2020年　第6週(令和2年2月3日から令和2年2月9日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　減少が続くもまだ注意が必要」

　第6週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,859例であり、前週比13.7%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、水痘、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.79、2.75、0.46、0.36、0.35である。
　感染性胃腸炎は前週比17%減の943例で、南河内7.75、大阪市北部6.36、北河内6.19、泉州4.75、堺市4.26、豊能4.23であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比13%減の542例で、堺市4.16、北河内3.70、南河内3.63、泉州3.50、大阪市西部2.89である。
　咽頭結膜熱は前週比12%増の91例で、泉州0.85、中河内0.75、北河内0.59であった。
　水痘は前週比13%増の70例で、大阪市北部1.21、大阪市東部0.53、中河内・泉州共に0.45である。
　RSウイルス感染症は前週比30%減の68例で、南河内0.63、大阪市北部0.57、中河内0.55であった。

　インフルエンザは33%減の3,413例で、定点あたり報告数は11.38であった。中河内17.23、南河内14.42、大阪市北部12.50、堺市12.14、泉州11.61であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第6週(令和2年2月3日から令和2年2月9日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	383	192	485	517	346	352	383	250	157	165	183	3413
小児科	RSウイルス感染症	5	1	12	11	10	4	10	8	1	3	3	68
	咽頭結膜熱	10	6	16	15	3	7	17	3	1	5	8	91
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	25	31	100	37	58	79	70	35	26	31	50	542
	感染性胃腸炎	93	66	167	84	124	81	95	89	36	38	70	943
	水痘	5	1	8	9	5	4	9	17	1	8	3	70
	手足口病	3	1	3	2	3	0	1	0	2	3	0	18
	伝染性紅斑	2	7	6	3	17	2	4	0	1	5	6	53
	突発性発しん	11	3	5	12	5	3	3	9	1	3	1	56
	ヘルパンギーナ	2	2	0	0	0	1	0	0	0	0	1	6
	流行性耳下腺炎	0	1	0	0	0	1	0	1	0	0	0	3
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	0	1	0	2	0	0	2	1	2	0	9
合計		157	119	318	173	227	182	209	164	70	98	142	1859
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	1	1	1	0	0	1	0	0				4
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0