2020年　第7週(令和2年2月10日から令和2年2月16日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　今後の動向に注意」

　第7週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,672例であり、前週比10.1%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.47、2.44、0.44、0.35、0.24である。
　感染性胃腸炎は前週比7%減の881例で、南河内6.06、泉州5.70、大阪市西部5.33、中河内5.10、大阪市北部4.79であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は11%減の481例で、南河内3.50、堺市3.47、北河内3.41である。
　RSウイルス感染症は26%増の86例で、泉州0.95、大阪市北部0.71、大阪市西部0.67であった。
　咽頭結膜熱は24%減の69例で、中河内0.55、泉州0.50、堺市0.42である。
　インフルエンザは2%増の3,486例で、定点あたり報告数は11.62であった。大阪市西部17.21、中河内15.00、北河内14.29、南河内13.25、豊能12.59、堺市12.55であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第7週(令和2年2月10日から令和2年2月16日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	428	190	600	450	318	364	336	233	241	145	181	3486
小児科	RSウイルス感染症	3	2	14	11	7	3	19	10	6	7	4	86
	咽頭結膜熱	3	6	10	11	5	8	10	5	2	4	5	69
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	32	26	92	39	56	66	61	32	22	13	42	481
	感染性胃腸炎	91	63	119	102	97	66	114	67	48	32	82	881
	水痘	3	2	2	5	2	2	5	9	6	2	4	42
	手足口病	3	1	3	4	0	1	1	1	0	2	0	16
	伝染性紅斑	1	2	2	3	3	3	3	1	0	5	3	26
	突発性発しん	6	1	6	6	8	3	8	2	1	2	4	47
	ヘルパンギーナ	0	2	0	0	0	1	0	0	0	0	1	4
	流行性耳下腺炎	1	0	2	1	0	0	0	2	3	1	1	11
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	2	0	1	1	1	0	2	1	0	1	0	9
合計		145	105	251	183	179	153	223	130	88	69	146	1672
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	2	1	2	0	0	0	0	0				5
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0