2022年　第35週(令和4年8月29日から令和4年9月4日)：大阪府

更新日：2022年9月9日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病・ヘルパンギーナ　増加続く」

　第35週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,425例であり、前週比6.3%増であった。
　定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症・感染性胃腸炎で以下、手足口病、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.13、1.81、0.47、0.25である。
　RSウイルス感染症は前週比7%減の419例で、南河内5.13、堺市4.58、大阪市南部2.72、大阪市西部2.10、北河内2.08であった。
　感染性胃腸炎は13%増の419例で、中河内3.40、南河内3.06、泉州2.65、大阪市北部2.50、三島2.06である。
　手足口病は15%増の356例で、大阪市北部4.00、三島2.35、南河内2.06であった。
　ヘルパンギーナは12%増の92例で、大阪市北部0.79、南河内0.75、堺市0.58である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は19%増の50例で、大阪市南部1.06、中河内0.60、泉州0.25であった。
　インフルエンザは56%減の4例で、定点あたり報告数は0.01である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2022年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2022年　第35週(令和4年8月29日から令和4年9月4日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	1	0	0	2	0	0	1	4
小児科	RSウイルス感染症	22	10	52	17	82	87	34	25	21	20	49	419
	咽頭結膜熱	3	0	0	1	1	3	2	1	1	1	1	14
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	3	4	12	1	1	5	2	0	0	19	50
	感染性胃腸炎	46	35	34	68	49	35	53	35	18	10	36	419
	水痘	1	1	4	0	2	0	2	0	0	2	0	12
	手足口病	40	40	37	29	33	32	30	56	16	12	31	356
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1	2
	突発性発しん	6	2	7	5	4	1	6	0	1	2	6	40
	ヘルパンギーナ	12	9	8	5	12	11	8	11	2	7	7	92
	流行性耳下腺炎	2	1	1	2	0	0	1	0	0	1	0	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	1	0	3	2	1	3	1	0	0	0	2	13
合計		136	101	150	141	185	174	142	130	59	55	152	1425
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0