このページの先頭です

本文ここから

平成25年度第3回(平成27年7月30日開催) 議事(その1)

更新日:2013年8月15日

(1)平成24年度 業務実績に係る評価結果報告書(案)について

杉本委員長

 前2回の会議で、小項目評価、大項目評価、それに全体評価について検討してまいりました。本日は、前回までに頂いた意見をもとにして作成された評価結果報告書及び財務諸表等の承認の際の意見書について確認を行っていきたいと思います。
 当初の審議スケジュールの予定では、今回が今年度、最終のご意見を頂く場と考えております。最終的に、評価結果報告書と財務諸表の承認の際の意見書のご承認を頂くことができればと考えていますので、よろしくお願いいたします。

事務局説明

  • 資料1により前回の意見要旨を説明。
  • 評価結果報告書(案)は資料2のとおりと説明。
  • 特に全体評価については読上げて説明。

杉本委員長

 事務局から、業務実績に係る評価結果報告書(案)についての説明がありました。
 小項目や大項目、全体に係る評価そのものは前回までに議論し決定させていただきましたので、今回は、その記述内容について確認をお願いしたいと思います。
 この部分はこんな表現の方がよいのではないか。また、ここの記述は分かりにくい。こんな意見を追加してほしい。など、何かご意見、ご質問はありますでしょうか。

篠藤委員

 特に意見はありません。

高見沢委員

 医療スタッフも事務職員も一丸となって中期計画、年度計画の達成に向け頑張られたことが良く分かりました。評価5ではなく敢えて評価4とし、来年度に期待させて頂いた項目もありますので、よろしくお願いいたします。評価結果報告書の内容については、これで結構かと思います。

隈元委員

 私もこの内容でよいと思います。

岡原委員

 概ね結構かと思うのですが、「新病院では急病診療センターが併設され」とありますが、正確な表現ではないと思うのですが、局長、如何でしょうか。

事務局 早川健康福祉局長

 新たな急病診療センターは、後送病院の確保のことを考えれば新病院と同じ場所にある方が良いということを、堺市医師会とも協議させて頂き決めました。新病院と急病診療センタ―とがうまく連携するようにというご意見も頂きましたので、そのように取り組んでいきたいと考えております。

岡原委員

 正確に言えば、同一敷地内に整備するという表現になるのかと思います。今後、初診料の問題など同一敷地内であるがために発生することが予想される様々な課題を考えれば、ここで併設という言葉を使わない方が良いように思っています。
 ここは、正確な記述がよいと考えています。

杉本委員長

 先々のことを考えれば、急病診療センターは新病院の一部ではないということが明確に分かる表現がよいと私もそう思います。少し長い文書になっても同一敷地内に整備するといった表現に修正をお願いいたします。

岡原委員

 もう1点ありまして、堺病院は感染症病棟を有しています。災害時医療についての記述はあるのですが、感染症医療についても少し触れておいた方がよいと思うのです。

杉本委員長

 感染症医療については、あまり深い議論をしておりませんでしたが、感染症病床を持って、感染症医療にあたるということは地方独立行政法人の公的病院として非常に重要な役割を果たしていると言えます。岡原委員が仰るとおり、感染症について記載することはもっともなことだと思います。

地方独立行政法人堺市立病院機構 出耒法人本部長

 新型インフルエンザへの対応について、以前の指揮命令系統は、国、都道府県、政令指定都市の保健所という非常に複雑な系統であったため十分に対応できなかったところもありましたが、法の改正があり、国、府、法人という指揮系統に変わりました。現在、当院は新型インフルエンザに対応する指定医療機関として府から指定も受けており、それぞれが進めていける状況であります。

杉本委員長

 市立堺病院は、感染症病床を持っている公的な病院として、感染症医療においても大変重要な役割を果たしていかなければならないと思っております。実際、新型インフルエンザなどに対してもいろいろと備えをし、取り組んでいることから、役割を果たしていると思っております。このあたりを評価にあたっての意見に記載していきたいと考えていますが、それでよいでしょうか。文言については、私、委員長に一任して頂くということでよろしいでしょうか。
  (異議なし)

 評価結果報告書を決定するに際しては、業務実績評価の基本方針で「評価委員会は、評価結果の決定に当たり、法人に対し評価結果(案)に対する意見申立ての機会を付与する」ことになっております。
 法人は、意見がありますでしょうか。どうぞ、お願いします。

地方独立行政法人堺市立病院機構 北村理事長

 評価委員の皆様には、タイトなスケジュールのなか、3回にわたり審議をいただき、法人を代表して御礼申し上げます。堺市立病院機構の初年度の業務実績に対し、「中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している」との高い全体評価を頂き、大変嬉しく思っています。
 3か年の中期計画期間で目標が達成できるよう、あと2年残っており、これからが正念場と自覚し、今後とも改革に努めてまいります。
 初年度の平成24年度の改革につきましては、救命救急センター整備の第一歩として、救急の受入れ体制を整備し、外科系を含む受入れ患者数を大幅に増やし、以前に増して救急医療・小児救急医療への当院の貢献を高めることができたと感じております。
 また、財務面でも、当院は長年、赤字経営に終始していましたが、これを初めて経常損益においても黒字化することができ、これは我々にとっても画期的なことと捉えております。
 我々の設定した平成24年度目標を上回る成果を出せたことから、救急医療・財務改善については僭越ながら高い自己評価をつけさせていただいたところです。
評価結果や頂いたご意見は、私たちへの応援の言葉と受け止め、全職員に共有させていただき、更なる改革に邁進してまいりたいと思います。
 今後、中期計画期間の平成26年度末までにしっかり経年的に計画を達成し、平成27年に開院する新病院が市民から信頼され、役割を担えるよう、職員一丸となって取り組んでまいります。
 来年度も評価をいただきますが、今年度以上の評価がいただけるよう、職員一同、努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 特に意見を申し立てるものではございません。
 ありがとうございました。

杉本委員長

 北村理事長、ありがとうございました。
 評価に対しては、特に申し立てる意見はないとのことでした。また、来年度以降に向けたご決意についてもお伺いすることができました。
 岡原委員からご指摘がありました感染症医療の記載等については、一部修正を行うものとして、評価結果報告書(案)をご承認頂けるでしょうか。また、修正の文言については、委員長一任ということでよろしいでしょうか。
  (異議なし)

 ありがとうございました。

このページの作成担当

健康福祉局 健康部 健康医療政策課

電話番号:072-248-6004

ファクス:072-228-7943

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで