企画展 みはらの古代集落探索
〔説明〕
これは、A4縦 両面カラーのチラシです。
〔説明終わり〕
製作・発行 堺市博物館 2023年
テキスト化凡例
1 オモテ面とウラ面があります。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。
4 写真は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
テキスト化凡例終わり
〔オモテ面〕
企画展 みはらの古代集落探索《しゅうらくたんさく》 2023.4.18(火)〜6.18(日)
〔タイトルの周りに、土器や建物、双眼鏡のイラストがあります。〕
開館時間:午前9時30分〜午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし、5月1日は開館)
観覧料:一般200円(160円)/高校・大学生100円(70円)/小・中学生50円(30円)
※ ( )内は20名以上の団体料金(要事前予約)
※ 堺市在住·在学の小·中学生は無料
※ 堺市在住の65才以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
※ 新型コロナウイルス感染症対応のため、予告なく会期や、関連事業などを変更することがあります。詳しくは当館ホームページにてご確認ください。
堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM
【写真3枚】
〔説明〕
1 黒山遺跡《くろやまいせき》 掘立柱建物跡《ほったてばしらたてものあと》 堺市文化財課提供
〔細い溝に囲まれた平らな地面に、四角や丸い柱の跡がいくつも並んでいます。〕
2 太井遺跡《たいいせき》 統一新羅印花文土器《とういつしらぎいんかもんどき》 (公財)大阪府文化財センター蔵
〔椀型で、高台のある灰色の器です。外側には、ふちに沿って2本の線が彫られ下に向かって鱗のような模様が全面に並びます。〕
3 真福寺遺跡《しんぷくじいせき》 重弁蓮華文軒丸瓦《じゅうべんれんげもんのきまるがわら》
(公財)大阪府文化財センター蔵
〔赤みを帯びた濃い灰色の丸瓦です。ひと回り小さい円のなかに、中央の花芯から8枚の花弁が広がる模様が彫られています。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
【図】
〔説明〕
美原区の形を表す図です。遺跡跡地6か所に印があり、次のように英字で名前があります。
1 TANJO《たんじょう》
2 SHINPUKUJI《しんぷくじ》
3 KAWARAJO《かわらじょう》
4 TAI《たい》
5 KUROYAMA《くろやま》
6 HIRAO《ひらお》
〔説明終わり〕
【図終わり】
〔ウラ面〕
企画展 みはらの古代集落探索!
〔タイトルのまわりに、重弁蓮華文軒丸瓦《じゅうべんれんげもんのきまるがわら》や双眼鏡、靴跡のイラストがあります。〕
堺市美原区は、市内でも飛鳥・奈良・平安時代(7〜12世紀)の遺跡が集中して見つかる地域です。当時は河内国丹比郡《かわちのくにたじひぐん》に属し、難波《なにわ》と大和《やまと》をつなぐ道に接しており、氏族との関わりで寺院も建てられたようです。
昨年オープンした「ららぽーと堺」の建設前の調査では、8世紀前半より営まれ始め、12世紀まで続いた大きな集落が発見されました。本展では、この新たな調査成果や、周辺遺跡の出土品から、古代の美原地域の姿をたどります。
【写真4枚】
〔説明〕
1 帯のかざり(平尾《ひらお》遺跡)大阪府教育委員会蔵
役人が身に着けたベルトのかざりです。
〔円形の、下五分の一を切り取った形で、中央から上、右下左下へ2個ずつ穴が並んでいます。〕
2 墨書《ぼくしょ》土器(黒山《くろやま》遺跡)堺市文化財課蔵
右の土器には「中」の字。左の土器に書かれているのは、呪文らしき文字(?)とみられます。
〔二つとも、土器を伏せて底を見せています。〕
3 蹄脚円面硯《ていきゃくえんめんけん》(河原城《かわらじょう》遺跡)(公財)大阪府文化財センター蔵
特殊な形の焼きもののすずり。破片から直径約30cmに復元されています。
〔写真の横に、筆のイラストがあります。〕
4 古墳時代の埴輪を使った飛鳥時代の井戸(太井《たい》遺跡)(公財)大阪府文化財センター蔵
「大きさが井戸にちょうどよかったのでしょうか…。」(出土品を一部展示)
〔長い筒状の明るい茶色の埴輪です。上端は少し破損しています。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
●関連イベント
〔4つの催しがあります。催しタイトルに番号をつけています。〕
1 講演会「黒山遺跡と古代の美原」
講師:永野仁《ながのひとし》氏(公益財団法人大阪府文化財センター)
日時:5月13日(土)午後2時〜3時30分
会場:堺市博物館ホール
