便色カード利用(胆道閉鎖症等発見)
更新日:2017年4月1日
胆道閉鎖症について
胆道閉鎖症は、約1万人に一人が発症するとされており、生まれつき又は生後まもなく肝臓と腸をつなぐ胆管がつまり、肝臓でつくられた胆汁という黄色い液が腸に流れなくなる病気です。胆道閉鎖症の赤ちゃんが、手術を受けないまま時間が経過すると、脳内出血や肝機能障害などを生じる危険性が高くなります。そのため、1日も早い病気の発見・治療が必要です。
胆道閉鎖症の大きな特徴は、便の色です。胆汁が腸管に流れないので、便は白っぽくなってきます(うすいクリーム色またはレモン色など)。
胆道閉鎖症の患者は、生後60日までに、便色の異常を認めることが多いと言われていますが、生後4カ月ごろまでは、便色カードを使って、赤ちゃんの便を観察いただくことをお勧めします。
赤ちゃんの便の色がおかしいと感じたら、早期発見、早期治療のためにも、1カ月健診などの健診を待たずに、2から3日以内に最寄りの医療機関(小児科医、小児外科医)を受診してください。
胆道閉鎖症 早期発見のための便色カード
母子健康手帳には、便色カードが掲載されています。
便色カードを使って、赤ちゃんの便色を確認しましょう。
便色カード(うんちの色見本)は、日中の明るい部屋の中で、おむつの横において便の色と見比べて観察する簡単な方法です(この色見本は、あくまでめやすであり、正常・異常を判定するものではありません)。
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