○堺市消防団員服制規則施行規程
平成20年10月1日
消防長庁達第21号
(趣旨)
第1条 この規程は、堺市消防団員服制規則(平成20年規則第116号。以下「規則」という。)第4条の規定に基づき、消防団員(以下「団員」という。)の服制等について必要な事項を定める。
(地質及び製式等)
第2条 団員の服制の地質及び製式は、別表のとおりとする。
(服装の区分)
第3条 団員の服装は、次のとおり区分する。
(1) 正規の服装
(2) 活動服装
(3) 防火服装
(着用期間)
第4条 服装の着用期間は、次のとおりとする。ただし、団長が必要あると認めるときは、その着用期間以外の期間においても着用することができる。
(1) 冬服 11月1日から翌年4月30日まで
(2) 合(盛夏)服 5月1日から10月31日まで
(着用心得)
第5条 団員は、この規程の定めるところに従い、正しく被服を着用し、服装及び容儀を端正にし、団員としての品位を保たなければならない。
(服装の斉一)
第6条 消防団長は、団員の服装の斉一を図ることに努めなければならない。
附則
この庁達は、示達の日から施行する。
附則(平成28年12月28日消防長庁達第11号)
この庁達は、示達の日から施行する。
別表(第2条関係)
(平28消防長庁達11・全改)
正規の服装 | 冬帽 | 色 | 男性 | 黒 | |||||
女性 | 暗い濃紺 | ||||||||
製式 | 帽 | 男性 | 円形とし、黒色の前ひさし及び顎ひもを付ける。 顎ひもの両端は、帽の両端において消防団き章を付けた金色ボタン各1個で留める。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||
女性 | 円形つば型とし、帽の周りに暗い濃紺又はその類似色のリボンを巻く。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
帽章 | 男性 | 金色金属製消防団き章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は、黒とする。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 銀色金属製消防団き章をモール製銀色桜で抱擁する。 台地は、暗い濃紺とする。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
周章 | 男性については、帽の腰周りには幅30ミリメートルの黒色なな子織を付ける。 副分団長以上の場合には、平しま織金線を付ける。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | ||||||
製式 | 前面 | 男性 | 折り襟とする。 消防団き章を付けた金色ボタンを1行に付ける。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||
女性 | 折り襟とする。 消防団き章を付けた銀色ボタンを1行に付ける。 形状は、打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||||
後面 | 男性 | 裾の中央を裂く。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 両側脇線の裾を裂く。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
袖章 | 男性 | 表半面に1条から3条までの金色しま織線をまとう。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 表半面に1条から3条までの銀色しま織線をまとう。 形状及び寸法は、男性と同様とする。 | ||||||||
階級章 | 樹脂製とする。 形状及び寸法は、規則別表のとおりとする。 | ||||||||
記章 | 左袖上部表面に消防団き章付の消防団名を表示した取外し式のエンブレムを付ける。 | ||||||||
下衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | |||||||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 両脇縫目に幅15ミリメートルの黒色なな子織の側章を付ける。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
ワイシャツ | 白色の織物で長袖とする。 | ||||||||
ネクタイ | オレンジ色を基調とした織物とする。 | ||||||||
ベルト | 幅30ミリメートルの紺色の合成繊維の織物で取外しのできるものとし、消防団き章付の帯前金具を付ける。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
手袋 | 白色の織物とする。 | ||||||||
靴 | 黒色の革製の短靴とする。 | ||||||||
合(盛夏)帽 | 色 | 濃紺 | |||||||
製式 | 帽 | 男性 | 円形とし、濃紺又はその類似色の前ひさし及び顎ひもを付ける。 顎ひもの両端は、帽の両側において消防団き章を付けた金色ボタン各1個で留める。 天井の両側にはと目を付け、通風口とする。 腰は、藤づる編みとし、すべり革には、所要の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状及び寸法は、冬帽と同様とする。 | ||||||
女性 | 冬帽と同様とする。 | ||||||||
帽章 | 男性 | 冬帽と同様とする。ただし、台地は、濃紺とする。 | |||||||
女性 | 冬帽と同様とする。ただし、台地は、濃紺とする。 | ||||||||
周章 | 男性については、帽の腰周りには、幅30ミリメートルの濃紺又はその類似色のなな子織を付ける。 副分団長以上の場合には、平しま織金線を付ける。 形状及び寸法は、冬帽と同様とする。 | ||||||||
合(盛夏)服 | 上衣 | 色 | 淡青 | ||||||
製式 | 男性 | シャツカラーの長袖カフス式ボタン留めとする。 淡青又はその類似色のボタンを1行に付ける。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
女性 | 打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||||||
階級章 | 冬服と同様とする。 | ||||||||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | |||||||
製式 | 男性 | 冬下衣と同様とする。 | |||||||
女性 | 冬下衣と同様とする。 | ||||||||
ベルト | 冬服と同様とする。 | ||||||||
手袋 | |||||||||
靴 | |||||||||
活動服装 | 活動帽 | 色 | 紺 | ||||||