定員:60名(当日先着順・申込不要)
参加費:無料
2 学芸講座 「瓦からみた丹比郡《たじひぐん》の古代寺院」
講師:冨島健司《とみしまけんじ》(堺市文化財課)
日時:6月3日(土)午後2時〜3時30分
会場:堺市博物館ホール
定員:60名(当日先着順・申込不要)
参加費:無料
【写真】
〔説明〕
〔二つあります。〕
左:複弁蓮華文軒丸瓦《ふくべんれんげもんのきまるかわら》
〔薄い灰色の丸瓦です。ひと回り小さい円の中に、中央の大きめの花芯から16枚の花弁が広がる模様が彫られています。
右:重弁蓮華文軒丸瓦《じゅうべんれんげもんのきまるがわら》
〔赤みを帯びた薄い黄色の丸瓦です。ひと回り小さい円のなかに、中央の花芯から8枚の花弁が広がる模様が彫られています。〕
〔いずれも、〕(黒山廃寺)堺市文化財課蔵
〔説明終わり〕
【写真終わり】
3 ワークショップ 「奈良時代のお金を作ってみよう!〜和同開珎鋳造《わどうかいちんちゅうぞう》体験〜」
日時:5月6日(土)@午前10時 A午前11時30分 B午後2時(各回1時間程度)
会場:堺市博物館ホール
定員:各回4組(1組2〜6名でご参加ください。)
対象年齢:小学生以上 ※小学生が参加する場合、必ず1名以上保護者が付添ってください。
材料費:1600円(1組につき)
申込方法:4月18日(火)午前10時から電話受付。先着順。TEL:072-245-6201
協力:堺市立みはら歴史博物館
【写真】
〔説明〕
「溶かした金属をこんな形に固めて、和同開珎を6枚作るよ」
〔縦長の軸をはさんで左右に葉っぱが付くように、3枚ずつ段違いに和同開珎が付いています。一番右上の1枚が切り離されています。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
4 展示解説
日時:5月21日(日)午後2時から(45分程度)
会場:企画展示会場
定員:20名(申込不要・直接会場へ)※要観覧料
●同時開催/生誕10周年記念 サカイタケルくんの古墳時代ファッション解説!
この5月でサカイタケルくんが当館公式キャラクターとなって10年をむかえます。タケルくんのことをもっとよく知ってもらうため、身に着けている古墳時代アイテムをパネルで紹介します。
〔サカイタケルくんの立ち姿のイラストがあります。右手でこぶしをつくり、左手は腰の剣に添えています。〕
【地図】
〔説明〕
大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。
JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。
百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。
仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場とビジターセンターが並んでいます。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。
御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。
〔説明終わり〕
【地図終わり】
[交通案内]
電車:JR阪和線「百舌鳥」駅下車約500m
バス:南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10分)バス停「堺市博物館前」下車約280m
駐車場:大仙公園第3駐車場(仁コ天皇陵古墳東南·有料)
堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁大仙公園内
TEL:072-245-6201 FAX:072-245-6263
[HP]https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット シティ シーアイティワイ ドット サカイ エスエイケイエイアイ ドット エルジー ドット ジェイピー スラッシュ カンコー ケイエーエヌケイオー スラッシュ ハクブツカン エイチエーケーユービーユーティーエスユーケーエーエヌ スラッシュ》
[Facebook]https://www.facebook.com/sakaishihaku/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット フェイスブック エフエーシーイービーオーオーケー ドット コム シーオーエム スラッシュ サカイシハク エスエーケーエーアイ エスエイチアイエイチエーケーユー スラッシュ》
以上で、「企画展 みはらの古代集落探索」のテキスト化を終わります。
製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
製作完了 2023年4月