2020年　第47週(令和2年11月16日から令和2年11月22日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加」

　第47週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は833例であり、前週比10.8%増であった。昨年同週比62.1％減（2019年第47週2,197例）と少ない状況である。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、水痘の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.26、0.66、0.40、0.28、0.26であった。
　感染性胃腸炎は前週比14%増の443例で、大阪市西部3.60、南河内3.19、泉州3.10、北河内3.00、中河内2.90である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比22%増の129例で、中河内1.90、泉州0.90、南河内0.88であった。
　ヘルパンギーナは前週比8%減の54例で、南河内1.13、北河内0.50、大阪市東部0.33である。
　水痘は前週比11%増の51例で、泉州0.75、大阪市北部0.43、堺市0.37であった。

　インフルエンザは2例増の4例であり、昨年同週比98.9％減（2019年第47週 363例）と少ない状況である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第47週(令和2年11月16日から令和2年11月22日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	1	0	1	0	1	1	0	4
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
	咽頭結膜熱	2	2	11	6	4	1	7	4	0	4	8	49
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	8	17	38	14	10	18	7	4	6	5	129
	感染性胃腸炎	22	24	78	58	51	20	62	30	36	19	43	443
	水痘	2	1	5	1	5	7	15	6	2	4	3	51
	手足口病	1	1	1	0	1	0	0	2	0	0	1	7
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	4	3	20	6	10	7	9	11	1	3	4	78
	ヘルパンギーナ	1	3	13	0	18	4	1	3	1	5	5	54
	流行性耳下腺炎	1	0	1	1	0	3	0	2	2	0	0	10
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	0	0	1	1	2	1	1	4	0	11
合計		35	43	146	110	104	54	114	66	47	45	69	833
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0