平成30年度 第1回 堺市指定管理者制度懇話会 会議録
更新日:2019年1月15日
開催日時 | 平成30年7月17日 13時00分から16時45分 |
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会場 | 堺市役所本館地下1階 職員会館会議室B |
出席者 | 堀内 秀雄(和歌山大学名誉教授)(座長) |
欠席者 | 小林 美紀(弁護士) |
事務局 | 土生 徹(総務局長) |
案件名 | (1)座長の選出 |
開会
事務局
平成30年度第1回堺市指定管理者制度懇話会を開催する。
<土生総務局長挨拶>
<構成員紹介>
<配付資料確認>
案件(1)座長の選出
構成員の互選により、堀内氏を座長に選出
案件(2)指定管理者評価及び懇話会の概要、案件(3)今後の予定
事務局
指定管理者評価及び懇話会の概要、今後の予定について説明
案件(4)現地視察
事務局
視察施設の概要説明
13:40~ 堺東駅前瓦町公園地下自転車等駐車場
14:30~ 初芝体育館等
15:15~ 原池公園体育館等
15:55~ 市営住宅(小阪団地)
案件(5)その他
事務局
指定管理者制度の運用に関する監査及び議会等の最近の動向について、報告する。
平成29年度のスポーツ施設の指定管理者監査において、施設の管理運営に関する事務手続きについて、報告書等の遡り処理が指摘された。
具体的には、監査の実施中に、不足していた前年度の書類を、日付を遡って作成し決裁を行っていたこと、これらの書類の中に公印を押印しているものがあったこと、また、既に他部局へ異動した職員が決裁を行っていたことなどを指摘された。
また、新聞報道においても、手続きの不備を整えるために、作成日を遡及していたとして、「公文書偽装」という見出しで掲載されている。
議会においても、「公文書の作成の遡及の実態を全庁にわたって検証すべき」というご意見や、指定管理業務においては、「煩雑な事務処理に追われ、所管課が指定管理者に対し適切な指導が行えていないのではないか」また、「事務手続きを見直すにあたっては、住民サービスや施設の安全性の低下を招くことがないようにすべきであり、適正な運用を図るために第三者による客観的な視点での評価を強化すべき」との意見があったところ。
これらを受け、本市の今後の取組として、指定管理者への適時適切な指導を徹底するとともに、現行のガイドライン等に基づく全施設一律の制度運用により、施設によっては煩雑な事務処理に追われていることも鑑み、市と指定管理者の責任と役割に応じた事務処理への改善に向けて、指定管理者に求める申請や報告書類の精査を行うなど事務手続きの再点検を行うこととした。
なお、再点検にあたっては、単に事務の負担軽減を図るのではなく、質の高い住民サービスの提供や公共サービスとしての信頼性・公益性の確保の観点から、市は公の施設の設置者として、監督機能を損なうことがないように注意すべきと考えている。
皆様には、このたびの事案にかかる市の取組の方向性や考え方に対し、留意すべき点など多様なご意見を頂戴できればと考えている。
なお、本日はこの後、現地視察も控えているので、一旦、ご報告までとさせていただき、現地視察・ヒアリングによる指定管理者や所管課との意見交換などを踏まえたうえで、第4回懇話会において、ご意見を賜りたいと思う。