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令和元年度 第1回 緑の政策審議会 会議録

更新日:2020年5月19日

日時

令和2年2月13日(木曜)、午前10時00分

場所

堺市総合福祉会館5階 第1研修室

出席委員(10人)

会長

増田昇

副会長

藤原宣夫

委員

花田眞理子、井原縁、乾恵美子、龍田美栄、森口巖、大町むら子、大町啓之、湯川まゆみ

案件

  1. 平成30年度における堺市緑の基本計画における各取組事業の進捗状況 について
  2. 長期未着手都市計画公園の見直しの進捗状況 について
  3. 堺市パークマネジメント計画の進捗状況 について
  4. 大仙公園基本計画の改定の進捗状況 について

開会(午前10時00分)

事務局

定刻が参りました。ただいまより令和元年度第1回堺市緑の政策審議会を開催いたします。本日はお忙しい中、ご出席を頂きまして、誠にありがとうございます。私は本日の司会を務めさせていただきます、公園緑地整備課の野津です。よろしくお願いいたします。
なお、本日、嘉名委員、弘原海委員、中川委員、奥村委員におかれましては、所用のため欠席とのご連絡を頂いております。また、花田委員におかれましては、交通事情により少々遅れるという連絡がございます。
本日は、委員総数の半数以上の出席となります。「堺市緑の保全と創出に関する規則」に基づき、本日の会議は成立することをご報告いたします。また、同規則に基づきまして、本会議は公開となっております。現在、1人の方が傍聴に来られておりますことをご報告いたします。
傍聴される方にお願いがございます。「堺市緑の政策審議会の傍聴に関する要項」「審議会の傍聴について」に規定しております事項を遵守していただきますようお願いいたします。
続きまして、会議内容についてですが、速記・録音の上、議事録を作成させていただきますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
本日の資料を、お手元にご用意させていただいております。ご確認をお願いいたします。
議事次第、委員名簿、資料1。これは基本計画の30年度の進捗状況をまとめたものです。資料2、「長期未着手公園の見直しの進捗状況について」でございます。資料3、これは「パークマネジメント計画の進捗状況」の資料になります。資料4、「大仙公園基本計画の改定の進捗状況」の資料となっております。
また、併せまして、「緑の基本計画」の冊子を備え付けさせていただいております。これは再利用となりますので、そのまま机に置いておいていただきますようお願いいたします。よろしいでしょうか。漏れ等はございませんでしょうか。それでは、次第に沿って会議を進めさせていただきます。まず、建設局長の中辻より開会の挨拶を申し上げます。よろしくお願いします。
さて、本日の案件は、先ほど紹介がありましたように、「平成30年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況」「長期未着手都市計画公園の見直しの進捗状況」「堺市パークマネジメント計画の進捗状況」、それに「大仙公園基本計画の改定の進捗状況」の4件でございます。

事務局

皆さん、おはようございます。建設局長の中辻でございます。本日は、公私何かとお忙しい中、令和元年度第1回堺市緑の政策審議会にご出席賜り、誠にありがとうございます。また、平素は市政各般にわたり、温かいご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日、ご参加の委員の皆様方におかれましては、それぞれのご専門的な立場から積極的なご意見を頂き、幅広い見地からご審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。

事務局

それでは、審議に入ります前に、委員の方々をご紹介させていただきます。座席順にご紹介させていただきます。大阪府立大学名誉教授、増田昇委員でございます。

増田委員

増田でございます。よろしくお願いします。

事務局

大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授、藤原宣夫委員でございます。

藤原委員

よろしくお願いいたします。

事務局

奈良県立大学地域創造学部教授、井原縁委員でございます。

井原委員

井原です。よろしくお願いいたします。

事務局

堺市議会議員、乾恵美子委員でございます。

乾委員

よろしくお願いいたします。

事務局

堺市議会議員、龍田美栄委員でございます。

龍田委員

よろしくお願いします。

事務局

堺市自治連合協議会顧問・副会長、森口巖委員でございます。

森口委員

森口です。よろしくお願いします。

事務局

堺市女性団体協議会副委員長、大町むら子委員でございます。

大町むら子委員

大町です。よろしくお願いいたします。

事務局

堺市公園愛護会会長、大町啓之委員でございます。

大町啓之委員

よろしくお願いします。

事務局

特定非営利活動法人SEIN代表理事、湯川真由美委員でございます。

湯川委員

湯川です。よろしくお願いします。

事務局

委員の方の紹介は以上でございます。

案件1. 平成30年度における堺市緑の基本計画における各取組事業の進捗状況について

事務局

それでは、議事に入らせていただきます。ここからは増田会長にお願いしたいと思います。会長、よろしくお願いします。

増田会長

皆さん、改めましておはようございます。これから、第1回堺市緑の政策審議会を始めさせていただきたいと思います。案件はお手元の次第にございますように4案件、1番から4番までございます。順次進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
まず、先ほどもございましたけれども、第6条に基づいて会議を公開し、傍聴を認めているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、まず、案件の1、「平成30年度における堺市緑の基本計画における各取組事業の進捗状況」について、ご報告を頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

