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子ども食堂

更新日:2022年11月18日

子ども食堂とは

地域の子どもたちに食事と居場所を提供する、地域のみんながつながりあえる場所です。

子どもたちを見守り、必要に応じて支援機関につないでいます。

インタビュー

中区内の子ども食堂を運営する方々に、子ども食堂をはじめたきっかけや、運営する中で感じたこと、子ども食堂の今後についての想いなどをお聞かせいただきました。
是非ご覧ください。

東深井つどいば食堂「ふらっと」(中区深井畑山町202-1/東深井小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

昔は地域の子ども会活動などが盛んで、子どもへの関わりや交流があたり前のようにありました。今は、たとえ地域の大人であっても知らない子どもには声をかけない、また子どもも知らない大人から声をかけられても返事をしないという時代です。
しかし、今の時代でも挨拶が多いまちは犯罪の少ないまちであるとも言われています。私たちが子どもたちに声をかけられるまちづくりをすることで、私たちもまた、年をとったときに若い世代から声をかけてもらえるまちになるのではないかと思っています。
また、私にも4人の子どもがいて、まだ小さかった時に、夏休みなど子どもたちを連れて遊びに行く場がないということで、周りのママ友などに声をかけてみんなで遊べる場所を作ろうと思い、体育館をお借りして、子どもたちは遊び、それをお母さんは涼しいところで見守りながらおしゃべりする場づくりを夏休みの特別企画として行いました。子どもたちが遊んでいる様子の中で、いろんな世代の子どもたちが入り混じって、大きな子が小さい子と一緒に遊んであげてとか、お母さん同士でいろんなお喋りをする様子を見ていた時に、「こういういろんな年代が一つになれるような場所を地域の中で作れたらいいな」と強く感じたことがこの活動のきっかけです。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

子ども食堂を実施して、今一番強く感じていることは、多くの人が集まることはできないけれど、「気軽なコミュニケーションの場がやっぱり必要なんだ」ということです。以前は月に1回程度の実施でしたが、今、「東深井つどいば食堂ふらっと」は、地域の方から元柔道場の場所をお借りして、週に1回、16時から17時の時間帯は小学生の遊びの時間として、19時から20時は中学生を中心とした勉強の時間として行っています。勉強は地域の高校生や、塾講師の方がボランティアで教えてくれています。それ以外にも食材の配布を実施していますが、全て、コミュニケーションのきっかけづくりとして実施しています。時間指定をするのではなく、もっと自由に出入りができる場所づくりができればと感じています。またそのためには、安定した事業の継続を可能にする仕組みづくりが必要であると強く感じています。

 

地域で子ども食堂を行う意味について

令和4年9月で、「東深井つどいば食堂ふらっと」の活動は5年目に入りますが、地域で子ども食堂をする一番の私の目的は、今、コロナ禍で特に、横のつながりとか、地域のつながりがすごく少なくなってきているので、地域のつながりをもう一度作りたいということです。
地域のつながりは、ともすれば煩わしい部分もあるかもしれません。でも声をかけ合えるような関係の向こう側には「親切な関係」だけでなく、「おせっかいだけど、人間関係に必ず必要な礼儀を教えあえる関係」も成り立つような気がしています。信用できる地域の大人から子どもが受け取ることができるメッセージはたくさんあるのだと信じています。

コロナ禍における子ども食堂の変化について

コロナ前は、小学校からお手紙を配布してたくさんの児童を対象に、地域会館などに集まってもらって、みんなでご飯を食べたり、遊ぶということをやっていました。しかし、コロナ禍では、たくさんの人数で集まるということができなくなってしまいました。そんな中で、「何か今できること」として、少人数での開催を行ったり、食材配布も行っているのですが、一般向けの食材配布とひとり親さん世帯の食材配布と分けたところ、「実はひとり親だったんです」とか、「実は今仕事がしんどくって」など、いろんな悩みの反応が見られました。これは、間口を広げて、たくさんの方に集まってもらっていた今までがあったからこそ、その中にある本当の困りごとがいろんな形で見えてきたのだと思います。
あと、周知方法の一つとしてSNSを活用し、私自身のラインのタイムラインにお知らせを載せたりしています。ラインのやり取りだと会話形式でできるので、だんだん相談が増えてきたというところがあります。

