2020年　第10週(令和2年3月2日から令和2年3月8日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　減少続くも昨年同時期より高い」

　第10週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,329例であり、前週比5.4%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、水痘、の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.02、2.19、0.40、0.30、0.29である。
　感染性胃腸炎は前週比15%減の595例で、南河内5.81、泉州4.85、中河内3.90、北河内2.96、大阪市南部2.78であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4%増の432例で、泉州3.25、堺市3.05、南河内2.81である。
　RSウイルス感染症は20%増の78例で、南河内1.19、泉州0.80、大阪市北部0.57であった。
　咽頭結膜熱は6%増の59例で、北河内0.56、中河内0.55、三島0.47である。
　水痘は6%減の58例、大阪市北部　0.5、北河内0.48、中河内・豊能0.45であった。
　インフルエンザは25%減の2,197例で、定点あたり報告数は7.32であり、北河内11.00、中河内10.52の2ブロックでまだ注意報レベルを超えている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第10週(令和2年3月2日から令和2年3月8日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	154	122	442	330	232	261	211	165	70	97	113	2197
小児科	RSウイルス感染症	6	2	4	10	19	4	16	8	1	0	8	78
	咽頭結膜熱	2	8	15	11	4	4	8	5	0	0	2	59
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	27	27	67	45	45	58	65	24	22	10	42	432
	感染性胃腸炎	60	45	80	78	93	26	97	35	22	9	50	595
	水痘	10	1	13	9	2	2	4	7	1	4	5	58
	手足口病	2	0	0	0	0	1	1	0	0	0	0	4
	伝染性紅斑	2	3	4	4	11	2	5	2	0	3	0	36
	突発性発しん	6	1	7	9	6	1	10	1	2	1	3	47
	ヘルパンギーナ	0	3	0	0	0	0	0	0	0	0	2	5
	流行性耳下腺炎	0	0	0	1	1	0	0	1	0	1	1	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	2	2	1	0	1	0	3	0	1	0	10
合計		115	92	192	168	181	99	206	86	48	29	113	1329
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	1	1	0	0	0	6	1	2				11
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0