公園緑地整備課長の三好でございます。説明は私からさせていただきます。失礼ですが、着座してのご説明をさせていただきたいと思います。
それでは、「平成30年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況」について、ご報告させていただきます。本件は資料1にてご説明させていただきます。こちらは平成30年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況となり、実施した事業の主な取組実績をまとめたものです。資料の構成についてでございますが、緑の基本計画掲載内容と示した範囲については、本編に記載した内容となっております。その右側に、平成30年度取組実績、達成状況、令和元年度の取組内容などを記載しております。なお、達成状況につきましては、5段階評価をしておりまして、緑の基本計画の本編に記載しております達成目標と各年度のスケジュールに対する評価をしております。時間の都合上、事務局において、事業を抜粋させていただき、ご説明させていただきますので、ご了承ください。
それでは、資料1の1ページ目をご覧ください。施策1-1-(1)、「世界文化遺産の拠点に相応しい大仙公園の整備」につきましてでございますが、百舌鳥駅東側の大仙公園第3駐車場の実施設計を完了し、工事に着手いたしました。なお、現時点では工事は完了しております。また、大仙公園基本計画の改定業務にも着手いたしました。こちらにつきましては、後ほどの報告事項にて詳細をご説明いたします。
続きまして、施策1-1-(2)、「大仙公園の魅力向上に向けた管理運営」につきましては、健康づくりプログラムやキッチンカー、環境学習イベントなどの実証実験を実施いたしました。大仙公園パークマネジメント計画策定に関する個別プランの現況と特性、公園の理念、管理運営の方針の検討に着手いたしました。
なお、パークマネジメントにつきましては、施策2-1-(2)、3-2-(3)、後ほどの報告でもご説明差し上げますので、詳細につきましては割愛させていただきます。そのほか、案内サインの基本方針・配置計画を策定し、総合案内看板をメインとしたリニューアルも実施いたしました。
続きまして、施策1-1-(3)、「百舌鳥古墳群における古墳の保存活用」につきましては、御廟表塚古墳の史跡整備に向けた発掘調査を実施しております。そのほか、いたすけ古墳の樹木伐採の実施や普及活動事業といたしまして、第9回百舌鳥古墳群講演会を開催し、市民理解を深めました。令和元年度につきましては、御廟山古墳内濠を公有化するため、予算額が大きくなっております。
続きまして、2ページ目の施策1-2-(1)、「堺旧港と周辺緑地・公園の整備と大浜体育館の建替え」につきましてでございますが、大浜北町市有地におけます事業者からの提案施設の設計を進めました。大浜体育館は建替え等を行う民間事業者を選定し、事業契約を締結いたしました。なお、令和元年度は実施設計が完了し、工事に着手したため、予算額が大きくなっております。
続きまして、3ページ目の施策1-3-(3)、「公園墓地事業の推進」についてでございますが、合葬式墓地のあり方の事例等の情報収集を行い、公園墓地再整備基本計画の予算要求に向けて、公園墓地の課題等の洗い出しを行いました。今年度は、基本計画作成に向けた公園墓地の課題、整備の方向性等の整備を行うこととしております。
続きまして、4ページ目の施策1-5-(1)、「泉ヶ丘駅周辺における都市公園の整備」についてでございます。泉ヶ丘駅周辺において、魅力的な緑の空間を形成するため、田園公園、三原公園及び代替予定地であるビッグバン周辺地の泉ヶ丘公園について、都市計画の変更を検討し、令和元年7月の都市計画審議会にて都市計画変更の付議を行いました。
続きまして、施策1-5-(2)、「原山公園再整備運営事業」についてでございますが、平成30年度に実施設計が完了し、敷地造成や緑道改良などの土木工事に着手いたしました。現在は、今年7月のオープンに向けて鋭意工事を進めており、進捗率といたしましては、令和2年2月時点で約70%となっております。
続きまして、7ページ目の施策4-1-(1)、「人材づくりの充実」についてでございます。地域や地域における緑化や緑地保全活動に取り組む人材を発掘・育成するため、堺自然ふれあいの森で全6回の講座を開催し、13人が修了されております。また、幅広い年齢層の市民を対象とし、緑を初めとしたさまざまなテーマで「一般講座」83講座と子供を対象とした「ジュニアコース」を実施し、市民の環境意識の向上と人材の育成を実施いたしました。
続きまして、8ページ目の施策4-2-(1)、「公園における市民活動への支援」についてでございますが、公園愛護会活動としまして、活動資機材の支援など、愛護会が自主的に管理できるよう支援を行い、持続可能な愛護会制度を構築するため、クリーングリーン運動など啓発イベントを行いました。
最後でございますが、9ページ目の施策4-3-(2)、「多様な主体による緑のまちづくりの推進」についてでございます。市民、企業、大学、行政の多様な主体が連携・参画による緑のまちづくりを推進するため、緑地保全活動の啓発イベントといたしまして、第5回堺の森再生プロジェクトを市民や企業と協力し、開催いたしました。こちらには100人近くの方が参加していただけました。以上が、平成30年度の施策等事業の実施報告となります。全体の達成状況としましては、約95%、ほぼ計画どおりとなっております。
計画を上回っている事業についてご説明いたしますと、6ページ目の施策3-2-(1)、「身近な都市公園の整備」についてでございます。三国ヶ丘公園、初芝さくら公園の整備を完了いたしまして、達成目標を上回っているため、評価としましては4としております。本施策につきましては、今後も引き続き公園の整備を進めてまいります。
また、計画を下回っている事業については、4ページ目の施策1-5-(3)、「泉北ニュータウンにおける緑道の魅力向上」についてでございます。平成30年度は台風21号の影響により、緑道の樹木更新を実施できなかったため目標年次からやや遅れているものとし、評価としましては2としております。
また、9ページの後ろに付けておりますA4サイズの資料につきましては、緑地等の確保目標に対する進捗状況と、堺市における都市公園の整備状況を示しております。緑地等の確保目標に対する進捗状況については、学校等の閉校や生産緑地地区の指定解除が主な原因で緑地が減少しております。また、都市公園の整備状況につきましては、住区基幹公園が2カ所開設いたしましたことにより、合計面積が増えております。平成30年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗についての説明は以上でございます。

増田会長

ありがとうございました。案件1、「平成30年度の堺市緑の基本計画における各取組事業の進捗状況」についてご報告を頂きましたが、何かお気づきの点、あるいはご質問等がございましたら、いかがでしょうか。

乾委員

すみません。

増田会長

乾委員、どうぞ。

乾委員

今、ご報告いただきました中で、「公園や公園的な緑とオープンスペースを有する施設」が、減少になっていますよね。目標からすると、これが減少になったら具合が悪いのではないですか。この要因はいかがなものでしょうか。

増田会長

資料1-1、A4の資料で、「公園や公園的な緑とオープンスペースを有する施設」で6haぐらい減少していますが、その要因と対策のご質問です。いかがでしょう。

事務局

公園緑地整備課です。こちらが減少になっている要因について、オープンスペースを有する施設の1つに小学校がございます。今回、小学校の統廃合によって面積が減少したという要因がございます。

増田会長

よろしいでしょうか。校庭の緑が減ったということになるのですかね。

事務局

校庭等の緑地が減った分に関しまして、今回の報告では減にさせていただいているのですが、また、統廃合の関係で新たに小学校、特に南区の原山ひかり小学校の整備をしておりますので、その点で令和元年度以降については、今後、増えていくことが推定されます。

増田会長

はい。よろしいでしょうか。たぶんこれから人口減少が起こっていくと、どんどん統廃合が起こりますので、どちらかというとマイナス側に転じる可能性はあると思います。そのあたりはいかがですかね。

乾委員

よろしいですか。

増田会長

はい。

乾委員

緑を保全していくということでは、学校が統廃合されたからとか、そういった問題ではなくて、市全体として本当に緑を守るということの大事さ、そういったところから今まででも開発が進みましたから、住宅が建ったというと、田んぼとか、そういうのが少なくなってきたということもあるのですが、やはり堺市として未来に向けて緑をいかに守っていくかという、そういった視点も大きく持ってほしいなという思いがあります。

増田会長

わかりました。最後はご要望ということですが、事務局、何かご回答されますか。いかがですか。はい、局長。

事務局

学校が増えていくことはあり得ないので、今、乾委員からお話がありましたように、学校の統廃合というのは避けられないのかなと。その中で、今、委員がおっしゃるとおり、緑は非常に大事なものですから、ぱっと公園をつくるというわけにもいかないですが、トータルで考えて、緑を守っていく施策には全く変わりはありませんので、工夫をしながら頑張っていきたいと思います。

増田会長

わかりました。ありがとうございます。ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。大きく進捗状況で見ると、事業数としては資料の1-1の一番上ですけれども、「ほぼ計画どおり」が39事業、「計画を上回って進めている」が1事業、台風によって「計画が遅れている」が1事業と。こんな状況ですが、よろしいでしょうか。はい。ありがとうございます。やはり緑の保全が大事ですから、何らかの工夫で展開してほしいという要望が出ておりますので、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。