製式 | 帽 | アポロキャップ型とし、前ひさしは、地質と同様とする。 ひさしは、ひさし芯を差し込み、内側を縫着する。 前部及びひさしは刺しゅう入りとし、後部はスライドアジャスターとする。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
活動服 | 上衣 | 色 | 青色とし、胸部、袖部及び背ヨーク中段部にオレンジ色を配する。 | ||||||
製式 | カッター襟型、前ファスナー式(面ファスナー併用)、左前立て付き、袖は長袖、袖口は水かき仕様のファスナー付き、裾は水平型、前後ヨーク切替え、肩章付き及び両胸にフラップ付きアウトポケットを付ける。 前後切替部分、フラップ、両胸ポケット切替部分、袖切替え及び左袖ペン差しは、配色生地を使用する。 左胸部に消防団名を漢字で表示する。 背部に消防団名を漢字で表示する。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
階級章 | 樹脂製とする。 形状及び寸法は、規則別表のとおりとする。 | ||||||||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | |||||||
製式 | ウエストベルト付き、前ワンタック、アジャスター式、裾口オーバーロック始末、前ファスナーあき、両脇斜めポケット、後ろ左右片玉縁ポケット付き(左ポケットはフラップ付き(ボタン留め))、左右カーゴポケットはフラップ付き(面ファスナー留め)及びマチ付きとする。 カーゴポケットフラップは、配色生地を使用する。 ベルトループは前4本、後中心1本及び後2本とする。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
ベルト | 幅40ミリメートルのオレンジ色の合成繊維の織物で取外しのできるものとし、1本ピンバックル付の帯前金具を付ける。 | ||||||||
靴 | 黒色の革製の短靴又は黒色の革製のファスナー付長編み上げ靴とする。 | ||||||||
保安帽 | 色及び地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |||||||
製式 | 帽 | 円形とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 顎ひもは、合成繊維とする。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
帽章 | ビニール製消防団き章とする。 形状及び寸法は、防火帽と同様とする。 | ||||||||
周章 | 帽の腰周りに階級に応じた赤色の反射線を付ける。 寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
防火服装 | 防火帽 | 色及び地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||||||
製式 | 帽 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付け、かつ、合成樹脂製の顔面保護板を収納する。 前後部にひさしを付け、顎ひもは合成繊維とする。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
帽章 | 金色樹脂製消防団き章とする。 形状及び寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
周章 | 帽の腰周りに階級に応じた赤色の反射線を付ける。 寸法は、別図のとおりとする。 | ||||||||
しころ | 色及び地質 | 銀色の耐熱性防水布とする。 | |||||||
製式 | 取付金具により防火帽に装着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き、閉じることができるものとする。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
防火衣 | 色及び地質 | うす緑色の耐熱性防水布とする。 | |||||||
製式 | 折り襟ラグラン袖式バンド付とする。 肩及びその前後に対衝撃材を入れ、上前は5個のフックとし、ポケットは左右側腹部に各1個を付け、蓋を付ける。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
現場用長靴 | 色及び地質 | 黒色のゴム製とする。 | |||||||
製式 | 底部に踏抜き防止の鋼板を埋め込み、底部は滑り止め効果のある合成ゴムとする。 | ||||||||
手袋 | 布製又はケブラー製とする。 | ||||||||
その他 | 防寒衣 | 色及び地質 | 青色の合成繊維とし、内側は、フリースとする。 | ||||||
製式 | ブルゾン型フード付(襟部に収納)とする。 ポケットは、左右腰部に各1個とし雨蓋を付けドットボタンで留める。 前立て部は、ファスナー留めとし、その前部を覆うようにドットボタン8個で留める。 左胸部に消防団名を漢字で表示する。 背部に消防団名を英字で表示する。 形状は、別図のとおりとする。 | ||||||||
雨衣 | 色及び地質 | 青色の防水布又はゴム引布とする。 | |||||||
製式 | 上衣 | 折り襟、半コート型とする。 ポケットは、左右側腹部に各1個を付け、蓋付きとする。 前立て部は、ファスナー留めとし、その前面を覆うようにロットボタン4個で留める。 左胸部に消防団名を漢字で表示する。 背部に消防団名を英字で表示する。 フードは、取外し式とする。 形状は、別図のとおりとする。 | |||||||
下衣 | 長ズボンとする。 形状は、別図のとおりとする。 |
別図
(平28消防長庁達11・全改)
数字は、寸法を示し、単位は、ミリメートルとする。
帽 | |
女性 | 男性 |
顎ひも留めボタン | 帽章 |
顎ひも | |
周章 | ||
団長、副団長 | 分団長、副分団長 | 部長、班長、団員 |
冬服 | ||||
上衣 | ||||
袖章 | 前面 | |||
分団長、副分団長 | 団長 | |||
部長、班長、団員 | 副団長 | |||
ボタン | 後面 | |||
女性 | 男性 | |||
下衣 | |||
女性 | 男性 | ||
スカート | ズボン | ズボン | |
キュロットスカート | |||
ベルト(正規の服装用) | |||
合(盛夏)服 | |
前面 | 後面 |
下衣
冬服の下衣と同様
活動帽 | |
前面 | 側面 |
活動服 | |
上衣 | |
前面 | 後面 |
下衣 | |
前面 | 後面 |
保安帽 | |
正面 | 側面 |
裏面 | |
防火帽 | |
正面 | 側面 |
裏面 | 帽章 |
しころ | |
防火衣 | |
前面 | 後面 |
防寒衣 | |
前面 | 後面 |
雨衣 | |||
雨衣 | フード | ズボン | |
上衣 | |||
前面 | 後面 | ||
保安帽乃び防火帽の階級周章
階級 | 周章 |
団長 | |
副団長 | |
分団長 副分団長 | |
班長 | |
団員 |