を具体的に書いてないのはどういうことなのか。企画書をみるとそもそも持っているシステムを使ってやるようなことを書いてある。また面接で聞こうとは思うが。
林委員
今までもやっているのか。
所管課
やっている。自主的にということではないが。
林委員
それを4回行うイメージか。
所管課
それは指定管理者の考えになるが、同じアンケートを4回実施するのかテーマを変えて実施することも可能だと考える。
北口委員
市としてどういう情報を得たいかというのがはっきり決まっているのであれば、方法等ある程度指示してあげたほうがやりやすいのではないか。
藤本委員
下手にアンケートと書いてしまうと結構な作業になってくる。
所管課
報告をもらって見ると結構膨大なアンケートをとっている。どう分析してどう生かすかが課題である。
委員長
では、事務局から採点にあたっての注意事項の説明を願う。
事務局
注意事項等説明。
<仮採点>
委員長
面接審査に入る。事務局から説明願う。
事務局(説明)
面接審査方法説明。
委員長
堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る面接審査を始める。
<A団体入室>
事務局
応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明。
各委員に対し、応募団体出席者の紹介。
A団体
プレゼンテーション(10分)
質疑応答
委員長
利用者ニーズについて
これまでは利用者意見を聴取する回数が十分でなかったため、本市の求める目標、年4回のアンケート調査及びモニタリング調査を行い、施設利用者の満足度を図ることとしている。このことについて、より積極的に利用者ニーズを把握するための方法、そして調査結果の分析について改善点、その活用方法等の考えについて説明を願う。
A団体
これまで各施設単位でアンケートがとられておらず不十分であったことから、今後は各施設ごとのグラウンドやテニスコート、各教室といった単位でとっていきたい。また、その分析をしてメーカーとしての特性も生かしながら対応したいと考える。
委員長
メーカーとしての具体的な特性とは何か。
A団体
備品の補充において、他社と比較し調達しやすい部分もある。畳の一部についても現状、老朽化しているので迅速に格安に対応できる。
委員長
スポーツ教室について
これまで指定管理者の提案に基づき、スポーツ教室を実施していただいている。今後は生涯スポーツ、青少年、高齢者、障害者スポーツを推進するという観点から、現在のスポーツ教室の継続や内容の見直しに取り組んでいただき、教室参加者の増加を図ることを求めている。これまでの管理運営の経験を含め、今後どのようにスポーツ教室の展開をしていく予定であるのかについて、お示し願いたい。
A団体
基本的に今は約30種類の教室をしている。中には人員が満杯で加入できない教室もあるが、まだ余裕のあるスポーツもある。少ない人数の教室をやめるのではなく、スポーツに親しんでもらうといった振興の観点で行っていきたい。加えて年配の方が多いことからウォーキング講習会等も入れながら対応していきたい。今までウォーキングについて館内でマップを作成し、案内をしていた。今は周辺の道が狭いこともあり滞っていたが、要望も多いことから講習会にプラスして行いたいと考える。
藤本委員
アンケート調査について各施設単位及び各教室単位ですべて4回実施していくのか。
A団体
施設によっては全て4回ではなく検討して年2回の施設もある。
田中委員
小中学校へチラシを配るといったこれまでの取組みや、今後どのように地域の参加を求めるのかその方法について説明願う。
A団体
今は年1回小学校等にスポーツ教室の要項を配っている。今後、年2回に分けて配っていきたい。
北口委員
利用者満足度の現状や原因及び今後の対応について説明願う。
A団体
現状は5段階中の3段階である普通が一番多かった。原因はトレーニング室も狭く余裕をもって使用できないこと等が一因として挙げられる。今後は利用者に公平に安全に気持ちよく使用できる環境を徹底していくことで満足度向上につながると確信している。
藤本委員
利用者の数値目標について、これまで順調に伸びてきた要因は何か。
A団体
各スポーツの大会やイベントを開催しており、その参加者が各スポーツ教室へ加入していくことで利用者増につながっている。
林委員
障害者の利用状況について説明願う。
A団体
運動広場という事業を月1回実施している。障害のある児童生徒及び保護者に無料で開放している。1回で10人から20人弱の方に利用いただいている。
現在統計をとっていないので今後統計をとり利用者増につなげていきたい。
藤本委員
運動広場の人数の把握について説明願う。
A団体
来られた方に事務所にて利用者カードを記入いただいており、利用人数についても記入いただいている。
田中委員
共用利用の時間帯におけるニーズに応じた対応について説明願う。