案件2. 長期未着手都市計画公園の見直しの進捗状況 について

増田会長

それでは、(2)「長期未着手都市計画公園の見直しの進捗状況」について、ご報告をよろしくお願いいたします。

事務局

続きまして「長期未着手都市計画公園の見直しの進捗状況」について、ご説明いたします。説明につきましては、前のスライドを見ていただければよろしいかと思っております。それでは説明いたします。
現在、堺市では大阪府が所管する公園を除いた207カ所、約655haの公園を都市計画決定しており、昨年度末時点で191カ所、約467haを開設しております。これは都市計画決定区域面積の約7割にあたり、約3割が未開設となっております。
次に、開設状況についてですが、現在、都市計画決定している公園207カ所のうち、全域開設している公園は156カ所、一部未開設区域を有する公園が35カ所、全域未開設の公園が16カ所あり、この一部未開設区域を有する公園と全域未開設の公園を合わせました51カ所が、今回の見直し対象公園となります。
未開設区域が残る公園がある中、都市計画公園見直しに係る動向といたしまして、社会情勢や周辺状況の変化に伴い、公園の必要性や役割に変化が生じていることに加え、長期にわたる建築制限への対応が求められています。また、国の都市計画運用指針の適時適切な都市計画の見直しがうたわれており、今後の公園整備のあり方などについて、都市計画公園の必要性等をいま一度検証し、見直しの考え方を検討する必要がございました。この考え方を明らかにするため、一定の評価項目などを示すガイドラインを策定いたしました。
これまでの経過としまして、平成27年2月に見直しガイドライン策定について、本審議会に諮問し、都市計画公園見直しを進める旨を都市計画審議会に報告いたしました。その後、本市議会の部会などを経て、平成29年3月に答申があり、平成29年5月、「堺市都市計画公園見直しガイドライン」を策定いたしました。8月にはガイドラインを策定したことについて、都市計画審議会にご報告いたしました。
続いて、ガイドラインを策定した目的と考慮すべき事項について、ご説明いたします。先ほどお示しした見直しの背景により、本ガイドラインはこの3点を踏まえ、見直しの考え方を示し、評価項目と手順を示すことを目的としております。
都市計画公園の見直しにあたっては、上位計画との整合など5つの考慮すべき事項を定めており、これらの目的、考慮すべき事項を受けて、見直しの基本姿勢と視点を設定いたしました。見直しの基本姿勢としまして、社会情勢、公園を取り巻く環境の変化を考慮するなどの3点を設定いたしました。
次に、見直しの視点では、評価区分の設定、公園整備の必要性があるのか、実現性があるのかという視点を持って評価することといたしました。これらにより、評価手順及び項目をフローにしたものが、こちらになります。
初めに、公園は規模や種別により求められる機能が異なるため、まず、住区基幹公園と都市基幹公園等に区分いたします。住区基幹公園につきましては、公園に求められる機能が同様であるため、一律に評価いたします。都市基幹公園等については後ほどご説明いたします。
続いて、必要性評価でございますが、上位計画との関連などを検証し、必要性が高いと評価された公園は、次に実現性評価を行います。実現性評価にあたっては、地形上の制約により物理的に整備が困難な場合や道路や河川、神社や墓地等が区域内に存在しており、公園整備を実施することが困難である場合を実現性が低いとします。これまでの評価により、必要性が低い、実現性が低いとなった公園について、廃止後の土地利用等への配慮を検討した上で、未着手区域の廃止を行います。
次に、都市基幹公園について、ご説明いたします。都市基幹公園につきましては、総合・運動・風致公園などが含まれます。広域的な利用が見込まれ、公園ごとの目的や機能も異なり、一律に評価することは適切でないため、個別に評価いたします。その際には、先ほどの見直しの基本姿勢及び視点を踏まえ、評価を行うものといたします。
未開設の区域を有する都市計画公園を見直しの対象とし、先ほどのフローに基づき、都市計画区域を変更する公園を抽出した結果、21カ所の区域を変更対象と評価いたしました。こちらが未着手区域の一部または全域を廃止する公園の一覧となります。これらの公園の都市計画見直し後の面積や未着手面積を一覧にしたものが、こちらになります。こちらの中でも大きく3パターンに分けることができ、開設区域もなく、今回の見直しにより都市計画区域を全域廃止しますのが、英彰公園の1公園でございます。
既に開設している区域はありますが、残っている未着手部分を全域廃止にするのが、こちらの9公園でございます。未着手区域があり、今回その一部を廃止することとした公園が、この11公園になります。21カ所の位置関係は、このようになっております。以降は、廃止区域の決定に至った流れをガイドラインに基づき説明いたします。時間の都合上、先ほど分類した3グループから1公園ずつ説明いたします。
まずは、全域廃止の英彰公園についてご説明いたします。こちらは英彰公園の土地計画区域です。計画面積は3.5haで、開設している区域はありません。廃止面積は3.5haで、全域廃止となります。本公園は、先ほどの評価フローの必要性評価におきまして、全ての項目について必要性が低いと評価されたため、廃止と判断しております。
評価の過程について、ガイドラインに基づき詳細をご説明いたします。まず、(1)の上位計画での位置づけを確認します。英彰公園は、マスタープラン等で位置づけられていないため、(2)へ遷移します。(2)では、公園配置状況から検証します。対象公園周辺の開設済み都市公園分布状況と当該公園との誘致圏の重複等を検証し、誘致圏が50%以上カバーされている場合は、必要性が低いと評価いたします。
こちらは英彰公園の周辺の公園の配置状況を示した図です。英彰公園を中心に地区公園の誘致圏距離である1キロメートルを描きます。同等規模以上である大浜公園の誘致圏を描きますと、重複率が50%を上回っており、対象公園の誘致圏内に既存の公園が包含されているため公園が充足しているとし、整備の必要性が低いと判断できます。
次に、公園に求められる機能を検証します。ここでは、公園の代表的機能である防災、環境、景観、利用について、都市計画決定当初に求められていた機能が、今後も必要とされているかの検証を行います。まず、防災評価として、周辺に一次避難機能を有する都市公園や指定避難所が充足しているかを検証します。周辺の都市公園や指定避難所から半径500mの誘致圏を描き、対象公園の誘致圏をおおむねカバーできていれば、必要性が低いと判断いたします。周辺には、指定避難所である英彰小学校などが位置しており、対象圏域をカバーする指定避難所が充足していることがわかります。これによりまして、未着手区域は整備の必要性が低いということが言えます。
続いて、環境評価といたしまして、ガイドラインでは誘致圏域内において、未着手区域と同等規模以上の一団の樹林地があれば、必要性が低いと判断することとなっています。誘致圏内には大浜公園の中に5.2haの樹木・樹林地が存在しているため、公園整備の必要性が低いとしております。景観面につきましては、歴史・文化遺産は計画区域内に存在しておらず、また、利用面についても誘致圏内に同等規模の大浜公園が存在しているため、いずれにつきましても必要性が低いと判断しております。
次に、(4)へ遷移します。(4)では、小学校区内の1人当たりの公園面積について検証します。小学校区単位で1人当たりの公園面積が5平方メートル以上あるかの検証を行いますが、当該校区の1人当たりの公園面積は6.24平方メートルであり、公園整備の必要性が低いと判断いたしました。
次に、廃止後の土地利用等への配慮へ遷移します。当該区域は第2種住居地域で、既に宅地を主として形成されており、良好な土地利用がなされているため、新たな土地利用に対する配慮が不要と判断しております。以上により、英彰公園につきましては、区域を全域廃止することと評価いたしました。
次に、開設区域はありますが、未着手区域を全域廃止する第3北花田公園についてご説明いたします。計画面積は0.98haで、区域北側が既に0.54ha開設しています。廃止面積は既に墓地として利用されています0.44haで、見直し後は0.54haとなります。
フローに基づいて見てまいります。本公園につきましては、マスタープランに位置づけられておらず、標準面積も超えているため、公園に求められる機能から検証いたします。周辺に一次避難地や広域避難地が不足していること、誘致圏域内に同規模以上の樹林地、都市公園が存在していないことから、実現性評価へ推移いたします。廃止区域は、大半が既に墓地として利用されており、長期間において現状の土地利用が継続されると見込まれるため、公園整備を実施することは困難であると評価いたしました。
次に、廃止後の土地利用等への配慮ですが、長期的な利用の継続が見込まれるため、一定の配慮は不要と判断し、未着手区域については、区域を全域廃止することと評価いたしました。
次に、未着手区域を一部廃止する天神公園でございます。計画面積は7.1haで、区域中央の用地取得が完了しておりますが、開設している区域はありません。廃止面積は、北側神社地の1.39haで、見直し後は5.71haとなります。
まず、(1)の上位計画での位置づけを確認いたします。天神公園はマスタープラン等に位置づけられているため、実現性評価へ遷移いたします。廃止区域は大半が既に神社として利用されており、長期間において現状の土地利用が継続されると見込まれるため、公園整備を実施することは困難であると評価いたしました。ため池部分につきましては、可能なところから用地取得を行うことで公園整備が可能であると判断し、未着手区域は存続するものと評価いたしました。
次に、廃止後の土地利用等への配慮では、長期的な利用の継続が見込まれる神社部分の樹林地が形成されていること。北側の宅地部分は第一種住居地域で主に宅地として形成されており、良好な土地利用がなされているため、新たな土地利用に対する配慮は不要と判断しております。以上により、天神公園については、区域を一部廃止することと評価しております。なお、ここではお示ししなかったほかの公園につきましても、同様にガイドラインに基づいて客観的に評価し、廃止区域を決定しております。
次に、こちらは変更前と変更後の都市計画面積を一覧にしたものです。今回の都市計画公園の見直しにより、合計13.25haが見直されたことになります。今後の予定でございますが、3月上旬に公聴会、下旬には案の縦覧、意見書の提出を経て、令和2年5月ころに都市計画審議会に付議をする流れと予定しております。説明は以上でございます。

