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若年層の方へ ワクチン接種をぜひご検討ください

更新日:2023年2月14日

本市の新型コロナワクチンの3回目の接種率を年代別で見た場合、次のとおり若い方の接種率が低い傾向にあり、30歳代以下では接種した方が半数を下回っています(令和4年11月22日時点)。

3回目接種の年代別接種率



新型コロナワクチンの1・2回目の接種後、ワクチンの発症・重症化予防効果は、時間の経過とともに低下しますが、3回目の接種を受けることで回復します。
3回目接種に使用されているオミクロン株対応ワクチンは、従来ワクチンを上回る重症化予防効果と、短期間の可能性はあるものの、オミクロン株に対する感染予防効果と発症予防効果が期待されています。
若い世代の方であっても、感染した場合は重症化したり後遺症が残る場合があります。同居の家族や友人など大切な方々を守るためにも、若い世代の方々も積極的に接種をご検討ください。なお、オミクロン株対応ワクチンは1・2回目接種を完了した12歳以上の方が対象ですので、まだ接種を受けていない方は1・2回目接種をぜひご検討ください。

「3回目接種のお知らせ(3回目接種がまだお済みではない皆様へ)」(PDF:521KB)




※ワクチン接種は強制ではありません。正しい情報に基づき、接種を受けるメリットとリスクを十分理解したうえで、ご自身で判断してください。

ワクチン接種の主なメリット

あなた自身の命と健康を守るために

若い世代の方で、新型コロナウイルスで死亡や重症の報告は少なく、大半の方は軽症とされていますが、中には重症となった方や死亡した方などの例が報告されています。また、回復した後も嗅覚や味覚障害、疲労感、記憶障害などの症状に苦しむ場合があります。

身近にいる大切な人たちを守るために

ワクチンの接種を受けた場合、新型コロナウイルスに感染した場合でもウイルス量を低く抑える効果が知られています。自分自身が感染しにくくなるだけでなく、もし感染した場合でも、家族や友人、仲間や職場の同僚など、日ごろ接している身近で大切な人たちを守る効果が期待されます。

変異ウイルスが誕生する確率を少しでも減らすために

新型コロナウイルスの感染者が増えると、ウイルスの変異が起こるリスクは上がりますが、ワクチンの接種によって感染する人が減ると、変異ウイルスが誕生する確率を減らすことにつながります。

接種後の副反応

現在、日本で接種が進められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

10代・20代の男性と保護者の方へのお知らせ

新型コロナワクチンの接種後に、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。mRNAワクチン(ファイザー社・モデルナ社のワクチン)接種後は、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。
詳しくはこちらをご覧ください。

新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省ホームページより)

主に若年層の方が不安に感じる疑問と答えについてご紹介します。その他のQ&Aについては、新型コロナワクチンQ&A(外部リンク)をご覧ください。

Q ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。

A 新型コロナワクチン接種後、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎になったという報告がなされています。軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。mRNAワクチン(ファイザー社及びモデルナ社のワクチン)接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。

Q mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。

A mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みがありますが、情報の流れは一方通行で、逆にmRNAからはDNAはつくられません。こうしたことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に残ったり、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられています。

Q ワクチンを接種することで不妊になるというのは本当ですか。

A ワクチンが原因で不妊になるという科学的な根拠はありません。ワクチン接種により流産率は上がっておらず、妊娠しにくくなるという根拠も確認されていません。

Q 私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

A 妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も接種勧奨の対象とされており、ワクチン接種を受けることができます。国内外の研究では、ワクチン接種を受けた妊婦やその新生児に対して有害事象の増加はなく、ワクチン接種を受けていない妊婦と比べて、流産、早産、新生児死亡の発生率に差はなかったと報告されています。また、妊娠中に接種したワクチンによってつくられた抗体は、臍帯を通じて胎児へ移行し、生まれた後に新生児を感染から守る効果が期待されます。
国内の研究において、妊婦が新型コロナウイルスに感染した場合、ほとんどは軽症ですが、中等症1が16%、中等症2が15%、重症が1.9%という結果も得られており、中等症2~重症例では早産率が増加したと報告されています。産婦人科の関係学会も、妊娠中の時期を問わず接種を勧めています。

ワクチン接種に関する理解を深めていただくために

ワクチン接種を検討していただく際の、疑問や不安の解消にお役立てください。

ワクチン接種に関する情報(厚生労働省ホームページ)

ワクチン接種に関する動画

ワクチン接種の啓発動画(新型コロナウイルス感染症対策プロジェクト)

堺市立総合医療センターと関西大学堺キャンパスが共同で実施する「新型コロナウイルス感染症対策プロジェクト」の一環として制作した啓発動画。学生のワクチン接種に対する不安や疑問に、医師がわかりやすくお答えしています。

新型コロナワクチン接種に関する啓発動画(外部リンク)

首相官邸ホームページの動画

オミクロン株対応2価ワクチンの有効性と副反応について専門家が説明する動画や、若者にどんなメリットがあるワクチンなのか、モデル/動画クリエーターの ねお さんが専門家の方に聞く動画などが公開されています。

首相官邸ホームページ(外部リンク)

政府インターネットテレビ

岸田総理大臣による「ミライの歩き方~『ワクチン接種のお願い』」篇や、新型コロナウイルス対策「2価ワクチン」篇などの動画が掲載されています。

政府インターネットテレビホームページ(外部リンク)

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このページの作成担当

堺市新型コロナワクチン接種コールセンター

電話番号:0570-048-567

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