2020年　第50週(令和2年12月7日から令和2年12月13日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「水痘　減少」

　第50週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は829例であり、前週比1.8%減であった。昨年同週比70.8％減（2019年第50週2,837例）と少ない状況である。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.28、0.72、0.38、0.31、0.25であった。
　感染性胃腸炎は前週比2%増の446例で、中河内3.25、南河内3.00、大阪市南部2.88、北河内2.77、大阪市北部2.71である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比1%減の141例で、南河内1.31、中河内1.20、泉州1.00であった。
　水痘は前週比12%減の61例で、中河内0.55、北河内0.54、泉州0.50である。
　咽頭結膜熱は前週と変わらず49例で、泉州0.50、三島0.41、中河内0.35であった。
　インフルエンザは8例減の3例であり、昨年同週比99.9％減（2019年第50週 2,500例）と少ない状況である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第50週(令和2年12月7日から令和2年12月13日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	1	0	1	0	0	1	3
小児科	RSウイルス感染症	1	0	0	4	2	0	1	5	0	0	1	14
	咽頭結膜熱	4	7	7	7	1	3	10	3	2	1	4	49
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	8	7	24	24	21	10	20	8	6	3	10	141
	感染性胃腸炎	23	30	72	65	48	31	50	38	18	22	49	446
	水痘	5	3	14	11	5	6	10	2	1	1	3	61
	手足口病	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0	1	3
	伝染性紅斑	1	0	1	0	0	1	1	0	0	0	0	4
	突発性発しん	7	4	13	9	6	6	7	9	4	4	5	74
	ヘルパンギーナ	0	0	3	1	1	0	1	1	5	6	3	21
	流行性耳下腺炎	1	3	1	1	0	0	1	1	0	0	0	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	1	1	0	1	2	0	0	2	0	8
合計		50	55	136	125	84	58	103	67	36	39	76	829
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0