増田会長

ありがとうございました。ここで策定しましたガイドラインに基づいて、長期未着手の都市公園、都市計画公園の見直しをしていただいておりまして、その進捗状況についてご報告がございました。3つのタイプに分けて詳細に説明いただきましたが、何かご意見、あるいはご質問等はございますか。井原委員、どうぞ。

井原委員

1点、お伺いしたいことがあるのですが、今回、全面廃止の決定になった英彰公園ですが、ご説明いただいた評価フローのプロセス自体は非常に合理的で、問題はないかと思います。しかし、どうしても気になるのが、都市公園の配置状況からの検証においても、それから公園に求められる機能の検証においても、大浜公園でかなり大部分をカバーしていることよって特に問題はないという判断をされている点です。大浜公園は、確か堺市で最も古い公園ですよね。明治12年でしたか。そして英彰公園は、ザビエル公園などと一緒に都市計画決定された最初の公園ですよね。昭和22年でしたか。
ということは、英彰公園は既に大浜公園がずっと存在している中で、堺市の最初に都市計画決定された公園なので、当時、一体、英彰公園がどういう機能を付与されて計画されたのかという、そこの計画思想がやはり気になってしまっています。現時点のこの計画の考え方とまた違いますし、その都市状況も全く変わってくるので、当時はこういうことであったが、現在は特に問題はありませんということならばいいのですが、一手間はあるのですが、やはり当時の都市計画決定の思想を一度、もしご存じでしたらご教示いただきたいですし、そこの点をまだ十分にわかっていないようでしたら、一度そこは押さえておいたほうがいいかなというふうに思います。以上です。

増田会長

ありがとうございます。いかがでしょうか。

事務局

公園緑地整備課です。都市計画決定当初は、戦災復興事業として公園を整備することで保健防災や美観に資することを目的として都市計画決定がなされています。なお、現在につきましては、戦災復興事業から、この英彰公園につきましては除外されております。なので、当初の考えと現在の社会情勢を鑑みまして、廃止ということになっております。以上です。

増田会長

いかがでしょうか。どうぞ。

井原委員

戦災復興事業の中で全ての公園に同じ機能を付与されていたという認識ですか。戦災復興事業の中でも英彰公園は、例えば美観であるとか、衛生面であるとかといった特定の考え方の下でおのおのつくられるかなとは思うのですが、そこら辺の話をもう少し詳しく教えていただきたい。

増田会長

いかがでしょうか。

事務局

今、ご質問いただいた英影公園について、当時、戦災復興事業の中で生活とか、美観であるとか、どのような役割で、どのような目的でもって都市計画決定をされたかということについては、今、手元で答えられる資料がございません。これについては確認をさせていただきまして、またご報告をさせていただきたいと思っております。

増田会長

おそらく戦災復興事業で公園をつくるより、以前よりもスピードが速く市街地が復興して、良好な住宅地形成がなされたというふうな経緯があるのかなと思いますけれども、一度ご確認いただければと思います。よろしいでしょうか。

井原委員

本当に一手間ではあるのですが、申し訳ないです。やはり全面廃止、しかも堺市の中で最初の計画決定公園でありますので、そこを先人への敬意ということも含めて、一度思想をちゃんと押さえた上で判断するというのは大事なことだと思います。よろしくお願いします。

増田会長

はい。ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。大体、廃止されたエリアが墓地であったり、神社であったりということで土地利用上、公園的、オープンスペース的土地利用が安定しているということで公園区域から外されているのだろうと思いますが、よろしいでしょうか。

龍田委員

すみません。

増田会長

龍田委員、どうぞ。

龍田委員

1つお聞きします。開設率なのですが、今は71%ということで、もうほぼほぼクリアしているのかなという感じですが、今後、人口減少で空き家問題等がいろいろありまして、堺市もどんどんと人口が減ってきますので、公園の意味とか、公園の意義というのをもうちょっと見直していくべきかと思います。今、公園で砂遊びをさせないとか、あと、遊具も触らせないとか、親のほうがちょっと過敏になっております。

増田会長

なるほど。

龍田委員

ボール遊びも、今、公園でどんどんとできなくなっていますよね。今、都市計画決定している公園は207カ所ですが、今後、どんどんと公園の必要性が問われてくると思います。今後のスパンとして、「今、必要である公園」と、「今、必要であるが、今後、何らかの廃止なりを考えていかなければならないエリアや地区」というのがあると思う。今はどのような感じで考えておられるのか。

増田会長

わかりました。いかがでしょうか。

事務局

今回、都市計画公園の見直しということで、先ほどからご説明しておりますように神社であるとか、墓地であるとか、あと、既存の道路で使われている部分であるとか、そういったものを基本的には省かせていただいております。
この中で、現在、並行的に進めておりますのが、公園の整備プログラムというものを並行して検討してございます。こちらのほうにつきましては、都市計画公園で残っておりますこの21カ所を含めて、どのエリアのどの公園から進めていくかというような、優先順位について、今、検討しているところでございます。これにつきましては、また年度を越えてになるかもわかりませんが、今後、追ってお伝えしていきたいと考えております。以上でございます。

増田会長

よろしいでしょうか。

龍田委員

ありがとうございます。

増田会長

たぶん国のほうの指針も、今回1回だけの見直しではなくて、今後、定期的に見直していくようにという、今、龍田委員のご指摘にあったように定期的に見直していくようにという指針も出ていようかと思いますので、適宜、5年ないし10年のスパンで判断していくということになろうかと思います。その必要性があるかと思います。
一方で、人口減少の中で減ることの危機もありますけれども、一方で、やはりこれを機会にもう少し居住環境の向上みたいなことが出てきてもいいと思いますので、適切に見直していただくということかと思います。よろしいでしょうか。
それともう1点は、後ほどのマネジメントにも関わってきていますけれども、やはり今ある公園をいかに使いこなしていくかとか、住民の方々も含めて、皆がどのように使い、楽しんでいくかというふうなことも非常に重要だと思いますので、3番目、パークマネジメント。このあたりはますます重要になってこようかと思いますので、3番の項目でも少し意識をして、ご報告いただければと思います。
ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。大町むら子委員、よろしくお願いします。

大町むら子委員

今までのところでお聞きしたいのですが、堺市にはセーフティプログラムがあり、今、問題になっているSDGsの観点からも、公園の中の問題で、例えば植栽に関すること、それから防災の観点からも、照明や視覚という部分で女性や子供が襲われるようなことのないというような観点で、堺市独自の公園づくりの中にぜひとも入れてほしい部分だと思いますが、今までの議論の中ではなかなかあがってきていない。その辺のところと、先ほど龍田委員が言われましたが、今、子どもがボールを持って遊べない公園ばかりになっているので、少し保護者のほうから、そういった公園が欲しいというのを聞いておりますので、そういった観点からも、もう少し堺市独自の公園づくりに力を入れてほしいと思います。

増田会長

わかりました。いかがでしょう。先ほどもご指摘があったように、べからず公園みたいになって、これをやったら駄目、あれをやったら駄目ばかりの公園ですけれども、やはり住民が使って気持ちが良い、あるいは、安全で安心ということが大事だと思いますので、今、何かこの部分でございますか。

