2020年　第44週(令和2年10月26日から令和2年11月1日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「ヘルパンギーナ　減少」

　第44週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は687例であり、前週比8.4%減であった。昨年同週比64.4％減（2019年第44週1,931例）と少ない状況である。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 1.81、0.56、0.36、0.36、0.20である。
　感染性胃腸炎は前週比5%減の354例で、泉州2.70、大阪市南部2.65、中河内2.50、北河内2.08、大阪市西部1.90であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4%減の109例で、中河内1.25、南河内・泉州0.75、大阪市北部0.64である。
　ヘルパンギーナは27%減の71例で、大阪市南部1.53、南河内1.00、三島0.35であった。
　咽頭結膜熱は前週比3%増の39例で、大阪市南部0.65、泉州0.40、堺市0.32である。

　インフルエンザは1例増の2例であり、昨年同週比98.1％減（2019年第44週 106例）と少ない状況である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第44週(令和2年10月26日から令和2年11月1日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	1	3
	咽頭結膜熱	2	0	3	3	0	6	8	4	1	1	11	39
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	6	5	13	25	12	9	15	9	1	7	7	109
	感染性胃腸炎	22	29	54	50	30	16	54	17	19	18	45	354
	水痘	4	2	5	0	5	0	2	2	1	0	1	22
	手足口病	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	1	3
	伝染性紅斑	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1
	突発性発しん	12	4	12	8	6	2	11	6	2	3	5	71
	ヘルパンギーナ	3	6	8	1	16	2	6	3	0	0	26	71
	流行性耳下腺炎	1	1	0	3	0	0	1	0	0	1	1	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	1	2	0	1	0	1	0	0	0	6
合計		50	48	97	92	70	36	98	42	26	30	98	687
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0