子ども食堂にかける今後の想いについて

地域には、子育て世代の方に向けてボランティア活動をやってくれている方がたくさんいて、それが、困っている方の立場からはなかなか見えなかったりします。私自身も自分の人生の中で気づいてなかったことがたくさんありました。そんないろんな気づきの場というか、「地域にはこういう人がいるんだよ」とか、「こういう支援があるんだよ」というのを気軽な形でお知らせしたり、私自身が人と人をつなぐ人でありたいと考えています。いろんな人とつながることで、また新たな出会いが生まれて、その中からまた新しいつながりができてくる。それを見ていることが私自身楽しくて、わくわくするんです。そういう人同士のつながりをたくさん地域の中で増やしていきたいと思います。
私自身も子育てがすごくしんどい親だったので、子どもが小さい時は子育てが嫌で仕方ない頃があったのですが、自分のマイナスだったり困ったりした体験が、そのうち誰かのプラスにつながるんだなと思うんです。いろんな人が多種多様なアイデアを持ち寄ったり、地域の中でちょっとずつできることをできる範囲の中でやっていく、それを集めるとすごい大きな力になると思っています。
きっと地域の中には、「私も少しやってみたいんだけど」って思われている方もたくさんいると思います。そういう方は「東深井つどいば食堂ふらっと」や他の「子ども食堂」に足を運んでいただいて、ぜひ見ていただきたいです。みんなが持っているちょっとずつの力を集めると、やってる側も楽しいので。私や「ふらっと」のメンバーも「自分らがやらなあかん」というのは思ってなくて、最後の振り返りの時もいつも、「今日も楽しませてもらったなぁ」みたいな感じが大半で、地域のみんなが自分でできる範囲で楽しくやっていければと思っています。

 

さんきゅう食堂(中区深井中町1211番地3/深井小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

私は、この深井中町の地域に住み、またこの地域で20年来、介護・福祉サービスの仕事をさせていただいていますが、長年の地域に対するある想いがありました。それは、ある時にニュースで見た、義務教育やあるいは高校を卒業した子どもたちで、次の社会的な居場所がない子どもがいる、というものでした。「この地域にもそういった子どもがいるのではないか」というもやもやした心配があり、「たとえ家が裕福であったとしても孤独な食事をしている子どもがいたら、地域みんなで何とかしたい」、「地域で創る子どもの居場所」というキーワードで具体的に何ができるかと思うようになったことがきっかけです。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

長らく想い続けていたことが、事務所の移転を機として、立地が良かったことで、その機会を得ました。この事務所には、設計時から子ども食堂スペースをあえて設けていたことと、この機会には実はもう一つのきっかけがありました。それは、フードロスの取り組みをされていた隣の大阪信用金庫の支店長さんから「山下さんの想いと大阪信金の取り組みは連携できるのではないか」というものでした。そして、令和4年7月29日(金曜)に第1回目の「さんきゅう食堂」を夕食の提供で実施しました。コロナ禍ではありますが長年の想いを実施することについて、ためらいは一切ありませんでした。
内容は、定員10人程度で、カレーライスとサラダの無料提供です。その周知としては、地域の自治会や小学校の協力を得ることができました。3世帯の子どもさんたちが親御さんと一緒に来て、カレーを持ち帰ったり、当事務所で食べて帰りました。
我々の事務所には、ネパール出身の職員がいるのですが、子どもたちとネパールの「じゃんけん遊び」をしている様子を見て、「2回目の実施では、もっと子どもたちと交流できる何かを考えよう」と強く思いました。

地域で子ども食堂を行う意味について

この仕事に助けられ、子育てをすることができた私には、この地域で「さんきゅう食堂」を実施する意味が大いにあります。また、この地域には、この活動に賛同してくれる「一緒に何かしたい」と考えている方や企業が多くあります。
今は始まったばかりの「さんきゅう食堂」ですが、日々のコミュニケーションで、この活動にそれぞれの「得意なこと」で参加していただける方を集めていきたいと思っています。