事務局

公園監理課です。今おっしゃられているお話というのは公園の管理運営の話になってくるかと思っております。このところを説明させていただくパークマネジメント計画にも関係してくることでございまして、今おっしゃられていますように、公園の利用の中でいろんな安全面について、個別にそういった心配のお話も聞きます。今、実際、公園の中では、施設を管理するための監視カメラを設けておるのですが、その中で、公園に特化した話ではないのですが、庁内全体の中でも、市長から防犯という観点でカメラの設置の普及という話が出ております。その庁内の議論の中で、今後、どういったことを公園の中で考えていくかということも併せて検討してまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。

増田会長

よろしいでしょうかね。はい。局長、どうぞ。

事務局

今、委員からありましたように、やはり公園の使い方が昔とはかなり変わっていると思うのです。昔であれば、ボールを使って遊ぶというのがあったのが、今、それをやってほしい方と駄目だという方の意見が分かれているのです。そこをうまく調節するのは非常に難しいのですが、時代に合った形でいろんな工夫を加えて、例えば地元に図って、月・水・金はボールを使おうとか、火・木・土は駄目とか、いろんな工夫を各公園においてやっていくことが大事なのかな。そういう視点を持って、われわれも取り組んでいきたいと思っています。

案件3. 堺市パークマネジメント計画の進捗状況 について

増田会長

わかりました。ありがとうございます。それでは、3番目の、特にマネジメント。これからどう使いこなしていくのかということや、どう維持管理をしていくのかというあたりが重要だと思いますので、(3)「堺市パークマネジメント計画の進捗状況」について、ご報告いただければと思います。よろしくお願いいたします。

事務局

改めまして公園監理課長の室谷と申します。よろしくお願いいたします。着座にて説明させていただきます。
「堺市パークマネジメント計画の進捗状況」について、報告をさせていただきます。都市公園のパークマネジメントにつきましては、平成30年3月改定の緑の基本計画に位置づけまして、平成30年度、昨年度、公募型サウンディング市場調査、事業の実施に向けて準備を進めてまいりました。その計画の案をご準備いたしましたので、資料3-1のほうで、ご説明させていただきたいと思います。
まず1、「計画の目的」でございますが、今後の都市公園のあり方につきまして、これまでの行政主導による維持管理中心の公園管理運営から転換しまして、先ほどもいろんなお話がございましたが、都市公園の管理運営を戦略的に実情に合わすような形で推進することによりまして、より質の高い公園サービスを提供し、都市公園の活性化を図ることとしております。
次に2番ですが、「計画対象と計画期間」というのを設定しております。計画対象は、まず堺市が管理する全ての都市公園ということで、計画期間を令和2年度からおおむね10年程度としております。
「計画の実施」、3番でございますが、この堺市パークマネジメント計画の策定によりまして、まず、目指すべき公園像や基本方針、そして規模別の考え方を定めることとしております。そして、計画策定後の流れにつきまして、破線で少し囲わせていただいているのですが、まず、各公園に応じた具体計画の検討という中で、計画に基づきまして、その検討を実施してまいります。そして、その計画の際には、堺市の公園では公園愛護委員のご協力の下、そして市民のご理解の下に進めておりますので、そういった方々の意向把握や企業へのサウンディングなどを行いまして、進めてまいります。
その後、検討結果、こういったものを基に推進の可能な公園から順次、民間活力の導入、あるいは地域による新たな管理運営、そして、公園の再整備、再編成というものにつないでいきたいと考えてございます。
4番目、「社会的背景」。まず、堺市緑の基本計画におきまして、今、人口減少といったものが問題になっております。そして、少子高齢化。こういった社会情勢の変化、市民ニーズの多様化への対応に向けて、公園を柔軟に使いこなす発想が必要になってまいります。そういった中でパークマネジメントを位置づけてまいりました。
そして、平成29年には都市公園法が一部改正されまして、民間事業者による公共還元型の便益施設の公募設置管理制度。いわゆるPFI制度というものが新たに法令で位置づけられております。このような社会的背景を基にパークマネジメントを推進していくこととしております。
検討にあたりまして、堺市の公園の現状として課題につきまして、アンケート調査結果なども踏まえまして、資料の左下にありますけれども、「都市公園の整備と保全」「都市公園の維持管理」「都市公園のにぎわい創出」「地域力を生かした地域主体の公園管理運営」、そして「公民連携の推進」という5つの項目で整理しております。
右上の段に移りますけれども、堺市の公園の役割としまして、6番ですね。まず、「歴史・文化」「環境・景観」「防災」「子育て」「健康・スポーツ」「地域力」「観光」の7つに分類しまして、各公園の特性を生かすこととするとともに、役割を伸ばす計画としてまいります。
公園管理運営の仕組みにつきましては、本市だけでなく、市民や団体、民間事業者などの多様な主体と連携・協働しまして、管理運営を目指してまいりたいというふうに考えてございます。
8番、「目指すべき公園像」は、「みんなで創る公園の未来」としておりまして、3つの基本方針を定めております。1つ目は、「守り育てる」としまして、豊かな自然環境、美しい景観、防災としての空間、こういったものを踏まえまして、豊かな自然環境、歴史・文化資源を守りながら、公園の魅力を向上させてまいります。
2つ目は「柔軟な利活用」としまして、新たな公園利用を促進しまして、まちのにぎわいに寄与することとしております。
そして最後3つ目は、「経営的な視点を持つ」としまして、守り育てることや柔軟な利活用を実施し、新たな歳入の確保、あるいは公園の維持管理費を縮減することとしております。
また、基本方針に基づく施策方針としまして、一番右下のほうになりますけれども、大規模な公園と小規模な公園に分けて、特に重視する点を整理しております。先ほどもいろいろなお話がございましたけれども、個々の公園の考え方につきましては、こういった公園の規模にかかわらず、特性によって柔軟に対応していくことということも必要ということで考えてございます。
続きまして、資料の3-2をご覧ください。緑の基本計画に位置づけました先行的に取り組む15公園というものがございます。そちらを個別計画総括表概要版でご説明させていただきます。
大規模な公園としまして、まず一番左上、1で大仙公園、大浜公園、白鷺公園、荒山公園、金岡公園、原池公園、大蓮公園でございます。そして、小規模な公園としまして、東雲公園、向ヶ丘公園、西原公園、そして浅香山公園と浅香山緑道、大和川公園は、これは一連のものということで取りまとめておりますが、そしてザビエル公園、鳳公園、新金岡町ブリック公園、この堺東近辺にございます瓦町公園を合わせて15公園について個別計画を策定しております。
本日は時間の関係もございますので、個別計画を全てご説明できず、それを一覧表に取りまとめておりますけれども、それぞれの理念、管理運営方針について表に記載しております。主な公園につきまして少しご説明をさせていただきます。
まず1、大仙公園です。左上のほうになりますが、まず、理念につきまして、世界遺産の拠点にふさわしい風格と魅力を備えたシンボルパークとしてまいります。管理運営方針でございますが、堺市の公園の7つの役割、先ほどご説明しましたものの中で特に重要視するものとしまして、その内容や期待する役割を3つ選び、それぞれの項目について方針を記載しております。
大仙公園につきましては、まず歴史・文化、環境・景観、観光、この3つの役割を重視していきたいと考えてございまして、その内容としましては、百舌鳥古墳群を有する本市のシンボルパークとして活用していく。そして、風致と人の利用が一体となった緑の自然景観を育む。市民や内外からの来訪者を集め、堺市の魅力を発信するとしております。
続きまして6、原池公園でございます。理念でございますが、多様な運動施設を生かした健康、レクリエーションの拠点であり、地域活動・地域活性化につながる運動公園としております。管理運営方針の中では、健康・スポーツ、地域力、子育ての3つの役割を重要視してございまして、健康、スポーツ、レクリエーションの拠点として活用していく。そして、スポーツやレクリエーションを通じた地域活性化につなげていく。運動施設や遊具、広場等を生かした子育て支援を進めていくとしております。
続きまして、12番のザビエル公園についてご説明させていただきます。理念としましては、海に開かれた中世環濠都市堺の歴史・文化を伝え、多くの人が集い、交流する地域に親しまれる公園としております。管理運営方針でございますが、歴史・文化、観光、地域力、この3つの役割を特に重要視し、中世環濠都市堺の魅力を伝える拠点、周辺の観光名所等と連携しまして、多くの人が集い、交流する場としていく。そして、企業や住民等と連携した管理運営を推進していくとしております。
また、表の一番右側のほうになりますが、民間事業者が収益事業を実施し、新たな財源の確保が望める、いわゆる民間活力導入の可能性と各公園の今後の方向性について記載しております。民活を先行導入できる見通しの公園を二重丸。おおむね5年以内に導入の可能性があるなという公園を一重丸。そして、現段階では可能性が少し低いと考えている公園を三角で示しております。先行導入が可能または導入を進めているという公園でございますが、6番の原池公園、7番の大蓮公園、12番のザビエル公園、14番の新金岡町ブリック公園としております。また、おおむね5年以内に導入の可能性のある公園としまして、1番の大仙公園、2番の大浜公園、5番の金岡公園としており、そのほかの公園につきましては、現段階で民活導入の可能性が低いと考えられるため、民活導入以外の手法も踏まえまして、今後、公園の管理運営を検討してまいりたいと考えてございます。
そして最後に、今後のスケジュールについて少し口頭でご説明いたします。本日、ご報告しました堺市パークマネジメント計画は、本年7月ごろにパブリックコメントを実施し、市民のご意見も伺った上で、11月ごろをめどとしまして、計画を策定していきたいというふうに考えてございます。
また、先ほど資料3-2で先行導入できる可能性があると見通しをしました公園につきましては、既に事業が実施中の大蓮公園を除きまして、原池公園、ザビエル公園、新金岡町ブリック公園の3つの公園について、令和2年度中に民間事業者の公募と選定を行っていきたいというふうに考えてございます。その後、民間事業者による施設整備を決めまして、できましたら令和3年度以降に運営を開始してまいりたいというふうに考えてございます。説明は以上です。

