ニサンザイ古墳内濠
更新日:2019年11月18日
世界遺産構成資産
指定区分
国指定史跡
指定名称
百舌鳥古墳群 いたすけ古墳・長塚古墳・収塚古墳・塚廻古墳・文珠塚古墳・丸保山古墳・乳岡古墳・御廟表塚古墳・ドンチャ山古墳・正楽寺山古墳・鏡塚古墳・善右ヱ門山古墳・銭塚古墳・グワショウ坊古墳・旗塚古墳・寺山南山古墳・七観音古墳・御廟山古墳内濠・ニサンザイ古墳内濠
説明
ニサンザイ古墳は百舌鳥古墳群の南東端に位置する、前方部を西に向けた墳丘長約300メートルの大型前方後円墳です。墳丘の周囲には二重の周濠(しゅうごう)が巡り、このうち内濠(ないごう)は現在も池として残されています。
平成24~27年(2012~2015年)に墳丘規模や形状を確認するため周濠を発掘調査した結果、墳端が良好な状態で残されていました。濠からは笠形木製品など多様な木製品が出土し、古墳における祭祀の一端を示しています。さらに、後円部斜面から周濠にかけて、主軸線上に幅約12メートル、長さ45メートル以上にわたる、古墳時代では国内最大の木橋が架橋されたと考えられています。
当該地には、5世紀後半の大型前方後円墳の墳端および周濠が良好に残されています。
ニサンザイ古墳内濠(南西から)
所在地
堺市北区百舌鳥西之町3丁
面積
61,349.29平方メートル
大きさ
墳丘長300.3メートル、後円部径168.6メートル、同高24.6メートル、前方部幅246.4メートル、同高25.9メートル
時代
古墳時代(5世紀後半)
指定年月日
平成28年(2016年)4月11日 堺市指定史跡に指定
平成31年(2019年)2月26日 国指定史跡に追加指定 (同時に堺市指定を解除)
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