A団体
共用利用の時間の有効利用の要望に対しては使用時間の少し前から発券機で利用券を購入できるようにしている。今後も要望に応えられるよう対応していく。
委員長
以上でA団体に対する質疑応答を終了する。
<A団体退出>
委員長
意見交換を行う。質問意見等はないか。
所管課
先ほどのアンケート調査について補足する。指定管理者からの報告では、直近で今年の1月から2月に初芝体育館で実施しており、回収枚数は42枚で60代から70代が全体の68%であった。分析結果をもとにAED講習の全員受講や卓球やバドミントン大会の定期的開催を実施し利用者同士の交流を促進している。
委員長
市の目標がアンケート調査やモニタリングを行い満足、やや満足の回答が80%を超えることという目標を揚げていることについて何を目安にして80%を超えたかどうか判断するのか。
例えば、母数が少ないと低い結果になる可能性もある。統計をとる時はどれぐらいの調査をすれば80%といった目標の数字になるのかという考え方をもつべきではないか。
所管課
一定示すほうがよいと考える。施設によってもばらつきがあるかと思われる。
林委員
アンケート調査は他の施設との比較も必要であるから、一定の基本的な項目は市として決めておくほうがよい。それに指定管理者が追加するのは問題ない。
今後、施設の利用満足度を実施することに関して市として取組むべきことかと思う。
所管課
標準的な項目を設定し、改善したいことについて指定管理者でプラスアルファ設定をする。
林委員
最低の項目の設定をすることで、市として毎年同じ統計が取れる仕組みができ手集計だけでなくネット集計も可能になるかと。対象者も男性、女性、年齢等どういうことを集計したいのか工夫をすればよいのでは。
所管課
そのように改善していく。確かにクロス集計するまでの聞き方にはなっていない。指定管理者の業務で問わなくてはいけないのは一番に利用者へのサービスであり、それをどの程度向上させていくのかが今は一番大事だと考える。
藤本委員
昔、大阪市でスポーツ全施設を対象に共通項目で4~5年続けて実施していたが、違いがてきめんに出る。接遇、対応の項目をしっかり同じ尺度で聞けると大分見えてくるのでは。
所管課
各施設は独立してやっているので他施設と比較することでいいところはさらに頑張ろうと思うだろうし、足らずのところは対策する。
委員長
では、採点をお願いする。
<採点>
<審査表回収>
委員長
それでは、堺市立初芝体育館等指定管理者候補者選定結果について、今回は1者のみであるからA団体の得点を読み上げる。
A団体284点で71%であり、満点の60%以上に達しているため、A団体を堺市立初芝体育館等指定管理者候補者として選定する。
案件3の審議
委員長
続いて案件3の堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定に係る書類審査について応募団体の企画提案内容の概要について所管課より説明願う。
所管課
応募団体の企画提案内容について説明。
委員長
所管課から説明のあった件について質問、意見等ないか。
北口委員
指定管理料の件について平成26年度実績が4,981万6千円で今回6,000万円になっているのは何か変わったことがあったのか。6,000万円は妥当なのか。
所管課
前回公募した際、提案のあった金額を5年間支払っている。前回からもそうだが提案額と市の積算額に大分差があり実際にはかなり無理をしている状況である。結果として26年度収支について大きく赤字になっている。その負担は現指定管理者が負担している状態である。6,000万円は実績等からしても妥当だと考える。
藤本委員
両者の企画内容は同じようだが人員配置が大きく違うのはなぜか。
林委員
外部委託やあとは常勤なのかアルバイトなのかといった雇用の仕方によるので一概に人数で比較できないのではないか。
北口委員
経費の構造が全然違う。人件費、委託料、管理費とか。
林委員
委託料の比較でいくと人件費相当部分の差が出ている。2,000万円弱の差があり、それが人件費になるのかと思われる。
北口委員
委託に任せて人員的にどうなのかといった心配はある。
林委員
公益目的事業なのか収益事業なのか、その辺はどう考えるのか。
所管課
公益になっていると思われる。
林委員
原池と初芝では利用者の環境は違うのか。原池のほうが利用者が少ない
田中委員
初芝は駅から歩いて行ける距離で、原池は駅から遠いためではないか。
所管課
原池は専用利用で利用者が約109,000人。初芝は約133,000千人。トレーニングルームの形態が初芝と違うので原池はトレーニングルームで50,000人以上の利用がある。
ただ、体育館の地域的用件で言うと初芝は駅から10分ぐらい。原池は深井駅から20分くらい歩かなければならない。
藤本委員
そもそも専用と共用の違いは何か。
所管課
