平成26年度第3回(平成26年8月5日開催) 議事(3)
更新日:2014年9月16日
(3) 中期目標期間終了時の業務継続等の検討に係る意見について
事務局説明
- 資料3により、地方独立行政法人法第31条の規定で、地方独立行政法人の中期目標の期間の終了時に、市長は当該法人の業務を継続させる必要性や業務全般にわたり検討を行うことになっており、その検討をする際には、評価委員会の意見を聴くことになっていることを説明。
- 次期中期目標、中期計画について議論することは、法人の継続が前提となるため、中期目標の審議をしていただく前に、これまでの法人に対する意見や法人実績を踏まえご意見をいただく方が実務的であることを説明。
- 資料4により、これまでの評価委員会でいただいた主な意見と地方独立行政法人に移行後の主な取り組み、決算の概要について説明。
杉本委員長
中期目標期間が終了した際に、評価委員会として、市長に対して堺市立病院機構が業務を継続する必要性や業務全般にわたっての意見をする必要があるとのことでした。また、その意見をまとめるタイミングとしては、次期中期目標を審議する前がよいとのことでした。では、業務継続の必要性や今後の業務運営、体制などについて、何かご意見やご疑問はありますか。
岡原委員
全体的に、地方独立行政法人にスムーズな移行ができており、問題はないと思います。病床機能の再編もあり、他の病院との連携が重要になってくると思っています。
今後も、市立病院としての伝統を守り、頑張ってもらいたいです。
隈元委員
具体的に、どのようにして収益を上げていくのか、またどのような費用を削減していくのか明確にしていってもらいたいです。また、コンプライアンスについても引き続き、積極的に取り組んでいってもらいたいです。
安全・安心な医療提供はもちろんですが、市民に対するサービスの向上のための取り組みも重要であると考えています。
田中委員
地域の中核病院として真摯にがんばっていることに感銘しております。
理事長が仰っておられたように、今後も人材育成に力を入れていくということでした。看護師の立場からですが、専門性の高いスタッフをより確保し、患者ケアに活かすことで、ますます発展していくものと考えております。例えば、地域がん診療連携拠点病院の指定は大変すばらしいことですので、がん看護専門看護師の育成や確保に努めることが大切だと思っています。
専門性の高いスタッフがインセンティブを感じるような働きやすい環境を整備し、人材育成にも力を入れていってもらいたいと思っています。
篠藤委員
収益を確保するため、大変、努力をしていると感じています。一般企業でもそうですが、費用削減のみでは発展性が阻害されます。そういう意味でも、収入を上げることの取り組みが実を結んでいると思います。
いろいろな努力を行い、収入の確保と費用の削減をバランスよくやられており、それが顕著に数字として表れていると感じています。
杉本委員長
現状の医療環境は大変、厳しいと感じています。特に堺市医療圏は、特徴のある大きな病院が多数あり、より一層厳しい中、よくがんばっていると感じています。医師をはじめ、看護師や他の医療スタッフなど全ての職員が、同じ方向を向いて進んでいると思っています。
新病院の開院もあります。ぜひ、次のステップに向かって発展を続けていってもらいたいです。
委員のみなさまにご意見をお聞きしましたが、特段、継続に反対するという意見はなかったように思います。むしろ、新病院移転後も頑張って市域の中核病院としてその役割を果たしていってほしいという期待が多かったと思います。
最終的に提出する意見書は、本日の議論の内容や頂いたご意見を事務局でまとめたものを意見書とするのがよいのではと考えております。事務局で継続と言う形で意見書にまとめ、委員の皆様にご確認していだき、最終的には私に一任ということで、決定したいと思いますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
ありがとうございました。
中期目標期間が終了した際の評価委員会としての意見書は、そのようにさせていただきます。
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