東消防署でドラゴン・ハイパー・コマンド・ユニットの訓練を実施しました！

令和6年度がはじまり、東消防署も新たなメンバーになったため、東消防署に配置されているDHCU（ドラゴン・ハイパー・コマンド・ユニット）の放水訓練を美原区の笠田池を借用して実施しました。
この車両は、令和元年に東消防署に配置され、大容量ホース延長放水車と大容量送水ポンプ車の2台で1セットとなっており、日本全国で12セットしか配備されていない貴重な車両です。
大容量の送水、放水が可能な特殊車両であるため、遠距離送水が必要な低水圧地域の火災や、震災等で消火栓が使えなくなった場合等に1キロ先の火点に放水が可能となっています。
延長車には、1本50m口径150mmのホースを1キロメートル分を積載し、自走しながら延長することができ、車両上部には大型放水砲があり、リモコン等を活用して放水することが可能となっています。
DHCU2台で、1キロメートル先に最大約4000ℓ/mの放水が可能となっています。
東消防署では、緊急消防援助隊へ出場する可能性もあることから、年間を通じてDHCUのホース延長訓練や放水訓練を実施しています。
有事の際に早期に対応できるよう東消防署として今後も継続的な訓練に取り組んでいきます。