2020年　第21週(令和2年5月18日から令和2年5月24日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（195）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第21週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は405例であり、前週比1.5%増であった(2019年第21週　3,417例、前年比88.1％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.20、0.34、0.27、0.07、0.07である。
　感染性胃腸炎は前週比24%増の234例で、南河内2.06、中河内2.05、泉州1.60、大阪市北部1.21、三島・北河内1.12であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比24%減の53例で、大阪市西部0.67、泉州・中河内0.50である。
　水痘は前週比28%減の13例で、大阪市北部0.21、大阪市東部0.20、南河内0.13であった。
　流行性耳下腺炎は前週比18%増の13例で、北河内0.15、大阪市東部0.13、三島0.12である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第21週(令和2年5月18日から令和2年5月24日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	咽頭結膜熱	1	2	0	1	0	0	4	1	0	0	0	9
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	6	8	10	4	0	10	3	6	1	3	53
	感染性胃腸炎	11	19	29	41	33	19	32	17	9	6	18	234
	水痘	2	0	1	1	2	0	0	3	0	3	1	13
	手足口病	0	2	0	1	0	0	1	0	0	0	1	5
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	0	2
	突発性発しん	6	5	6	14	9	4	7	7	3	1	4	66
	ヘルパンギーナ	0	0	0	1	0	2	6	0	0	0	0	9
	流行性耳下腺炎	0	2	4	1	0	0	2	1	0	2	1	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
合計		22	36	48	70	49	26	63	32	18	13	28	405
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0