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福井家住宅主屋

更新日:2026年7月17日

登録区分

 登録有形文化財

説明

 南海本線浜寺公園駅東側一帯は、大正7 年(1918)から、地元地主を中心とした浜寺土地株式会社により宅地開発され、周辺にも拡大した地域です。福井家住宅は、その拡大したエリアの一画、浜寺公園と大鳥大社をつなぐ府道に面して立地しています。

 福井家住宅主屋は、昭和17 年に大阪市内で鋳物問屋を営む福井清次郎氏が隠居所として建築しました。令和2 年に改修工事が行われ、現在は一棟貸しの宿泊施設として活用されています。建物の特徴は、座敷では「源氏香図(げんじこうず)」をあしらった欄間がしつらえられ、凝った意匠が見られます。また洋室は、寄木張(よせぎば)りの床、色漆喰の壁面や、暖炉型の飾り棚といった洋風の意匠の一方で、和風の雰囲気を持つ床の間風の棚が設けられる等、和洋の要素を巧みに融合した意匠が施されています。建築に当たっては、施主と大工棟梁が共に全国各地の寺院建築の視察や資材選定を行っていたと伝わり、主屋にはそれらの知見を活かした趣味性に富む意匠が随所に見られます。

 以上の特徴から、登録有形文化財登録基準(2)の「造形の規範となっているもの」に該当し、大変貴重な歴史的建造物です。

所在地

堺市西区浜寺元町6丁874番地

登録年月日

令和8年7月9日

構造および大きさ、建築年代

主屋:木造平屋建、瓦葺、建築面積108平方メートル、昭和17年(1942)建築/令和2 年(2020)改修

このページの作成担当

文化観光局 歴史遺産活用部 文化財課

電話番号:072-228-7198

ファクス:072-228-7228

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階
(文化財課分室)〒590-0156 堺市南区稲葉1丁3142

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