検査・医療体制
更新日:2020年12月10日
本市では、新型コロナウイルス感染症に対応する検査体制や医療体制の強化に取り組んでいます。
PCR等検査体制の充実
本市では、市内医療機関等との連携や衛生研究所の検査能力向上により、医師が必要と認めた方や陽性者の濃厚接触者全員を速やかに検査するための体制を整えています。今後も唾液による検査など新たな検査手法を活用するとともに、検査体制の更なる充実に取り組みます。
主体 | 取組内容 | 3月1日時点 |
4月1日時点 | 7月11日 |
10月21日 |
11月30日時点 |
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衛生研究所 | 最新試薬・機器導入※ | 20検体 | 40検体 | 60検体 | 60検体 | 80検体 |
医療機関・民間検査機関 |
機器購入 |
- | - | 140検体 | 290検体 | 920検体 |
合計 | 20検体 | 40検体 | 200検体 | 350検体 | 1,000検体 |
※衛生研究所では、最新試薬・機器導入に加え、新型コロナウイルス感染症の検査業務に従事できる人員を、4人(4月)から9人(8月)に増やしました。
保健所の体制強化
新型コロナウイルス感染症への対応を円滑に行うため、他部局の応援体制及び外部人材の活用等により保健所(感染症対策課)の人員体制を増強しています。
3月1日時点 | 7月31日時点 | 8月15日時点 |
12月1日以降 | |
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感染症対策課 | 23人 | 24人 | 36人 | 56人 |
他局等応援(OB保健師等含む) |
- | 39人 | 44人 | 22人 |
合計(人材派遣を除く) | 23人 | 63人 | 80人 | 78人(※117人) |
※人材派遣を含めると、最大117人体制です。
8月1日以降の具体的な取組
- 新型コロナウイルス対策に係る総合調整機能を強化するため、感染症対策課の企画推進担当を増強しました。(令和2年8月1日)
- 濃厚接触者への個別対応と集団感染(クラスター)対策を充実・強化するため、新たに濃厚接触者対応班および集団感染(クラスター)対策班を編成しました。(令和2年8月1日)
- 新型コロナウイルスワクチンの実用化を見据え、迅速かつ適切に接種を開始できるよう、感染症対策課内にワクチンに関する接種・調整チームを新設しました。(令和2年12月1日)
ワクチン接種の準備
迅速かつ適切にワクチンの接種を開始できるよう、令和2年12 月1日付で、担当チームを新設し、準備を進めています。
接種時期、接種方法など、詳細が決まり次第、広報さかいや市ホームページ、SNSなどでお知らせします。
医療用物資の確保・供給
市内医療機関における感染症対策を支援するため、必要な医療機関等へ医療用物資を供給支援するとともに、随時補正予算を計上し、医療用物資の計画的な購入を進めています。
今後の見込みとして、市内協力医療機関の2~3カ月分の使用量に相当する備蓄を行います。
市内医療機関等への供給実績(10月21日時点)
N95マスク | 防護服・ガウン | 医療用グローブ | フェイスシールド | 消毒液 |
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約4,700枚 | 約70,000着 | 約55,000双 | 約25,000個 | 約700リットル |
※上記堺市からの供給以外にも、国や大阪府から直接、市内協力医療機関に対して医療用物資の供給が行われています。
医療用物資の確保
N95マスク | 防護服・ガウン | 医療用グローブ |
フェイスシールド | 消毒液 | |
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5月補正予算 | 約8,500枚 | 約13,000着 | - | 約11,000個 | 約2,400リットル |
7月補正予算 | 約16,400枚 |
- |
約1,440,000双 |
約16,000個 |
約3,600リットル |
今後の備蓄見込量(市内協力医療機関の2~3カ月分使用量に相当)
N95マスク | 防護服・ガウン | 医療用グローブ | フェイスシールド | 消毒液 |
---|---|---|---|---|
約25,600枚 | 約76,000着 | 約1,443,000双 | 約33,000個 |
約4,800リットル |
※備蓄見込量については、市の購入予定分以外に国や企業、個人等からの寄付分も含みます。
医療機関・堺市医師会との連携
新型コロナウイルス感染症対策プロジェクト会議への参加(随時)
堺市医師会が主催する、『新型コロナウイルス感染症対策プロジェクト会議』へ参加し、随時情報共有や意見交換等を実施しています。この会議は、新型コロナウイルス感染症に関して、医療機関の役割分担や連携を明確にすることで、医療提供体制を確立し、堺市と堺市医師会が連携して市民の生命及び安心安全な生活を守ることを目的に実施されています。
新型コロナウイルス院内感染対策研修の実施
感染症指定医療機関である堺市立総合医療センターから講師を派遣いただき、市内の医療機関を対象に、『新型コロナウイルス感染症院内感染対策研修』を堺市医師会との共催で実施いたしました。
発熱外来の設置
新型コロナウイルス感染症の感染者増加や季節性インフルエンザ等の流行を見据え、かかりつけ医のいない発熱患者が円滑に医療機関を受診できる医療体制を確保するため、堺市医師会と連携し、発熱外来を立ち上げました。詳しくはこちら
発熱外来を担う医療機関には、一般患者と発熱患者の診療時間や空間を分ける等の院内感染防止対策の徹底をお願いしております。
このページの作成担当
健康福祉局 健康部 保健所 感染症対策課
電話:072-222-9933 ファックス:072-222-9876
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階