増田会長

ありがとうございました。ただいまご報告いただきましたパークマネジメント計画の進捗状況について、何かご意見、ご質問等はございますか。大町むら子委員、どうぞ。

大町むら子委員

指定管理云々になったときに丸投げにならないようにしてほしいです。歴史ある堺のまちづくりで、堺市独自の公園ということで進めてください。よろしくお願いします。

増田会長

今の意見に対してご意見はいかがでしょうか。

事務局

ありがとうございます。今、大町委員がおっしゃられましたように、このパークマネジメント計画をつくっていくというのは、やはり堺市としてどういう公園にしていきたいかということの基本的な方向性をしっかり示した中で、民間の活力を導入するにあたっても、そこをしっかり企業にも理解いただいて、市民の方々も一緒になって、企業とわれわれ、みんなでつくっていくという理念の下で進めていくことを考えてございますので、おっしゃられるように進めてまいりたいと考えてございます。

増田会長

ほかはいかがでしょうか。乾委員、どうぞ。

乾委員

今、ご報告いただきました、この原池公園、私も昨日視察に行かせていただきました。素晴らしい球場もできて、まだ公園は今、ちょうど整備中なのですね。かなり広い敷地もあって、良い公園ができるのかなということを期待しています。やはり公園といったら元気な人ばかりが使う公園ではなくて、障害を持った人も利用できる公園をつくってほしいなと思います。例えば、ユニバーサルデザインの視点で、障害者の視点でつくられた、例えば車椅子の子供さんでも乗ることができるブランコが今できているんですね。

増田会長

そうですね。

乾委員

だから、そういう公園も、原池公園へ行ったときに、こんな広いところだったらできるのではないかと思ったのです。ぜひ、そういった視点も交えて、これからの公園もつくっていただきたいなと思います。

増田会長

わかりました。貴重なご提言ですけれども、事務局のほう、何かコメントはございますか。どうぞ。

事務局

今、委員のほうから頂きましたご意見、本当に貴重なものだと考えております。そういったことを踏まえまして、今後の公園整備に役立てていきたいと考えております。以上です。

増田会長

ほかはいかがでしょう。湯川委員、どうぞ。

湯川委員

この基本方針に基づく施策方針の小規模な公園のほうで、結構、地域主体による管理運営の推進ということを書かれていると思うのですが、福祉的な視点で見ても、地域でも校区差がかなり出てきているなというふうに思っていて、校区によってはすごく連携、それこそ地域主体による管理運営というときの自治会やNPOやボランティアなど、活発な校区は活発な校区がもちろんあると思うのですが、福祉的にもしんどくなってきている中で、公園の整備というところまで、本当に地域主体で持っていけるのか、リアリティーがないなというところがあります。
また、担い手という中で、今回、資料1のほうでも人材の育成ということが書かれていたと思うのですが、どこも高齢化、担い手の高齢化が進んでいる中で、このあたりを本当にどうしていくのかというところは、すごく重要かなというふうに思っています。特に大規模な公園に関しては、私も子育てをしている中で、お父さんやお母さんなど、大人と一緒に行く公園が大規模な公園というイメージがあって、小規模な公園は、校区の中にあるので子供たちだけで行くことが多いのかなというふうに思っています。それを見ても、どうしても遊具の老朽化であったりとか、木が育ちすぎて、犯罪というか、ちょっと怪しい大人の人がいたりという中で、地域住民や大人の目がないという中で、小規模な公園のほうが、よりどうしていくのかというところが重要なのかなというふうに思っています。

増田会長

ありがとうございます。事務局はいかがですか。先ほどの大町委員、あるいは龍田委員からのご指摘あったように、特に民活だけではなくて、この小規模のほうの地域主体という、このあたりを一体どういうふうに本当に考えていくのかとか、あるいは子育て支援、健康づくりと、このあたりをどう考えていくのかと。特によく今、片方の産官連携ばかりが動いて、官民連携みたいなものが非常に後回しになっていくと。だから、産官連携にプラス官民連携みたいなものもきっちりと方針を出すときには、ぜひともそこを位置づけてほしいなと思うのですけれども。何か事務局はございますか。

事務局

今、委員がおっしゃられるように、この小規模な公園の今後はどうしていくかというのはわれわれも大変悩ましいところであり、大きな課題であるというふうに考えてございます。堺の中で1,180ある公園の中で、まず、地域主体による管理運営の推進というのは、今現在も、公園愛護会の大町会長にも今日はご出席いただいていますけれども、この公園愛護委員さんの協力をなくしては、この公園の管理運営というのは成り立たないと思っておりまして、公園愛護委員の皆様の日々の草刈りであったり、遊具の点検であったり、こういったご協力を頂いております。これはもうほぼ1,180に近いぐらいの公園全てに愛護委員さんにご協力いただいているという状況がございます。
ただ、それだけではもちろん今後事行かんといった中で、やはり地域の中で使われている公園、本当に必要な公園と、もしかしたらそうでない公園というのもあるのかなというところも含めて、やはりそこは個別に公園をしっかり見ながら、場合によっては再編成しながら、本当に必要とされる公園を残していきながら、それをしっかり有効活用していく。愛護委員さんの皆様を中心に、地域でいろんな遊具の点検や維持管理も手伝っていただいていますが、それは国のほうでもしっかり遊具を、長期間使用できるよう維持管理していくということで方針も出ておりますので、そういった長寿命化計画に基づきまして、われわれとしてもしっかり進めてまいる中で、しっかりとした管理運営を進めてまいりたいと考えてございます。