コロナ禍における子ども埴土の変化について

先述しましたように、コロナ禍で始めた「さんきゅう食堂」なので、今後もその動きを止めることはありません。「さんきゅう食堂」は毎月、第4金曜日(祝日は休み)に夕食の提供を行うことで定着していきたいと考えています。その周知の方法についても様々な手法を検討していきますので、多くの方に「さんきゅう食堂」を知っていただきたいと思います。 

子ども食堂の運営にかける今後の想いについて

今後も、毎月、第4金曜日(祝日は休み)の夕食を提供し続けることで、多くの方に知っていただき、地域の誰が来てもいい居場所となって、本当に必要な方にこの「さんきゅう食堂」の取り組みが届けばいいなと思っています。
また、この「さんきゅう食堂」は、多くの地域の方のご協力で継続できればと考えています。私は日々、多くの地域の方や企業の方とお話しする中で、この「さんきゅう食堂」についてお話しします。その中で「私もこんなことができるよ」という声をたくさんいただいており、始まったばかりの「さんきゅう食堂」ではありますが、私はこの活動を「このまち・わがまち・おたがいさまプロジェクト」と名付けています。ぜひ、皆さんのご参加、心よりお待ちしています。

早起きして朝ごはんを食べよう会(中区宮園町4-4・宮園地域会館/宮園小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

我々が子ども食堂を始めたきっかけは、平成28年4月に中区役所から、「子ども食堂をやってみませんか」という提案があったことに端を発しています。それまでは、毎月第3土曜日の朝8時から、60歳以上の地域の方を対象として「ふれあい喫茶・若草」を実施し、飲み物と軽食を提供し地域の交流事業を実施してきました。「子ども食堂」のことは、テレビのニュースで知っている程度で、まさか自分たちが実施するという感覚は全くありませんでした。しかしながら行政からの説明を受けたことや、宮園校区の子どもたちが小学校の健診で虫歯の子が比較的多いこと等、校区の子どもたちの課題をお聞きする中で、当時、12人の自治会員が集まって、「一度やってみようよ」ということになりました。
このようなきっかけで、平成28年6月に第1回目の子ども食堂「早起きして朝ごはんをたべよう会」を実施しました。食材等については、自治会で用意するもの以外では、フードバンク大阪をはじめとして、中区にある泉南乳業株式会社さんから新泉牛乳等のご協力を頂くことができました。活動内容としては、生活習慣応援事業として、朝6時30分から8時の間で、地域の子どもたちが地域会館に来て、朝ご飯を食べ、帝塚山学院大学や大阪府立大学(現大阪公立大学)の大学生などから歯磨き指導を受け、その後、各自が登校するまでの間、自分で本を読んだり、大学生ボランティアの読み聞かせを聞いたりして自由に時間を過ごしたのち、8時には子どもたちを学校へ送り出すという流れです。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

子ども食堂を実施する中で、バランスの良い献立を立てるようにしています。できるだけ野菜のサラダや煮物を献立に取り入れていますが、子どもたちの食べ残しが気になることがあります。子どもたちは、回を重ねるごとに、地域で出会ったときに「あっ、朝ご飯のおばちゃんや、次もまた行くから」という言葉とともに笑顔を見せてくれたり、時には、子ども食堂に来ていた時は小学生だった子が中学生になっても、「朝ごはんのおばちゃん、あの時はありがとう、今も忘れてないよ」など声をかけてくれ、そんな時は「この取組をやっていてよかった」と本当に思います。このように、子どももスタッフもみんなが楽しい時間を提供し続けることで、本当に必要な子どもにこの取り組みが届くことを心から願っています。

地域で子ども食堂を行う意味について

長くこの地域に住んでいますが、昔は、子ども食堂というような形で地域の子どもを見守る取組はありませんでしたので、今、地域の企業の方たちと一緒になってこのように活動することは、地域の子どもにとって大いに意味があると感じています。この活動が、地域の世代間の交流を生み出し、その交流が参加してくれている子どものみならず、親御さんの心にも届くことを願っています。

