市長からのメッセージ(令和3年10月29日)
更新日:2021年10月29日
◆市内の感染状況
9月30日に緊急事態宣言が解除されてから1カ月近くが経過しました。
堺市内の新型コロナウイルス感染症の状況は、皆様の多大なご理解とご協力のおかげで現在も落ち着いています。10月25日からは飲食店等への営業時間短縮の要請が解除され、日常生活が徐々に戻りつつあります。
◆国内外の変化
ワクチン接種も堺市では10月29日(9時時点)で対象となる12歳以上の76.2%、65歳以上の方は93.5%が2回接種を完了しています。
※VRS(ワクチン接種記録システム)の数字ですので実際は上記より進んでいるものと考えます
一方で、今も新型コロナウイルス感染症の陽性となり療養中の市民の方がおられます。1日も早いご快復を心より願っています。
ワクチン接種が日本よりも早く進んだ英国では、現在1日に5万人を超える新規陽性者が発生しており、第5波で感染急拡大した要因である「デルタ株」よりもさらに感染力が強いとされる新たな変異株「デルタ・プラス」も見つかっています。
また、国内でも2回のワクチン接種を完了した方が陽性となる、いわゆる「ブレイクスルー感染」も多く見られ、決して安心できる状況ではありません。
◆基本的な感染対策が大切
このような中でも、やはり大切なのは「日常生活での感染対策」です。
これまで皆様にお願いしてきた「マスク着用(特に会話等の発声時)」や「手洗い」、「うがい」など感染拡大を防ぐための日々の行動をお願いします。
また、冬は空気が乾燥し、ウイルスが活性化しやすい環境です。寒い季節であることから窓を閉じたままであることが多く、換気が悪いとウイルスが空中に留まり感染リスクが高くなります。
十分にご注意いただいてお過ごしください。
◆堺市の今後の取組
10月27日に「堺市新型コロナウイルス対策本部会議」を開催し、11月1日以降の対応方針について決定しました。
また、過去最大の感染拡大となった第5波を検証し、第6波に備えた対策も確認しています。
堺市では市民の皆様の命と健康を守るためにこれからも全力を尽くします。
様々な日常生活の制限が次第に緩和される中でも、感染再拡大の到来をできるだけ遅くして、社会・経済活動への影響をできるだけ抑えるために、引き続き感染対策への強い意識と行動をお願いします。
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた対応(11月1日から11月30日)
令和3年10月29日
堺市長 永藤 英機
このページの作成担当