増田会長

大町啓之委員、よろしくお願いいたします。

大町啓之委員

公園の愛護のほうを頑張っているのですが、見回っているのですけれども、その辺はちょっと見回る人たちもだんだん高齢化してきていて、なかなか大変になってきているなと感じます。
あと、ただ1件、公園の需要というところがだんだん変わってきていて、遊具などを置くのではなくて、むしろ空き地だけ、椅子だけあったらいいというニュアンスになってきている。どちらかというと、防災の観点から見て、何かあったときにみんなが集まれるだけの広さがあればいいかなと。そういうところが地域としてはだんだん求められてきているのかなという気はします。だから、ただ、だだっ広い空き地を提供していくというのも公園のあり方かなと思います。今までみたいにいろんな施設をどんどんつくってやるという。で、今、説明されている都市型公園には、しっかりこういう方向で進んでいただいたらいいかなと思います。

増田会長

わかりました。ありがとうございます。ここの9番目に書かれている公園の規模にかかわらず、特性に応じて柔軟に管理体制、あるいは整備内容も含めて柔軟に対応していくということが非常に重要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
これから全てが住民管理ではなくて、アウトソーシングできるところ、あるいはしてはならないところ、その辺の見極めもしながら、ぜひとも良い使いこなしといいますか、あるものを有効に、いかに活用していくかという視点で取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。

案件4. 大仙公園基本計画の改定の進捗状況 について

増田会長

それでは、最後の案件ですけれども、世界遺産登録をされました百舌鳥古墳群に関連して、「大仙公園基本計画の改定の進捗状況」について、よろしくお願いいたします。

事務局

それでは、大仙公園基本計画の改定につきまして、現在の進捗状況につきまして、ご報告いたします。お手元の資料の4-1、もしくは前のスライドのほうを見ていただいてもいいかと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは説明させていただきます。
百舌鳥・古市古墳群が昨年7月に世界文化遺産に登録されました。堺市のシンボルパークである大仙公園は仁徳天皇陵、履中天皇陵と隣接しており、また、公園内にも資産となる古墳が複数存在することから、百舌鳥古墳群の世界遺産登録に伴い、昭和47年に策定された大仙公園基本計画の内容の改定を進めてございます。大仙公園基本計画の改定につきましては、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産学術委員会におきまして、専門家の先生のご意見をお伺いしながら改定作業を進めてまいりました。本日は、学術委員会での議論も踏まえて、一定検討を進めてきました内容について、ご報告させていただきます。
まず、計画の背景・目的についてでございますが、世界遺産への登録に伴う世界遺産委員会決議及びイコモス勧告において、資産の周辺環境の保全、管理を適切に行うよう求められております。堺市では、史跡に指定された古墳の保存管理を行うために、平成26年度に「国指定史跡百舌鳥古墳群保存管理計画」、平成29年度に「国指定史跡百舌鳥古墳群整備基本計画」を策定しております。世界遺産への登録を踏まえ、これらの計画との整合を図りながら、世界遺産を有する堺のシンボルパークとして資産である古墳を保全し、将来にわたり継承していくために昭和47年に策定された大仙公園基本計画の内容を見直すものでございます。
では、次に資料4-2をご説明いたします。こちらは大仙公園の整備する以前の地形を示したものでございます。図面の上側が、方角で言いますと西側、海側にあたります。前のスライドのほうを見ていただいても見やすいかと思います。この図の中で標高の高い所を赤い線、それよりもさらに高い所を青い線で示しております。このことからもわかりますように、標高の高い台地上の所に仁徳天皇陵、履中天皇陵、その間に「陪塚群」と言われる大型の古墳のそばに付随するように築造された小型の古墳群があることがわかります。陪塚群は標高の高い位置にV字型に並んでいるので、このエリアを「Vゾーン」と呼んでおります。前のスライドのほうで、赤い線で示させてもらっているV字型の部分でございます。
続きまして、資料の4-3をご説明させていただきます。こちらは現在の地形とエリアの考え方を整理したものでございます。この図面の色は、地形の高低差を表しておりまして、黄色から茶色にかけて地形が高くなり、緑から青色にかけて地形が低くなってございます。この図面で見ますと、陵墓のある所や陪塚群のあるVゾーンの部分が先ほどの図面と同じく高くなっております。一部、現在の芝生広場のあたりは、公園造成時に盛り土をしているため高くなっておりますが、このVゾーンの西側の低くなっている部分には、古墳などの遺構がないことがわかっております。現在、博物館や平和塔、日本庭園など、都市公園としての施設が多く整備されておりますのは、この場所となっております。
これらの地域と資産である古墳との位置関係からエリア分けを考えておりまして、エリア1、エリア5は陵墓に近く、資産に極力配慮が必要なエリアとして考えております。陪塚群が多くあるVゾーンをエリア2とし、先ほどのエリア1、エリア5と、それに準ずるようなエリアとして古墳に十分配慮していくエリアであるとしております。また、JR百舌鳥駅前のエリアでもあることから、今後、エントランス空間として機能が想定されるエリアでもございます。
次に、エリア3につきましては、古墳などの遺構がなく、これまで博物館と都市公園としての施設整備を行ってきており、今後もガイダンスやサービス機能を高めていくエリアとしております。また、エリア4は、陵墓と阪和線に挟まれた平地上で車窓景観に配慮しながら、陵墓の存在を引き立てる引き空間となるような場所としております。
次に、資料4と資料5をご説明していきます。大仙公園は、今後、地形を大きく変えたり、何か大きな施設整備をして景観をつくっていくような公園ではございませんので、資産である古墳をどう見せるか。古墳群の連続性をどのように見せていくかという視点で、植栽で景観をつくっていくという植栽の考え方が非常に大事になってくると考えております。資料4-4が、先ほどの地形によるエリア分けを意識した植栽のゾーニングのイメージを表現したものでございます。資料4-5が、植栽密度のイメージを断面図で表現したものになります。
植栽の形態はAからD、大きく4つに分けております。Aを芝生広場として、Bが見通しの良い疎林エリア、Cが陵墓の周辺などにおいて、マツなど特徴のある樹種を配置するエリア、Dを既存の樹林を利用して、植栽密度を一定高めるエリアとしております。
各エリアの特徴を具体的に説明いたしますと、エリア1、エリア5の陵墓の周囲につきましてはCとしまして、マツなどの特徴的な樹木にて陵墓の周囲を誘導します。エリア2につきましては、駅から古墳群の連なりが意識できるように見通しの良い疎林のエリアとしております。
エリア3につきましては公園施設が多く存在するエリアですので、既存の建築物と周辺との景観の調和を図るように既存の植生を生かしながら、一定植栽密度を調整するエリアと考えております。エリア4につきましては、JR阪和線から陵墓への車窓景観を考慮しまして、陵墓の存在を引き立てる引き空間としての疎林を誘致しております。
次に、資料4-6をご説明いたします。より具体的な古墳の見せ方と植栽の考え方についてご説明いたします。短期の植栽の考え方としましては、距離の近い見通しを確保するようにいたします。例えば、現在、古墳について解説している案内板からの古墳への視線を確保するなど、古墳と対面したときに古墳がはっきり見通せる視線を確保するようにいたします。
現在でも一定確保はできておりますが、まだ十分にできていない部分もありますので、短期の計画としましては、まず、古墳に対して距離の近い視界をしっかり確保していくことといたします。
続きまして、資料4-7をご説明いたします。現在、用地買収を進めております百舌鳥駅前のエリアが公園化される時期を中期として考えております。百舌鳥駅前が公園化されることによって、駅前に降り立ったときに、大きく見通しの開かれた空間ができます。それに併せまして、中期にかけてはエリア2について、少し長い視線にも対応した植栽景観としていきます。主に主園部のビューポイントから古墳への見通しが通るようにし、古墳の連続性が感じられる植栽景観とし、一方でビューポイントの視界に入らない場所には、来園者の日陰となるような緑陰を確保いたします。このように、古墳への見えがかりと来園者の快適性が両立されるような疎林の空間を生み出していきます。
最後に、資料4-8の説明でございますが、資料4-8は長期の将来像について、全ての都市計画区域が公園になったときの平面図となります。今後の進め方といたしましては、現在、大仙公園及びその周辺において、様々な事業が検討されております。学術委員会での意見も踏まえ、関係各課と調整の上、本計画との整合を図りながら改定作業を進めていきたいと考えております。
また、本計画については、世界遺産登録に伴う世界遺産委員会決議の中で遺産影響評価を実施するように勧告されております。遺産影響評価とは、世界遺産の資産やその周辺において事業を計画する際に、その事業が資産に対してどのような影響を与えるのかを評価する手続きをいいます。今後、大仙公園基本計画につきましても、遺産影響評価を実施し、その内容をイコモスに対して報告していくこととなります。今後とも、学術委員会においてご議論、ご意見を頂きながら改定の手続きを進めてまいりたいと考えております。説明は以上でございます。

