このページの先頭です

本文ここから

平成29年度 生命(いのち)のメッセージ展 in 第69回白鷺祭を開催しました

更新日:2020年10月20日

 堺市では、わたしたち一人ひとりが、犯罪被害者等の置かれている状況と支援の必要性について正しく理解し、すべての市民が安全に、安心して暮らせる地域社会の実現に向けて取り組むため、平成25年4月に「堺市犯罪被害者等支援条例」を施行しました。
 この度、被害者等がおかれている状況や、支援の必要性などへの理解を深める機会として、認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター、大阪府立大学ボランティア・市民活動センターと連携し、大阪府立大学大学祭(第69回白鷺祭)において「生命(いのち)のメッセージ展」を開催し、3日間で約1,000人のご来場をいただきました。
 
 ご来場いただきました皆様、アンケートにご協力いただきました皆様、開催にあたってご協力いただきました皆様に、お礼申しあげます。

生命(いのち)のメッセージ展 in 第69回白鷺祭

開催日時

 平成29年11月3日(金曜)から5日(日曜)まで

開催場所

 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス B1棟2階 第3講義室

主催・共催

主催

 認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター

共催

 堺市、大阪府立大学ボランティア・市民活動センター

来場者の感想

●自分がただ生きているなかで、このような現実を知らなかった。そのなかでも、亡くなった人が私から見て報われていない様子などがあって、その人たちのために何かできないものだろうかと感じた。(10歳代男性)

●1人1人未来のある命が本人の望まない形で亡くなってしまうのは、本人や家族、周囲の方々にとって計り知れない悲しみと苦しみがあると思います。大きな力にはなれなくても「知る」ことも当事者の方々の慰めに繋がるのかなあと畏れ多くも思うので、これからも関心を持ち続けていきたいです。(20歳代女性)

●以前にも拝見させて頂き、毎日、仕事でハンドルを持つものとして肝に銘じておかなければならないと思っています。普通に生活をされていた人が私達運転をする者の一瞬の判断ミスでその人以外の周りの人、又私の周りの人の人生を変えてしまうことはとても怖い事です。その為に前回に続いて今回も赤い糸を頂き、自分への戒めも込めて又ハンドルにくくりつけようと思っています。最後に運転者はもちろんですが最近は危険な歩行者が増えています。共に安全に譲り合える心を持つ社会に・・・。(50歳代男性)

●パネルに書かれた文字からは、悲痛な叫びが伝わってきた。当たり前だったはずの日常を、夢を、未来をなぜこんなに不条理な形でうばわれなければならないのだろう。無念さが胸を支配する。しかし、言葉からこちらが汲み取ることが出来る想いは実際のほんの一部にしか過ぎないだろう。遺族の心の中には、いつまで経っても消えぬ想いの叫びがこだまするのだ。そのことに気づき、また一層やるせなくなった。(20歳代女性)

●大切な自分の家族の命の事を考えるとても良いきっかけになりました。犯罪やいじめ、交通事故でうばわれる命が一人でも無くなるように、社会全体で考えなければならない事がたくさんあると思います。(30歳代男性)

●詳しく知るのは恐い。でも、苦しんでいる人のことは広く知らせていかないといけないと思う。(60歳代女性)

生命(いのち)のメッセージ展in第69回白鷺祭 アンケート集計結果

・アンケート回答数 499件

生命(いのち)のメッセージ展とは

 殺人や悪質な交通事犯、いじめなどで理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役の展示です。
 犠牲者の等身大の人型パネル(メッセンジャー)に、生前の写真や遺品の靴、残された家族のメッセージなどを展示します。
 「生命の重さ、尊さ」を訴え、被害者も加害者も生み出さない社会の実現をめざし、「未来の命」を守ることを目的としています。
 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

市民人権局 市民生活部 市民協働課

電話番号:072-228-7405

ファクス:072-228-0371

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館3階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで