「企画展 河口慧海《かわぐち えかい》 仏教探究の旅」

 

〔説明〕

これは A4縦 カラー 両面のチラシです 

〔説明終わり〕

 

発行 堺市博物館 

 

テキスト化凡例

1 オモテ面とウラ面があります。

2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。

3 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。

4 写真等は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。

テキスト化凡例終わり

 

〔オモテ面〕

 

企画展 河口慧海《かわぐち えかい》 仏教探究の旅 ―チベットで求めたもの―

KAWAGUCHI EKAI's Journey of Buddhist Exploration

What He Sought in Tibet

 

2023.9.2(土)〜10.15(日)

開館時間:930分〜1715分(入館は1630分まで)

休館日:月曜日(ただし918日、109日は開館)

観覧料:一般200円(160円)/高校・大学生100円(70円)/小・中学生50円(30円)

※ ( )内は20名以上の団体料金

※ 堺市在住の65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)

※ 堺市在住・在学の小・中学生は無料

 

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM

 

【河口慧海《かわぐち えかい》の写真2枚】

〔説明〕

1 「西蔵《チベット》旅行記」より転載・明治35年(1902)チベット脱出後インドにて撮影。

〔左手に数珠を持ち、チベットの民族衣装を着た立ち姿です。山羊髭を蓄え、正面を見据えています。写真左に重ねて、赤字のチベット文字で「かわぐち えかい」と書かれています。〕

2 大正時代頃・坐禅修行中の姿。

〔髪を剃り、長く伸びた白い山羊髭を蓄え、法衣を着て坐禅をしています。〕

 

【資料写真10枚】

〔説明〕

1 絵葉書「給孤独苑祇苑精舎《ぎっこどくおんぎおんしょうじゃ》」

〔白黒です。荒れ地の向こうに二人の人が立つ姿があります。〕

2 「ネパールの母子」

〔白黒です。右手で幼児の手を握り、背中に赤子の入ったかごを背負った女性が立っています。〕

3 サムイェー寺の護符《ごふ》

〔黄色の紙に、細い黒線で細かく装飾を描いた蓮台を中央に、雲や剣、花が描かれています。〕

4 仏教日課(部分)

〔慧海《えかい》による筆文字で、心得が書かれています。〕

5 絵葉書「インド・ダージリンから見たエベレスト」

〔白黒です。木々や川を隔てた向こうに白い雪山が連なっています。〕

6 絵葉書「ダージリン・ヒマラヤン鉄道」

〔白黒です。山の上を貨車を引いた鉄道が下りてきています。〕

7 「西蔵《チベット》旅行絵巻」第3巻(部分)

〔カラーです。慧海《えかい》の立ち姿写真が前にあるため全景は見えません。〕

8 絵葉書「ケンチン・ゼンガ雪峯《せっぽう》の夕景」

〔白黒です。雪山が遠くに見えます。慧海《えかい》の立ち姿写真が前にあるため全景は見えません。〕

9 「西蔵《チベット》旅行絵巻」第2巻(部分)

〔カラーです。中央で慧海《えかい》が器を手にしゃがみ、赤く濁った水を汲もうとしています。その後ろには慧海《えかい》の荷物が置かれています。荷物を載せた羊が二頭、頭を下げて水を飲んでいます。〕

10 河口慧海《かわぐち えかい》所用の蔵英辞典

〔分厚い辞典が開かれています。細かい文字でびっしりと書き込まれています。〕

 

〔資料写真のうち、3「サムイェー寺の護符」と4「仏教日課」は当館蔵、ほかは個人蔵です。〕

〔説明終わり〕

【写真終わり】

 

〔ウラ面〕

 

企画展 河口慧海《かわぐち えかい》 仏教探究の旅 ーチベットで求めたものー

KAWAGUCHI EKAI's Journey of Buddhist Exploration

What He Sought in Tibet

 

河口慧海《かわぐち えかい》(18661945、現在の堺市堺区出身)は仏教の原典を求めて日本人で初めてネパールからヒマラヤ山脈を越え、当時厳重な鎖国下にあったチベットヘ入りました。帰国後に出版された「西蔵《チベット》旅行記」は、仏教を究めるためという一途な目標のもと、策を巡らせ数々の困難を突破していく様が活き活きと描写され、痛快な冒険譚として人びとを魅了しつづけています。 

今年は明治36年(1903)に慧海《えかい》が第一回チベット旅行から日本に帰国して120年にあたります。本展では関係者の子孫のもとに遺された資料を中心に、仏教探究に生涯をささげた河口慧海《かわぐち えかい》とその活動についてご紹介します。

 

[関連イベント]

4つの催しがあります。催しタイトルに番号をつけています。〕

 

1 講演会:「河口慧海《かわぐち えかい》 仏教探究の旅」

講師:奥山直司《おくやま なおじ》氏(高野山大学名誉教授・本展学術協力者)

日時:917日(日)14時〜1530

参加:無料

定員:70名(当日先着順)当日12時より博物館ホール前にて整理券を配布します

会場:博物館ホール

 

2 学芸講座

講師:当館学芸員

日時:107日(土)14時〜1530

参加:無料(要観覧料)

定員:70名(当日先着順)

会場:博物館ホールおよび展示場・企画展コーナー

 

3 展示解説

日時:910日(日)、916日(土)各日14時〜(約45分)

参加:無料(要観覧料)

定員:20名(当日先着順)

会場:展示場・企画展コーナー

 

4 学術シンポジウム「河口慧海《かわぐち えかい》関係資料のデジタル化と公開に向けて」

日時:924日(日)1330分〜16時 詳細は当館ホームページをご覧ください。

主催:科学研究費助成事業「基盤研究(C)河口慧海《かわぐち えかい》関係資料の総合的研究」研究グル一プ

(研究代表者:奥山直司《おくやま なおじ》氏く高野山大学名誉教授・本展学術協力者〉)

 

【写真7枚】

〔説明〕

1 河口慧海《かわぐち えかい》の明治35年(1902)の日記 個人蔵

〔横書きで細かく綴られた紙が9枚、扇状に重ねられています。〕

2 中村不折《なかむら ふせつ》筆「雪山《せっせん》」扁額 個人蔵

〔山なりの形の板に、白い字で「雪山《せっせん》」「不折《ふせつ》」と書かれています。〕

3 鉱物標本 個人蔵

3×5の升目に区切られた木箱に鉱物標本が収められています。〕

4 「西蔵《チベット》旅行絵巻」第2巻(部分) 個人蔵

〔カラーです。岩山の洞で、座卓を挟んで向き合い話す僧侶二人です。奥に座る、長い白髭を蓄え頭巾をかぶる僧の後ろには掛け軸がかかっており、手前に黒い山羊髭の僧侶が座っています。〕

5 明治35年(1902)、インド・カルカッタにて撮影。右から河口慧海《かわぐち えかい》、井上円了《いのうえ えんりょう》、大宮孝潤《おおみや こうにん》 個人蔵

〔慧海《えかい》はチベットの民族衣装を着て椅子に座り、中央に立つ円了《えんりょう》は三つ揃いのスーツ、左端の孝潤《こうにん》は詰襟を着てテーブルに腰かけています。〕

6 河口慧海《かわぐち えかい》所用のトランク 個人蔵

〔木製の直方体です。縁や面は鉄で補強されており、側面に留め具が二か所あり、横長に上へ開くことができます。〕

7 サムイェー寺の護符《ごふ》 当館蔵

〔オモテ面の写真と同じものですが、全体図です。オモテ面では見えなかった上端と下には、それぞれ文字が記されています。〕

〔説明終わり〕

【写真終わり】

 

[次回予告]

特別展「都市の祈り ―住吉祭と堺―」

会期:2023113日(金・祝)〜1217日(日)

 

[交通案内]

電車:JR阪和線「百舌鳥」駅下車 約500

バス:南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10) バス停「堺市博物館前」下車 約280

駐車場:大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)

駐輪場:堺市博物館出口側にあり(利用無料)

 

【地図】

〔説明〕

大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。

JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。

百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。

仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場とビジターセンターが並んでいます。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園の入口です。

御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。

〔説明終わり〕

【地図終わり】

 

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM

590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内

TEL 072-245-6201 FAX 072-245-6263

HP] https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット シティ シーアイティワイ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ドット エルジー ドット ジェイピー スラッシュ カンコー ケーエーエヌケーオー スラッシュ ハクブツカン エイチエーケーユービーユーティーエスユーケーエーエヌ スラッシュ》

Facebook] https://www.facebook.com/sakaishihaku/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット フェイスブック エフエーシーイービーオーオーケー ドット コム シーオーエム スラッシュ サカイシハク エスエーケーエーアイ エスエイチアイエイチエーケーユー スラッシュ》

 

堺市博物館 公式キャラクター サカイタケルくん〔のイラストがあります〕(CYABUUCHI Satoshi

 

以上で「企画展 河口慧海《かわぐち えかい》 仏教探究の旅」を終わります。

製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター

製作協力 テキスト化堺

製作完了20239