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令和元年度第5回(令和2年1月20日開催)議事(2)

更新日:2020年3月30日

(2)地方独立行政法人堺市立病院機構の業務実績評価方法について

後藤委員長

 次に、業務実績評価方法について、でございます。まずは、事務局からご説明をお願いします。

事務局

  • 資料2-1、資料2-2、資料2-3、資料2-4により、業務実績評価方法(案)について説明。

後藤委員長

 ありがとうございました。事務局より、業務実績評価方法について、点数をつけるという新しい方法論を導入されたということと、もう1つは、重点ウエイト小項目として3つの項目を設定したということでございます。これらのことについて、ご意見・ご質問はございますか。
 私から質問ですが、小項目評価における目標指標の取り扱いの案を作られたというのは、過去の評価結果とこの方法での過去の実績の評価とを比較した時に、今までの評価が納得できるような結果になっているかという検証を過去のデータから行われたのですか。

事務局

 そちらにつきましては、今回は大まかな流れの方を提示させていただいております。ご意見いただきましたように、過去の実績や、評価の妥当性という点につきましては、今後、案の中にあります「100%」や「80%」、また、「4.3点」という数字の部分を調整していきたいと考えております。

後藤委員長

 ありがとうございます。その辺りのデータを次年度の会議時に紹介していただけるということになりますでしょうか。

事務局

 ご意見いただきましたように、準備させていただきたいと思います。

北村委員

 私も気になっていたのですが、指標評価の評価4が取れていかないといけないのかなと思った時に、平均点数が「3.5点以上4.3点未満」という設定が妥当な数値かどうかということが気がかりにはなりましたので、またその辺りが分かればと思います。

西川委員

 北村委員と一緒で、この数値設定で恣意的な結果にならないようにということはお願いしたいと思います。

事務局

 ご意見のように、数字だけで評価できないものは多分にあると考えておりますので、最終的な小項目評価には、そのようなものも評価として含めて考えていきたいと思っております。

後藤委員長

 ありがとうございます。新しい方法論が導入されておりますけれども、何かご意見・ご質問はございませんか。

西川委員

 新しい方法で評価をすると、少し評価3が多くなる気がするのですが、そうなると、先ほどの負担金の減額ということに繋がるのかなという一抹の不安がございますので、その辺のところだけは、先ほどから言っていますように、妥当な評価となるようによろしくお願いします。

篠藤委員

 新しい評価の仕組みについて、資料2-3の最初に「参考値として使用」と書いてあるのですが、これはあくまでも参考値として使うだけで、これにそれほど評価が引きずられることはないということでしょうか。

事務局

 今回提示させていただきました新しい評価方法の流れとしましては、最初に目標値でカテゴリー化し、そこからスタートしていくというイメージで考えております。参考値という意味合いでは、そこをベースに、例えば、実績の中で評価できることがあれば、カテゴリーとしては上のカテゴリーに上げ、また、何か努力すべきところがでてくるのであれば、カテゴリーとしては下げていくというような順序で評価していけたらと考えておりますので、あくまでも最終評価は全てを基に評価することになります。表現としては参考値と記載しておりますが、基本的には評価のスタート地点としての役割として考えております。

篠藤委員

 第4-1安定的な経営の維持の項目について、目標指標がたくさん掲げられておりますが、これが本当に経営の安定化につながる指標かどうか、例えば、経費削減についてはどの指標として表れているのか、患者数や手術件数という指標と経営の安定化ということが結び付くものか、ということを感じたのですが、いかがでしょうか。

事務局

 現在の案では、目標指標の得点を平均化するというかたちにさせていただいておりますが、ご意見いただきましたように、そのような中に含めるべきものと含めるべきでないものがあるというご意見だったかと考えておりますので、今後、評価するにあたりましては、今いただいたご意見も踏まえ、もう少し検討を進めていきたいと思います。

西川委員

 篠藤委員のご意見と同じことですが、これはあくまでも平均値であり、この平均値が本当に病院の努力の結果を反映しているのかどうかという問題がありますので、今、篠藤委員がおっしゃいましたように、やはり、全体の点数とその平均点を小項目毎にまとめていただければ判断がしやすいかと思うのですが、いかがでしょうか。

事務局

 今のご意見を踏まえまして、次回の会議では、いただいたご意見のところが見えるようなかたちで、修正案を提示させていただけたらと思います。

後藤委員長

 ありがとうございました。他にございませんか。

事務局

 事務局より、高橋委員からもご意見いただいておりますので、紹介させていただきたいと思います。
 目標に対する評価方法ということで、できるだけ定量的にすべきではないかという意見に対して検討を進めていただいているということで理解しております、ということで、ご意見いただいております。今もご議論ありましたが、小項目毎に指標の多少があるので、評価基準の数値については、今後、検討を深めていっていただきたい、というご意見をいただいております。

後藤委員長

 ありがとうございました。この業務実績評価方法について、いただいたご意見を上手くまとめていただき、引き続き、審議していただけたらと思います。よろしいでしょうか。
  (異議なし)
 ありがとうございます。では、そのようにお願いします。

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