市長からのメッセージ(令和3年9月10日)
更新日:2021年9月10日
◆市内の感染状況
堺市内の新型コロナウイルス感染症の状況は、8月下旬に日々の新規陽性者数が過去最多となるなど急激に増加していましたが、現在はやや減少傾向にあります。
感染拡大防止のために多大なご理解をいただいている市民の皆様、市内事業者の皆様のご協力のおかげです。本当にありがとうございます。
また、困難な状況の中でも、命を守るために最前線で奮闘されている医療関係者の皆様、エッセンシャルワーカーの皆様をはじめ、感染症対策に取り組んでいただいている全ての皆様に心から感謝を申し上げます。
◆ワクチン接種
堺市のワクチン接種の状況は、医療機関や医療従事者の皆様のご尽力により、9月10日朝の時点で接種対象となる12歳以上の方のうち64.4%が少なくとも1回目の接種を終え、52.5%の方が2回接種を完了しています。
現在は堺市内のお住いの近くの診療所など50か所以上の個別接種会場で予約・接種ができる状況です。本市では10月末までに希望する全ての市民の皆様に2回の接種を終えられるように計画を立てています。この機会にぜひお申し込みください。
◆緊急事態宣言
大阪府に出されていた「緊急事態宣言」は9月30日まで延長されることが決定しました。
現在はようやく新規陽性者の減少傾向が見られますが、第4波では入院される方や重症になられる方は新規陽性者数のピークから2週間~1か月ほど遅れて最多となりました。
ここで気を緩めて再び感染が拡大すると、医療機関のひっ迫がさらに進み、「救うことのできる命が救えない」という深刻な事態になってしまいます。
◆堺市は全力を尽くします
緊急事態宣言の期間が長期に及び、様々な面でご負担が生じているものと思います。
皆様のご協力のおかげで感染状況は減少傾向にありますが、依然として高い水準です。また、抗体カクテル療法といった効果が期待される治療も導入が進められている今、これからの20日間がコロナ禍を乗り越えられるかどうかの重要な局面と考えています。
堺市は市民の皆様を守り、お支えするために全力を尽くします。
感染が再び増加傾向に戻ることを防ぎ、安心して過ごすことのできる日常を取り戻すために、引き続き、「感染しない」「感染させない」ための強い意識と行動をお願いいたします。
緊急事態措置に伴う本市の対応(9月13日から9月30日)
令和3年9月10日
堺市長 永藤 英機
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