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西区SDGsアクション 子ども食堂の活動支援を通じたフードロス削減への取り組み

更新日:2023年1月5日

子ども食堂への支援を通じたフードロス削減をめざすプロジェクトチーム

 堺市では、さかいフードセーフティネット・プロジェクトチームを立ち上げ、スーパー等のフードロス食材を活用し、ひとり親世帯などを対象とした食糧支援の仕組みの構築や、子ども食堂の活動支援に取り組んでいます。
 西区においては、羽衣国際大学や社会福祉協議会等の関係機関と連携し、非常用備蓄食材や寄附食材等を活用した、おいしく、栄養面にも配慮したレシピを開発し、健康情報とセットで区内の子ども食堂に提供します。

プロジェクトチーム 第1回会議

 令和3年6月、プロジェクトチームの第1回会議を行いました。各機関(羽衣国際大学、子ども食堂、社会福祉協議会、保健センター)の活動内容についての情報共有を行い、今後の取り組みについて検討しました。

主な意見・方向性

<子ども食堂>
・子ども食堂で調理を担当してくれるスタッフやボランティアの人数が限られているため、献立や調理方法などに苦労している。
・子どもが喜ぶデザートなどのレシピがあればいいのではないか。
<羽衣国際大学>
・学生が子ども食堂について学び、献立開発を行って子ども食堂への支援を行うプロジェクト演習の実施について検討する。

各関係機関で、今後も長く連携を行っていくことを確認しました。

羽衣国際大学プロジェクト演習への参加

 令和3年9月、羽衣国際大学プロジェクト演習「さかいフードセーフティネット・子ども食堂支援プログラム」が約4カ月間の予定で開始されるにあたり、子ども食堂の運営者が授業で講演されました。西区でも区社会福祉協議会とともに授業に参加しました。

子ども食堂の活動に学生と参加・交流

 令和3年12月、羽衣国際大学が区内の子ども食堂と交流されることとなり、西区も区社会福祉協議会とともに活動に参加しました。

今後も連携した取り組み

 区内の子ども食堂や大学などの関係機関がよりよく連携し、それぞれが活動内容の充実を図ることができるよう、区民への周知や情報提供他連携した取り組みを引き続き実施していきます。

西保健センター栄養士の取り組み

液体ミルク等を活用したレシピの開発

 区では、災害用として液体ミルクを備蓄していますが、賞味期限が短く、廃棄ロスの懸念があります。また、備蓄の入れ替えの際に、母乳代用品として一般に配布することは、国際基準(WHOコード)により、制限が設けられています。西保健センターでは、フードロス対策として、液体ミルクをおいしく、簡単に、低コストで加工できるレシピ(1)~(5)を作成しました。
※令和5年1月に、レシピ(6)(7)を追加しました。

液体ミルクゼリー パイナップルソースの写真

サバ缶カレーの写真

液体ミルクスープの写真

ほうじ茶ミルクゼリーの写真

液体ミルクあずきアイスの写真

)かたくり粉で手軽に作る液体ミルクわらびもち風の写真

(7)液体ミルク蒸しパンとニッシーちゃんの写真

レシピを使った取り組み

 上記レシピを子ども食堂のレシピ開発を行っている羽衣国際大学に情報提供するとともに、西保健センターで開催している教室や、堺市健康づくり食生活改善推進協議会西支部(おおとり食改)の研修会で紹介し、自宅で調理していただきました。
<試食された方の感想>
・手軽に出来てよかったです。
・甘さ控えめでさっぱりして美味しかった。
・浅いタッパーで多く作り、型抜きして、盛り付けに工夫し、孫がよろこびました。

関係機関の取り組み

羽衣国際大学

 2021年度後期プロジェクト演習「さかいフードセーフティネット・子ども食堂支援プログラム」で、子ども食堂への献立開発や、子ども食堂の活動を支えている方々との交流等、学生が活動されています。

堺市社会福祉協議会 西区事務所

 西区内の子ども食堂が加入する堺市西区子ども食堂ネットワーク「スクラム”ウェスト”」の活動支援として、情報発信やフードロスになりそうな食品の募集(フードドライブ)を行っています。

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このページの作成担当

西保健福祉総合センター 西保健センター

電話番号:072-271-2012

ファクス:072-273-3646

〒593-8324 堺市西区鳳東町6丁600(西区役所内)

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