コロナ禍における子ども食堂の変化について

コロナ感染が拡大する中で、いつも「今できること」をスタッフみんなで考えてきました。宮園小学校から子どもたちへの周知協力を得て、食事をお弁当の形で持って帰ってもらったり、スタッフが手分けし、手紙を添えて戸別配達などもしました。また、ピザ屋さんからの協力も得るなどして、ピザを配ったりもしました。9月3日(土曜)は、帝塚山学院大学と武庫川女子大学から提供頂いたお弁当箱に、スタッフが用意した食材から好きなものを選んで「自分だけのオリジナルお弁当」を各自が盛り付けをして作り、子どもたちみんなで楽しくお弁当を食べました。

子ども食堂の運営にかける今後の想いについて

今後も、いろんな企画を盛り込みながら、楽しいごはんと生活習慣応援の場の提供を続けることで、この活動が、地域の子どもにとって本当の意味での子ども食堂としての役割が果たせることをスタッフ一同願っています。また、多くの参加してくれている子どもの心に良い思い出が残ることが我々スタッフの願いでもあります。
宮園小学校の児童数が減っていく中で、我々自治会ではこの取組を継続していきます。参加してくれている子どもたちが一人でも多くこの思い出を胸に育ち、また社会に出ていく中でこのような人のつながりの大切さを思い出してくれたら我々も本当に嬉しいです。

ふぁみちゃん食堂(東山841番地1/久世小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

我々ベルファミリアは、特別養護老人ホームとして、地域に根差した高齢者の介護施設としての歴史をもち、これまでも高齢者に向けたさまざまな社会貢献事業を実施してきました。さらに地域にとって必要で欠かせない存在となるために、コロナ禍前から地域の子どもさんやそのご家族を含めて何か社会貢献事業ができないか検討をしていたところ、当時、久世校区の福生会さんが、「地域の方の孤食を無くす」ことを目的として「みんなの食堂」をされていたのを聞き、我々も子ども食堂というキーワードで施設としてできることを活かしたいと思ったことがきっかけです。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

地域の多世代の方が集える楽しい場所を創ってみようと、地域の方どなたが来てもいいように「ふぁみちゃん食堂」という名前で、令和4年6月26日(日曜)に第1回目のオープン記念イベントを開催しました。開催にあたっては、地域の自治会に依頼をし、子ども会に周知をお願いしたり、スクールソーシャルワーカーに連携いただき、久世小学校にも協力をいただきました。当日は、保護者同伴型で、ピザを生地から作ったり、綿菓子づくりやキーホルダー作成などの体験型イベントとして実施しました。参加された地域の方々はもちろん、我々スタッフもとても楽しく、普段とは違う空間と地域の方の居場所づくりができたのではないかととても嬉しく感じています。

地域で子ども食堂を行う意味について

私どもベルファミリアの目的は、この地域に根差して、地域に欠かせない施設となることです。そのために、当施設を利用されている方やそのご家族だけでなく、地域の多世代の方が集い、親しんでいただく必要があると考えています。「ふぁみちゃん食堂」は、地域の多世代の方に向けて、そのための居場所として提供していきたいと思っています。

コロナ禍における子ども食堂の変化について

先ほど申し上げましたように、「ふぁみちゃん食堂」は、コロナ禍前にその実施の検討に着手したものの、コロナが猛威を振るい、内容を検討し続けながらその実施がかないませんでした。ようやく第6波が鎮まってきたので、今こそ、ということで第1回目の「ふぁみちゃん食堂」オープン記念イベントを開催することができました。イベントでは、地域の方に安心して参加していただけるように、感染対策をはじめとして、様々なことを検討し、参加者の皆さんのご協力もいただき、開催することができましたことは、「コロナ禍だからできない」ではなく、我々スタッフにとっても大きな1歩を踏み出すことができたと考えています。