専用利用は、時間枠で個人的な目的で借りている状態で共用利用はこちらで企画したプログラムに一人でも参加できるものである。
藤本委員
時間枠的に専用利用が増えると共用は減っていくものか。
所管課
そのとおり。余った時間に共用利用を入れて活用している。共用利用の時間を設けた理由がそれぞれ違うので直接的な比較にはならない。種目ごとにバランスも見ながら参加者が少ないからという理由でなくすわけにはいかずバランスがなかなか難しい。
林委員
共用の枠は1カ月単位で決めるのか。共用で決まった後は専用利用できないのか。
所管課
1カ月まとめてカレンダーを作り、申込みのなかった枠を見ながらそれぞれの種目をはめていく。共用の枠は専用利用で借りられない。
<仮採点>
委員長
堺市原池公園体育館等の指定管理者候補者選定に係る面接審査を始める。
<B団体入室>
事務局
応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明。
各委員に対し、応募団体出席者の紹介。
応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
B団体
プレゼンテーション(10分)
質疑応答
委員長
まず1点目、施設の利用促進について。
体育館を初めとしたスポーツ教室において、土曜、日曜など休日は100%近くの利用率となっているが、平日においてはまだまだ余裕のある状況となっている。
今回、本市が指定管理者に求める目標として、平日の体育館大アリーナや多目的室、スケートボードパーク、陶器野球場の利用促進策を求めている。今回、平日の利用促進策を提案していただいているが、この提案の根拠、あるいは視点、期待される効果について、説明願う。
B団体
空き時間の利用について、高齢者の方は午前中の利用が可能であることから陶器の野球場等ではグラウンド・ゴルフ等の利用促進を進めていきたい。また、大アリーナの利用料金はかなり高いのでそれを細分化し少人数で利用できる区分の提案を考えている。多目的室については運動会等人工芝の安全性を考慮した提案をして利用促進を進めていきたい。
委員長
2点目、本市への収益還元について。
本市では、自主事業により得られました収益を市民サービスの向上を目的に還元することを求めている。提案された内容について、具体的な実施方法、どのように市民サービス向上が期待できるのか、思われることについて説明願う。
B団体
備品関係の入替えが必要であると考えている。また、無料イベントを開催し利用者を増やそうと考えているのでその費用に充てたい。
林委員
多目的室の人工芝修繕費用について、収支計画のどこに組み込んでいてどれくらいの費用を見込んでいるのか。
B団体
1,000万円弱の経費がかかり、リースとして使用するので収支計画の賃借料で計上している。
林委員
スポーツ教室について、無料のものを含め提案の趣旨や考え方を説明願う。
B団体
フランダンス等ニーズが多いスポーツ教室を増設したい。また幼少期の子どもたちのスクールを増やしたり、高齢者に対する運動プログラムの提供を考えている。
藤本委員
トレーニングルームの会員システムについて説明願う。
B団体
トレーニングルームは月会費制になっており一定の会員登録をした方が来ている。現状も会員数は増加している。
北口委員
利用者ニーズの把握について現状の方法を説明願う。
B団体
トレーニングルームや各使用区分でアンケートを実施するとともに窓口スタッフが日常の対応をする中で要望等の意見を聞き取り情報収集をしている
委員
自主事業の還元における予算見積の内容について説明願う。
B団体
トレーニング機器の入替えや人工芝の入替え等で約548万円程度を計上している。
北口委員
障害者雇用の現状について説明願う。
B団体
現在障害者の雇用はないが、今後機会があればぜひ雇用をしたいと考えている。
林委員
会員管理システムの内容や利用方法について説明願う。
B団体
堺市でトレーニングルームを会員制で実施しているのは原池公園体育館のみであり我々独自の当該システムを利用して運営している。会員個別データを入力し、定期的にフィードバックをしていく仕組みで会員のトレーニング利用サポートを実施している。
田中委員
広告やチラシの配布等の取組について現状及び今後の考え方を説明願う。
B団体
現状、スクール情報などのチラシを作成しており、小中学校に許可を得て年間1、2回程度全生徒にチラシを配布している。
北口委員
教室の入会キャンペーンの具体的な手段について説明願う。
B団体
入会キャンペーン等について、弊社の複数施設で合同実施することにより、広告経費や入会時に渡しているノベルティ等のプレゼントにかかる経費等を抑えることができている。
委員
以上でB団体に対する質疑応答を終了する。
<B団体退出>
所管課
トレーニングルームの件について補足説明をする。
会員制について、家原大池体育館と原池公園体育館については条例及び規則上に規定している。なお、都度利用も可能である。