増田会長

ただいまのご報告に対しましてご意見、あるいはご質問等はございますか。花田委員、どうぞ。

花田委員

ご説明をありがとうございました。教えていただきたいことが幾つかあるのですが、まず、エリア4というところですが、今の地図を見ますと、ここは、現在は住宅地となっているところなのでしょうか。それを将来的に公園として考えていくというふうに考えてよろしいのでしょうか。また、短期・中期・長期との考え方について、それが実際にどれくらいのタイムスパンなのかということを教えていただきたいと思います。

増田会長

いかがでしょうか。

事務局

公園緑地整備課です。まず、エリア4の現状についてですが、委員がおっしゃったように、現在、住宅地となっておりまして、住宅が密集して建っているという現状でございます。
それと、短期・中期・長期の考え方についてですが、まず、短期につきましては、およそですが、5年ないし10年後というのを短期というふうに考えております。それと、中期というのは、こちらも現実的なラインとしまして、大体20年から30年ぐらいの期間を考えているところです。長期というのが、これはなかなかエリアも広くて、時間の設定というのが難しいのですが、相当な時間が見込まれるということで、なかなか難しいところではございます。以上でございます。

増田会長

いかがでしょうか。

花田委員

ありがとうございました。最初に、資料4-4のご説明のときに植栽のご説明がございまして、線路から見えるように視界を確保するということは、本当に大切だなと思いました。近鉄奈良線でも平城宮跡がとてもきれいに見えるので、観光客の方がみんな、はっと見てらっしゃる。だから、線路から見えるように視界を確保するということは大切だなと思ってお話をお聞きしていて、ふと地図を見ましたら、まだ住宅地のところなので、現在、住宅地である場所を、今後、公園として、そういう植栽も考えていくというふうに捉えてよろしいのでしょうかというのを教えていただきたかったのです。

増田会長

いかがでしょうか。何か回答はございますか。

事務局

今、短期・中期・長期というお話をさせていただきました。長期的なスパンで言いますと、やはりそういったところも含めて、公園としてというふうに考えてございます。ただ、時間的なお話で言いますと、長期というのは現実的にはまだまだ40年、50年、そういった長期的な視点で今現在は見ているところでございます。一応、今回示させていただいています計画を目指して進めてまいりたいと考えておるところでございます。以上です。

花田委員

わかりました。あと、もう1点だけ。植栽というのは、ご専門の先生がいっぱいいらっしゃいますが、成長しますので、そのときに良かれと思ったものが30年とか50年とかとなってくると全く違うことになってくるので、そのあたりを考えながら整備する必要があるかなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

増田会長

ほかはいかがでしょうか。井原委員、どうぞ。

井原委員

今回の基本計画の改定で、一番大きいのが古墳の見え方というものをかなり真剣に考えて、それに対する具体の方策を打ち出されたことかなというふうに思っております。短期・中期・長期と時間軸の中で非常に丁寧に、まずは各古墳の見え方、そして徐々にその連続性というものをしっかり意識させる方向でという形で現実的なプランニングだなというふうに思っていて、この改定内容に関しては、現時点で異論は全くありません。
ただ、先ほどのパークマネジメント計画とちょっと連動するのですが、パークマネジメント計画の個別プランニングの中で資料3-2の大仙公園が、「歴史・文化」と「環境・景観」と「観光」のこの3つの3本柱で、特にマネジメントは考えておられると。ここの「環境・景観」の記述がちょっと茫漠としているのが実はずっと引っ掛かっていまして、風致と人の利用が一体となった緑の自然景観を育む。これは環境と景観がそもそもひとくくりになっちゃっているので、どうしてもばくっとした表現になると思うのですが。
一方で、この基本計画は、整備のみならず、管理にも関係している。先ほどおっしゃったとおり、植栽の管理について、一旦つくった景観をどう維持するかということにもすごく関わってくる、本当に骨子となるプランニングだと思うので、ここでは古墳を生かした百舌鳥野の風景づくりと基本方針に打っておられて、しかもその具体内容もかなりはっきりと方針づけられているので、この辺りについてきっちり整合性を取らないと危険かなというふうに思います。そこの調整はよろしくお願いします。

増田会長

ありがとうございます。ほかはいかがでしょう。はい、大町啓之委員。

大町啓之委員

ここの大仙公園は広域避難地となっているかと思うのですが、策定に当たっては、その辺を考慮していただきたい。例えば照明については太陽光でやるとか、そういうのでちょっと考えてやっていただいていいかなと思いますので、よろしくお願いします。

増田会長

よろしいでしょうか。ほかはいかがでしょう。
少し私のほうから1、2点あって、資料、ちらっとエリア1の中に「陵墓は除く」というふうに書いているわけですが、これは都市計画公園区域じゃないですよね。

事務局

はい。

増田会長

同じ色が塗られていて、最後にいろんな周辺関連整備があって、それとの連携も図るということからいうと、陵墓は、これは周辺関連整備に入るのだろうと思うんですね。陵墓そのものは宮内庁が持っていて、公園整備計画として展開できるかといったら、市単独ではできないわけですね。だから、その辺の資料をきっちりと、周辺関連整備で書かれていないやつもあれば、いかにも公園エリアみたいな形で色を付けているエリアもあって、非常に誤解を招くので、その辺、都市計画として決定されているエリアは一体どこで、主として単独で展開できるところと、他の省庁と連携しないと、あるいは他の事業と連携しないとできないところ、そこをきっちりと表現しないと、表現しているものと表現していない部分が出てきていますので、そのあたりを精査していただきたい。
たぶんこれからの方針を決めていくときも、公園単独で書けるところと周辺の関連整備の中で書いていくところ。周辺の関連整備のところは一切触れないというわけにはいかないと思いますので、そのあたり、基本計画をやっていくときに、景観としては一体的景観が展開しますので、そのあたりを注意して書いていただきたい。そうでないと、今、議論されている気球の社会実験にしろ、そのあたりと公園整備との関係性をどう考えるのかとか、そういうところは全部抜け落ちてしまう。あるいは、陵墓の植栽管理も宮内庁の予算とか考え方があって、かなり協議をしないと書き込めない。そのあたりのことを少しきっちりと精査して、計画づくりを進めていっていただきたい。よろしいでしょうかね。ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、今日の予定しておりました案件1番から4番まで、全て終了したと思います。どうもご協力をありがとうございました。事務局のほうにお返しをしたいと思います。よろしいでしょうか。

閉会

事務局

はい。本日は長時間にわたりまして、活発なご議論、誠にありがとうございました。本日頂きましたご意見を基に整理いたしまして、今後の行政に生かしてまいりたいと思います。
これをもちまして、令和元年度第1回堺市緑の政策審議会を終了いたします。どうもありがとうございました。

閉会 (午前11時39分)

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