子ども食堂の運営にかける今後の想いについて

次回の開催時期はまだ検討中ですが、年間に3~4回程度開催したいと考えています。「ふぁみちゃん食堂」は地域の方どなたでも参加していただける楽しい体験型のイベントを開催することで、子どもから高齢者まで、障害のある方もない方もどなたでも楽しんでいただいて、当施設に親しんでいただきたいと思っています。
イベントにはたくさんの方のご協力が必要だと実感しています。地域の方や学生さんなどでボランティアスタッフをしていただける方や、また、食材の寄付なども大歓迎ですので、興味を持っていただける皆様の関わりを心よりお待ちしています。そして、中区が盛り上がることを心から願っています。

みんなの食堂 in 福生会(所在地:伏尾196番地/久世小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

社会福祉法人福生会は、戦後、貧しい時代に戦災にあった方、お腹が空いて困っている方に対し食事を提供してきた歴史があります。我々は、「食」を大切に考えており、子どもだけでなく、年齢問わずみんなが幸せになることを考え、平成29年度より「みんなの食堂」をスタートさせました。
みんなの食堂は2つの形態があり、1つは1日5食を限定で子どもから高齢者まで誰にでも食事提供をする毎日型、2カ月に1度みんなで集まり食事するイベント型があります。
2カ月に1度の子ども食堂では、子どもがメインになりますが、幅広い年齢層に声をかけ、すべての方が楽しめる場所になるように努めています。また実施場所が高齢者施設の為、子どもと高齢者が交流できる機会も作っています。現在も、法人のサービスを利用していない方であっても、困っている方には食事を提供したいと考えています。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

普段は高齢者施設なので、子どもの元気な姿を見ることで、職員もボランティアも皆が「うれしい、楽しい」と感じる空間が生まれています。また、子どもたち自身もお祭り気分で楽しんでいる姿が見られます。現在、イベント型の子ども食堂は新型コロナウイルスの影響で実施できていませんが、保護者等からは、子ども食堂を利用したことで地域の中で学年が違う子どもたち同士の交流ができ、学校生活にも良い影響があったという声を聞かせていただきました。また福生会も地域の学校と連携することができました。

地域で子ども食堂を行う意味について

これまで高齢者の事業を通じて、地域とのつながりをもってきましたので、若い世代とのつながりは多くありませんでした。みんなの食堂をすることで、若い世代に地域の身近な存在として当施設を知ってもらえることがありがたいと思います。実際、みんなの食堂を実施してから、施設近くにある橋の下に物を落としてしまった子どもたちが、施設を頼って「助けて」と言って入ってきてくれました。また、参加者とそのご家族等から「施設に入りやすくなった」という嬉しいご意見もいただきました。このように、身近な存在として地域とのつながりがさらに深まれば良いなと考えています。

コロナ禍における子ども食堂の変化について

みんなの食堂(イベント型)が実施できていないので、フードパントリーを行い、困っている方に食材提供をしたり、自治会に食材配送をしています。また、フードバンクにも協力して頂き、みんなの食堂に来てくれていた方へ食材配布したりしています。どのような状況であっても、法人として地域の本当に困っている方に支援をしたいと考えていますので、コロナで集まれなくとも「今だからできること」を考え、活動を継続できるように形を変えて実施しています。
法人内でコロナが発生した場合は、外部の方に入ってもらえなくなるため、みんなの食堂(毎日型)は停止することとなります。

子ども食堂の運営にかける今後の想いについて

人と人が交流し、助け合いの社会となるために、いろんな方と話したいと思っています。食材の配布だけでなく、直接関わることが大切だと思っており、コロナが収まることを切に願っています。
人とのつながりでいうと、子ども食堂の中で手伝ってくれていた学生ボランティアが、福生会の職員になってくれました。大学生は子ども食堂、地域とのつながりというものに関心があるようで、当法人理念の“福祉の心”をもった方が当法人に入ってきてもらえると本当に嬉しいです。
社会貢献として公益的な活動をさせていただく中で、まだ地域の中には困窮されている方がいて、そのような方は支援団体の情報を得るのが難しい環境下にあります。広報を読んでいただいた方が、そのような方に情報を伝えていただけるとありがたいと思います。
できる範囲内ではありますが当法人も支援したいと考えています。こような機会をいただくことで、広く情報が伝わって、地域みんなで中区を支えていけたら良いなと思います。
「みんなの食堂」を実施することで、地域の皆さんの少しでも役に立てることが嬉しく、またそれが社会福祉法人の本分であります。お金ではない幸せがあると考えています。