林委員
その他の施設が会員制になっていないのはなぜか。施設ごとに条例で決まっているのか。
所管課
平成9年から家原大池で導入し、次に原池公園体育館で導入をした。
施設ごとに条例で決まっている。
<C団体入室>
事務局
応募団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明。
各委員に対し、応募団体出席者の紹介。
応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
C団体
プレゼンテーション(10分)
質疑応答
委員長
まず1点目、施設の利用促進について。
体育館を初めとしたスポーツ教室において、土曜、日曜など休日は100%近くの利用率となっているが、平日においてはまだまだ余裕のある状況となっている。
今回、本市が指定管理者に求める目標として、平日の体育館大アリーナや多目的室、スケートボードパーク、陶器野球場の利用促進策を求めている。今回、平日の利用促進策を提案していただいているが、この提案の根拠、あるいは視点、期待される効果について、説明願う。
C団体
平日の午後時間帯に空き時間が増えており、その時間帯に子どもたちが参加できる魅力あるスポーツ教室の実施を考えている。具体的には体操教室やボール等を使った運動できる機会を設けるような教室を考えている。
委員長
2点目、本市への収益還元について。
本市では、自主事業により得られました収益を市民サービスの向上を目的に還元することを求めている。提案された内容について、具体的な実施方法、どのように市民サービス向上が期待できるのか、思われることについて説明願う。
C団体
利用頻度が高く経年劣化が予想される施設の備品の更新をしていく。あとは施設の予防保全を考えており、余剰が出た場合はスポーツ関連の消耗品の購入や環境保全、植栽等に使用したいと考えている。
林委員
平日の利用向上のために小学生を対象にした魅力ある教室の開催について、教室の事業計画の中で具体的なものを説明願う。
C団体
ベースボールスクール、フットサルスクールやチアダンススクール等々を考えている。教室の指導者について、ブレイザーズやオリックス等と連携しながら実施している実績があるのでそういった取り組みも取り入れながら実施することを考えている。
藤本委員
指定管理者となった場合における強みや、今後の事業展開について説明願う。
C団体
現在実施されている教室は引き続き実施しながら、親子の教室や障害者を対象とした教室を利用者ニーズを把握しながら組み込んでいきたい。
北口委員
他施設で単独運営しているが、今回グループで応募した理由について説明願う。
C団体
単独運営していた施設もあるが、現状グループ運営している施設もあり、今回野球場の計画を聴取して得意な分野に実績がある企業とグループで応募した。
北口委員
トレーニング施設の委託運営におけるメリット、デメリットについて説明願う。
C団体
弊社でやる場合は職員を養成する必要が出てくる。そこを専門で職員を養成している団体に委託したいと考えている。ただ弊社の職員も能力的には十分あるので委託運営をする際にもトレーニング室をどう活性化させるかは委託業者と話をしながら弊社のイニシアティブの中でやるつもりである。
藤本委員
モニタリングについて多様な手法を用いて実施するようだが、どう集約し次年度へつなげていくのか。実績があるならそれを踏まえて説明願う。
C団体
現在他施設においてロビーに提案箱を設置し、利用者の声を集約して日々ニーズを把握し改善できるところは改善していくといった対応をしている。また利用者の声については一定期間掲示板で回答を掲示し利用者へ案内している。スポーツ教室についてもアンケートの意見等を踏まえながら見直しを検討し次年度に生かしていく。
委員長
以上でC団体に対する質疑応答を終了する。
<C団体退室>
委員長
意見交換を行う。質問、意見等はないか。
北口委員
外部委託だが、原則だめだということになっているのでは。
所管課
そのとおり。
北口委員
認める場合もあるということだが、それはどういったことなのか。
所管課
募集要項で関連してまとめている。
林委員
トレーニングの指導業務はそれにあたるのか。
所管課
該当する。
委員長
採点に移る。採点をお願いする。
<採点>
<審査表回収>
委員長
それでは、堺市原池公園体育館等指定管理者候補者選定結果について、各団体の最終得点を高い順から順に読み上げる。
第1位がB団体305点。第2位がC団体270点。B団体の点数は満点の60%以上に達しているため、B団体を堺市原池公園体育館等指定管理者候補者として選定する。
委員長
以上で本委員会を終了する。
なお、本日の選定結果については、事務局から堺市に書面で報告をお願いする。
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