夢ハウス(所在地:小阪西町5-21/久世小学校区)

子ども食堂を始めたきっかけについて

わたしたちは、地域の自治会活動に昔から携わっていて、中でも、地域の子ども見守り隊では、昔は、登校する子どもたちはみんな名札をしていて、地域の大人は子どもたちに「行ってらっしゃい」など声掛けをし、誰がどこの子かもよくわかっていました。今は、子どもたちは名札をすることがなく、地域の大人は子どもに声掛けもできないし、名前も知らない現状です。
わたしたちは、飲食の店をしているので、地域の子どもたちに朝ご飯を提供し、その後、子ども見守り隊が久世小学校へ送っていくことによって昔のような地域のつながりを作りたいと思ったことがきっかけです。

子ども食堂を運営する中で感じたこと

子ども食堂「夢ハウス」で地域の子どもたちへの朝ご飯の提供は、月1回のペースで実施しています。子どもたちは朝6時半にやってきて、7時40分ぐらいまで食べたりみんなで話したりしています。そして子ども見守り隊と一緒に登校します。
地域の子どもたちの学年は様々ですが、13人ぐらいの子どもたちが「夢ハウス」で朝ご飯を食べ、楽しそうな時間をすごしている様子を見ていると、子ども食堂を実施している我々スタッフも毎回うれしくなります。

地域で子ども食堂を行う意味について

ある日、登校中の小学1年生くらいの子どもに「何年生なの?」って尋ねたことがありました。その子どもは、「教えられません」と答えました。昔はこの地域でも子どもだんじりなどの祭りがあったり、自治会の子ども会活動も盛んでした。しかし、今年度から子ども会もなくなって、地域でのつながりが本当に少なくなりました。
この「夢ハウス」で様々な年齢の子どもたちが朝ご飯を食べたり遊んだりしている姿を見る中で、大きな子が小さい子の面倒を見る場面が見受けられ、ほほえましく見ています。我々にできるこの子ども食堂「夢ハウス」を続けることで、自治会に入っている子も、入っていない子も、また、スタッフには地域のおじいちゃんやおばあちゃんも加わって、地域みんながつながりをもてる、声を掛け合える地域になってくれたらいいなと思っています。

コロナ禍における子ども食堂の変化について

「夢ハウス」は昨年の8月1日にオープンしましたので、ちょうど1周年ですが、始めた時に既にコロナの真っ最中でしたので、スタッフも子どもたちもコロナ対策に余念がありません。子どもたちも、「あっ、マスク忘れた!」と言って家に急いで取りに帰ったり、手洗い、消毒などしている様子を見ていると、「子どもの危機管理意識がすごい!」といつも感心しています。

子ども食堂の運営にかける今後の想いについて

今は「夢ハウス」は、月に1回、地域の子ども誰にでも朝ご飯を提供しています。今後は、加えて地域の一人住まいの高齢者に向けて、お弁当形式で夕食を届けることで、高齢者の安否確認なども自治会と一緒になってやっていきたいと考えています。
ですので、「夢ハウス」では、食材の寄付や、ボランティアスタッフなど大歓迎です。
このような活動を続けることで、地域でのつながりと世代間交流が生まれ、また子どもたちには、小さい時に「夢ハウス」で近所のおっちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にみんなでご飯食べたことなどを思い出してもらえたら、またそのことが子どもたちの心に地域愛として残ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

このページの作成担当

中保健福祉総合センター 子育て支援課

電話番号:072-270-0550、072-278-0178

ファクス:072-270-8196

〒599-8236 堺市中区深井沢町2470-7 中区役所内

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